宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 6月29日アップ
全体傾向 ◆ 直截な言い方をすれば、対立のなかで偽りの協調や調整が図られる今週また昨今です。
また航空機をはじめ、ケアレスミスや勘違いによる事故や事件などの出来事に注意が必要な今週です。
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星の動き ◆ 今週は、27日に水星が獅子宮に入宮します。
7月2日に火星も獅子宮に入宮です。
4日には金星が蟹宮に入宮します。
水星と火星は合(コンジャンクション=0度)で、牡牛宮の天王星と矩(スクエア=90度)をとる一方、射手宮のケレスと三分(トライン=120度)です。
蟹宮の太陽&ドラゴン・ヘッドの合(0度)は、山羊宮の土星&ドラゴン・テール&冥王星の三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)と衝(オポジション=180度)です。
これに魚宮の海王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
海王星と射手宮の木星は矩(90度)です。
月は今週、双子宮10度〜射手宮25度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、ハイパワーとローパワーが混在する今週また昨今なので、ご自分の出し方や言動に、工夫されるとよいでしょう。
牡羊宮の初盤に象意を持つ人の場合、たとえば“やる気”と“気力喪失”とが併存するようなときなので、ムリに行動されると、状況によってはケアレス・ミスや事故を誘発するようなことがありえます。
牡羊宮の最初のほうに象意を持つ人を除いて全体的には、ご活躍期にあるのですが、その一方でモチベーションがダウン気味な昨今なので、“観念的”に行動されると、良し悪しはともかく“顰蹙”をかうことにもなりかねません。
One-Point ◆ 現在の人生期は、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という格言を実践すべきで、謙虚さが必要な人生期にありますので、傲慢やワンマンにならないようにご注意されておきましょう。
牡牛宮の前半に象意を持つ人は、生活をされていかれる中で、または、あれこれ動かれる前に、“自分とは何か”や“自分らしさとは何だろう”といった内面性をみつめていかれるとよい今週になっています。
宝瓶宮時代らしいオリジナリティーを発揮されることが必要なので、何か人と違ったことをすればよいというのではなく、ご自身が心の底からやりたいことは何なのか、あくまでもご自分をベースにされるのがよいということです。
牡牛宮の中盤に象意を持つ人をはじめ全体的には、誤魔化すことなく現実を受け入れておられるときなので、ご自身を見失うことは少ないでしょう。
One-Point ◆ 牡牛宮の中盤や終盤に象意を持つ人は、強い自己欲求や情動をともなう人生期なので、勘違いされないように気をつけて今後、社会的な責任や使命をとらえるとよいでしょう。
双子宮に象意を持つ人は、アイデアやヒラメキをえやすい今週また昨今です。
ただし、その実現には、画期的なアイデアが必要で、安易な思いつきで行動されると、想定外のトラブルやキケンを伴いかねない今週です。
もともと昨今は、社会的に実現困難をともなう夢や構想を不可能ではないといえども抱きがちな人生期にあって、ハイレベルなパートナーや人間関係にも恵まれやすいときにあります。
それらをもって周囲のトラブルや問題解決に乗り出すのはよいのですが、念のために交渉相手の“面従腹背”やご自身の“空回り”にご注意しておきましょう。
One-Point ◆ 総合的にみていくと、単視眼的にならないことが重要で、自分とは異なった価値観や立場を視野にいれながら、二重三重に客観的で複眼的なとらえ方や思考をされるとよいときです。
蟹宮に象意を持つ人は、無意識のうちにご自身の魅力が高まりやすい今週なので、容姿やファッションといった外見のみならず、精神面など心の持ち方をふくめたご自身の魅力を考察されるとよいときです。
蟹宮の中盤や終盤に象意を持つ人をメインとして、社会的な責任や使命を意識されていく「人生の転換期」にある方がいらっしゃいますので、良し悪しはともかく“理想”や“ビジョン”を描くためにも内面性は重要です。
そういった精神面を、観念的またイージーになりすきないようにご注意されて、周囲の現実に適応されていかれるとよいときです。
One-Point ◆ 逆に申し上げますと、ご自身の魅力と、周囲や社会の現実とをマッチさせた“夢”や“ビジョン”にしていくには、意識転換と同時に実現可能で勘違いしない精神意識が必要です。
獅子宮に象意を持つ人は、理想を描いたり夢みることになりやすい今週で、不思議系やスピリチュアルな分野にもご関心を向けやすいでしょう。
ご自身の将来や社会に“理想”を見出したり、“理想の自己像”を描かれるには、ご自身のスキルを画期的にアップさせ、習得していくことが必要なのでおすすめいたしますが、安易になり過ぎないことが重要な昨今です。
画期的な卓越したスキルによって、実際に理想を実現していくためには重要という意味で、逆に虚業や芸術的でクリエイティブな仕事の分野では、現実にとらわれない奇想天外なアイデアは面白いでしょう。
One-Point ◆ いずれにしても、獅子宮の初盤に象意を持つ人をはじめとして、やる気やヒラメキなどのアイデアがわきやすく、やる気や気力が充実していく今週また昨今となっていきそうです。
乙女宮に象意を持つ人は、将来への夢や希望を持つと同時に、一抹の不安などがわきかねないときで、良し悪しはともかく想定外なことが起こりやすい今週になっているといえます。
ただ、たとえ“想定外の出来事”が起ころうとも、それはみせかけだったり、いわゆる“お笑い”的な実体のない要素を含むものだったりする可能性が高いときなので、重要なのは案外と心の余裕だったり、受け流せる器の大きさだったりします。
実際的にも昨今は、一見、自分が“犠牲”のように思えたとしも、偽りや裏切るパートナーや相手を許せたり、人として許容できる精神性の体得が、隠れテーマとなっている昨今です。
One-Point ◆ そういった意味でご自身の考えや想い、また価値観や意識と異なった出来事が起こりやすい昨今また今週なので、そのご対応が、いわば“リトマス試験紙”の役割になるときです。
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