宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 6月15日アップ
全体傾向 ◆ なかなかに複雑な星まわりの今週また昨今です。
そのぶん、混迷や勘違い、またケアレスミスや思い込みによる事件や事故に拍車がかかることがありますので、意識をしっかりと保っておきましょう。
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星の動き ◆ 今週は、22日の午前1時頃に太陽が蟹宮に入宮します。
27日に水星が獅子宮に入宮です。
水星と蟹宮の火星は合(コンジャンクション=0度)で、水星は今週前半、山羊宮の冥王星と衝(180度)、今週中頃以降は射手宮のケレスと三分(トライン=120度)です。
一方、火星は今週前半は蟹宮のドラゴン・ヘッドと合(0度)で、山羊宮の土星&ドラゴン・テールに衝(180度)、週を通じては冥王星と衝(180度)です。
土星&冥王星&ドラゴン・テールは三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)です。
上述の衝(180度)には、魚宮の海王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
その一方で、海王星は双子宮の水星と射手宮の木星の衝(180度)に軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
牡牛宮の天王星と太陽は六分(セクスタイル=60度)で、一時期、ケレスを頂点にしたYOD(ヨッド=60/150/150度)が形成されます。
月は今週、射手宮16度〜双子宮10度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人、とくに後半や終盤に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、ご自分が本物かどうか“試される”ときで、人間性を含めた内実の“真価”が問われる今週また昨今です。
というのも、組織や社会で“TOP”に立つような運勢期にありながらも、今ひとつ本気になれない昨今で、むしろプライベートに意識やご関心が向いてしまうなど、社会的な責務を果たしにくい時期だからです。
それが必ずしも“悪い”というのではなく、果たすべき使命や責任を再確認しながら、新たな自分自身のスタートを図る今週になっているという意味です。
One-Point ◆ 牡羊宮の初盤や前半に象意を持つ人は、今ひとつ物事が進みづらい時期があるかもしれませんが、いったん火急の事態が生じれば、爆発的な力を発揮することができる今週です。
牡牛宮の前半に象意を持つ人は、ご自分らしい独自の才能や個性を発揮できる人生期で、今週はなぜか思いどおりに進まない時期があったとしても、イザとなれば才能や個性を爆発的に発揮できます。
なのでそんな事態に陥ってもあまりご心配はいらず、変わらずに信念をもってご自分らしさを引き続きご探求されていかれるとよいでしょう。
牡牛宮の後半に象意を持つ人は、牡牛宮そのものよりも、牡牛宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)のほうが強く作用するかたが多い今週なので、半分はそちらの運勢サイン(宮)も念のためにご参照ください。
One-Point ◆ 今週また昨今は、いずれのしも牡牛宮にはめずらしく、どこか観念的だったり、夢見がちになったり、楽観的に対処してしまうなど、地に足が着かない一面がでやすくなりそうです。
双子宮に象意を持つ人は、あえて申し上げますと、異性関係などの情動が高まるなどして“暴走”気味になったり、人によっては逆に、“何もできない”といった状態に陥ることがある今週の一時期です。
それもこれも、ご自身の“魅力”や“気力”が強まる今週であるゆえで、そのうえで、どこか地に足が着かずに観念的にとらえたり、相手や周囲を楽しませようと図ることが、起因していたりします。
いずれも、“悪い”とはかぎらないので、それでもいいのですが、念のために“善意”や“理想論”でとらえすぎたり、“イージー”になりすぎないようにしておくとよいでしょう。
One-Point ◆ それも相手次第のお話で、本当に信頼できる人が相手なら、“善意”でも“イージー”な思い付きでも“楽観的”でもいいのですが、そうでないお相手には、ご注意が必要です。
蟹宮に象意を持つ人は、後半や終盤に象意を持つ人をはじめとして、少なからず“やる気”と“気力”が高まったり、“アイデア”が湧きやすい今週なので、将来に向けた“ビジョン”を描いて“転換”を図るとよいでしょう。
初盤に象意を持つ人は、その時期は終わり、実践の時期を迎えているのですが、今週は今ひとつ才能や個性を発揮しづらいこともありそうです。
かといってご心配はいらず、イザとなれば“火事場のバカぢから”の発揮が後半に象意を持つ人をふくめて可能なので、過去にとらわれずに、新しい人生の地平を目指して果敢に方法転換されるとよいでしょう。
One-Point ◆ いずれにしても蟹宮は、仕事や社会活動にふさわしい今週になっていますので、プライベートへの意識から、多小なりとも仕事や社会に意識の比重を移されるとよい今週です。
獅子宮に象意を持つ人は、たとえば初盤、中盤、終盤というように、生まれもつ象意ポイントによって運勢ディレクションが異なってくる今週です。
初盤また前半に象意を持つ人は、ご自分らしい独自の趣味や才能を活かした職業を選択されていく人生期にあって、今週の一時期は方向性を見失うかもしれませんが、問題はありません。
獅子宮の中盤に象意を持つ人は、“前向き”ながら、どこかイージー・ゴーイングな考えや言動をとりやすい人生期なので、気分的ぐらいはいいのですが、それが“妄想”や“怠惰”にならないようにご注意は必要な時期です。
One-Point ◆ 獅子宮の終盤に象意を持つ人は、今週の一時期、“手詰まり感”が出るかもしれませんが、一時的なものですし、できれば、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)も併せてご参照ください。
乙女宮に象意を持つ人は、“人気運”とともに新たな才能やご活躍の地平が開かれる昨今で、今週の一時期、壁に当たることがあっても、イザとなればパワーを発揮することができますので、ご心配はなさそうです。
それよりも一時的な“人気運”や、つくられた“人気運”に終わらないように、夢や理想だけではなく、しっかりと現実をみながら、ご自身の内面性や精神面をレベルアップさせていくとよい今週また昨今です。
いずれにしても、複雑に星のディレクションを受けている今週また昨今なので、それをどのように活かして対処できるか、ご自身の見識や実力など真価が問われる時期です。
One-Point ◆ いずれにしても、相手や周囲が助けてくれますが、同時に過度な期待は裏切られたり、期待はずれに終わる可能性があるときなので、まずは自分自身がしっかりしておきましょう。
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