宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 5月18日アップ
全体傾向 ◆ 気分的には“誇大妄想”に向きがちな側面もありますが、実際的には無関心だったり、事態の収拾が図られる今週です。
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星の動き ◆ 今週は、21日に水星が双子宮に入宮します。
同日午後5時ごろ太陽も双子宮に入宮です。
太陽と水星は合(コンジャンクション=0度)で、射手宮のケレスと衝(オポジション=180度)です。
蟹宮のドラゴン・ヘッドと山羊宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)の土星&冥王星&ドラゴン・テールの衝(180度)に、魚宮の海王星と今週後半の牡牛宮の金星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
海王星と射手宮の木星は矩(スクエア=90度)です。
牡牛宮の天王星と蟹宮の火星は六分(セクスタイル=60度)です。
月は今週、射手宮7度〜双子宮1度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、異性関係を含めてもいいのですが、どこか“ご自分”を出しづらいことがある今週になるかもしれません。
とくに、前半に象意を持つ人ほどそうなりやすく、否応なく異性関係なども抑制気味になるかもしれません。
一方、後半に象意を持つ人は、前向きなのはいいのですが、事実誤認や妄想にご注意ください。
昨今は、中盤から終盤に象意を持つ人をはじめとして活発で旺盛な仕事運の人が多いのですが、今週は穏やかに人との調和を図ったり善意で進むほど、いっそう仕事がうまく回ります。
One-Point ◆ 昨今は、相手や周囲よりも“自分自身”に意識やご関心が向く時期にありますので、ご自身の意識や言動がどうあるかで、良し悪しはともかく運勢が決まりやすいときです。
牡牛宮に象意を持つ大半のかたは、今週は、自分自身を見つめられたり、実際はどんな自分なのかを知ることになったり、個性や才能を見出したりと、ご自分に意識やご関心をもちやすくなりそうです。
もともと、あまり自分を出さなかったり、どこか自信がないといったかたが多い牡牛宮ですが、内面の想いはともかく、対外的にはご自分を抑えがちになる傾向が、否応なく強まっていくことがある今週です。
逆にいえば、控えめな態度や言動が、牡牛宮がもつ“個性”や“美しさ”を引き立てて、魅力アップにつながることが起こる今週でもあります。
One-Point ◆ 今週末以降になると、牡牛宮の魅力は両極端に強まっていくことになりますので、生まれもつ星の配置によっては、極度にモテたり、逆に自信のなさが強まることにもなります。
双子宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人をはじめとして、内面の知的好奇心やポテンシャルが高まりますが、対外的な言動はどこか抑制がちになったり、無関心になりがちな人もいるでしょう。
その反面、双子宮の後半に象意を持つ人は、スピ系や理想主義的な傾向が、意識ある人との出会いによって良し悪しはともかく高まったり、それによって社会問題の解決を図ろうとされることさえありそうです。
そのこと自体はよいので、大志をもたれて、事実誤認をしたり勘違いをしないように気をつけながらすすめていかれるとよいでしょう。
One-Point ◆ 今週は、人間関係や情報交流が煩雑になり、コミュニケーションを避けようとする人と、逆に、コミュニケーションを活性化していく人とにわかれる傾向が強まるときです。
蟹宮に象意を持つ人は、やる気や気力がわいてくる昨今なのですが、その一方で、今週あたりのみ否応なく個性や才能をはじめ、行動力を発揮しづらい状況になりかねない時期になっています。
そのように、どこか行動や才能が制限されやすい時期にあるために、逆に内面のイメージがふくらんだり、“陰謀”や“妄想”めいた出来事や諸説の真贋をたしかめるなど、知的行動を強化されるのもよいでしょう。
また、今週は蟹宮らしさを仕事面や社会的に発揮しやすい傾向が強まりますので、そのための知識やスキルの習得などにもよいときです。
One-Point ◆ そのような今週ですが、イザという事態が生じた場合には、内面に秘めたポテンシャルは高いので、その際は、いかんなく才能や実力を発揮した言動をとることができます。
獅子宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって、正反対のディレクションを受けかねない今週になります。
獅子宮の前半に象意を持つ人は、ご自分らしく個性や才能を発揮されようとしますが、何らかの事情や状況によって躊躇されたり、思うように自己実現できない状態が生じたり、あえて無関心を装うといったことがある今週です。
一方、獅子宮の後半に象意を持つ人は、前向きに自己実現や個性や才能の発揮を図れる今週また昨今なので、過度な“思い込み”や“妄想”を避けて、ご自分と異なる立場や考えを尊重されると、いっそう運勢に乗ることができます。
One-Point ◆ いずれも、ご自分らしく理想像をかかげたり、独自の能力や才能を仕事や社会で発揮しやすい今週また昨今になっていますので、道理にかなうほど人気のでる今週です。
乙女宮に象意を持つ人は、直接か間接かを問わず“運勢変化”の大きい昨今なので、自らだったり、また周囲の動きに否応なく巻き込まれたりして、無形有形(心身とも)に再出発となる今週また昨今です。
同じ乙女宮でも、生まれもつ象意ポイントによって、微妙だったり大きく異なった運勢や出来事として生じやすい星まわりなので、今週は“無”のなかの“有”として最大限に個性を発揮されるとよいでしょう。
ひらたくいえば、才能や個性を発揮しずらい出直しの昨今の状況下にありながらも、ここ一番イザというときには、パワーやパフォーマンスを発揮できる今週です。
One-Point ◆ 一般的には良いのか悪いのかわからない複雑な運勢の今週ですが、そういった運勢期の中でも、イザというときの力を仕事や社会で発揮できる“ワンチャンス”のときだといえます。
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