宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 4月 6日アップ
全体傾向 ◆ 「禍福はあざなえる縄のごとし」の今週です。また、賛否いずれにも応援団がついて、対立を強めていきます。
ヒートアップしすぎないよう、適度なクールダウンも必要です。
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星の動き ◆ 今週は、8日にケレスが射手宮14度で逆行に転じます。
翌々日の10日には木星も射手宮24度で逆行に転じます。
17日に水星が牡羊宮に入宮すると、双子宮の火星と交歓(ミューチュアル・リセプション)が成立します。
20日の夕方6時頃に、太陽が牡牛宮の入宮です。
翌21日には金星が牡羊宮に入宮します。
蟹宮のドラゴン・ヘッドと、山羊宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)の土星&冥王星&ドラゴン・テールとが、衝(オポジション=180度)です。
これに対して、今週中頃まで太陽を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)が形成されます。
一方、魚宮の海王星と今週中頃すぎまでの水星&金星が、この衝(180度)に調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
火星とケレスも衝(180度)です。
ケレスは海王星と矩(スクエア=90度)です。
木星は、牡羊宮入宮までの水星&金星と矩(90度)で、その一方、牡牛宮入宮までの太陽と三分(トライン=120度)です。
牡牛宮の天王星は、今週中頃以降、太陽と合(コンジャンクション=0度)です。
月は今週、牡牛宮13度〜蠍宮29度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、ハッキリとふたつに分かれるわけではありませんが、今週前半の運勢と、週がすすんだ今週後半の運勢とに、違いや変化が生じやすいので固定した考えや対応をとらずに、柔軟に変化に対応していく心づもりを持っておかれるとよいでしょう。
かといって、“悪い”方向に変化していくとはかぎらず、若干、方向性や目的を見失いがちな傾向はでるものの、それゆえに温和さが増したり、人気が出たり、知的コミュニケーションや情報活動が活発になっていく今週後半です。
牡羊宮の後半を含めてもいいのですが、終盤とくに最後のほうに象意を持つ人は、自己本位や独善的にならないように注意すべき人生期です。
One-Point ◆ 単純には、牡羊宮の前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、運勢が異なる昨今で、後半に象意を持つ人ほど両極端になりやすい昨今の運勢期になっています。
牡牛宮に象意を持つ人は、よくいえばイマジネーションやインスピレーションがさえたり、口達者になる今週ですが、逆にいえば、若干の妄想や勘違い、また地に足が着かない言辞に要注意のときになります。
また、生まれもつ象意ポイントによって、運勢が異なる昨今ですので、牡牛宮の初盤に象意を持つ人は、家やご自分のカラに閉じこもりすぎて仕事や社会活動をないがしろにしないように心がけるとよいでしょう。
一方、牡牛宮の中盤に象意を持つ人は、終盤に象意を持つ人をふくめて、ご自身の立場や精神面にこれまでとは異なる変化が起きやすい人生期を通過中です。
One-Point ◆ いずれも計算や打算を交えてどのように現状に対応していくか、コミュニケーションや情報活動が活発になりますので、あるべき理想を見出したりイメージしていくとよい今週です。
双子宮に象意を持つ人は、やる気が出たり、あたまの回転が早まったり、頭脳明晰になって実力や才能を発揮できるなど、おおむね仕事や対外活動に有益で多忙ともなる今週また昨今です。
今週前半は、とくに仕事や社会活動を通じて課題や問題の解決や調整を企画計画したり、実際に対処していくことが可能なので、ハイレベルな協力者を得て何らかの動きをされていくことになりそうです。
それはよいのですが、“協力者”によっては、課題や問題の解決よりも上層部やTOPの意向を忖度するだけで、問題をかえってこじらせる可能性がありますので注意が必要です。
One-Point ◆ 結局は、双子宮自身の運勢に問題はないとしても、相手やパートナーの出方次第で、“実績”や“成果”は両極端に分かれますので、その点はご注意が必要な今週また昨今です。
蟹宮に象意を持つ人は、成り行きまかせやお気楽気分に浸るのではなく、緻密で計画的だったり、情熱をもった仕事への取り組みや社会活動が、本来は必要な今週また昨今です。
どちらの行動をとるかは、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって異なってくることにもなりますが、昨今の人生期が、仕事や社会貢献に意識転換していく時期にあることは変わりません。
なので今週は、ご自身が何をしたいのかをハッキリとさせつつ、将来の旺盛な仕事や社会活動の人生期にそなえて、意識転換や環境整備など、企画計画を立てていくべき今週また昨今です。
One-Point ◆ あえていえば、前半に象意を持つ人は、週末に近づくほど運勢は活発になり、後半に象意を持つ人は、昨今、また今週前半に知性やメンタル面が活性化することになっています。
獅子宮に象意を持つ人で、終盤に象意を持つ人のなかには、大なり小なり運命的また現実の事情によって、企画計画をされるなど、否応なく動かざるをえない状況が生じやすい今週です。
そのことは、昨今生じているテクニカルな課題や問題の解決にかかわることも多いので、「なんとかなる」というお気持ちは持たれてもいいのですが、安易にならずに慎重に対応されていかれるとよいでしょう。
一方、獅子宮の初盤に象意を持つ人は、趣味にしてきたことやサイドビジネスとして行なってきたことを、いよいよ本業にステップアップされていかれることを、今週あたりから、真剣に考えるべきときがきたようです。
One-Point ◆ 獅子宮の中盤に象意を持つ人は、どちらかというと、今週は獅子宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮」)の影響力が相対的に強まっていますので、それらもご参照ください。
乙女宮の後半に象意を持つ人を含めてもいいのですが、おもに終盤に象意を持つ人は、運命的な現実問題に直面したり、ご自身の考えや意識を大きく変えていかざるをえない人生期の中にあっても、おかくしくないときです。
だいたいは、組織のTOPや上層部が、その問題に拍車をかける今週また昨今ですが、同時に善意の仲間が調整や助けに動いてくれる今週また昨今になっています。
一方、乙女宮の中盤に象意を持つ人を含めてもいいのですが、おもに初盤に象意を持つ人は、仕事や対外的な活動が多忙になる今週で、実力の発揮が可能になりますし、週末以降になるほど、得意のスキルが冴えわたって、実績を残せる今週になります。
One-Point ◆ 乙女宮としては、争うよりも平和や調整を求めたり、周囲を理解しようとされたり、適度にストレス解消や気分転換をしたくなるなど、“休戦モード”にむかう今週になっていきそうです。
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