今週の運勢１／牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術＝宝瓶宮占星学―
第２章：星のディレクション

《 1.牡羊宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ａｒｉｅｓ 》

牡羊宮に象意を持つ人は、社会的な立場や権力を行使して問題の調整や解決を図ろうとされるのですが、今週はそのことが否応なく新たな火種を拡大することになりかねない、むずかしい選択のときです。
かといって、それで二の足を踏むような牡羊宮ではありませんので、変革を目指して果敢にチャレンジせざるをえない性分のかたがおおいので、結果的にますます問題をこじらせていくことに注意が必要な今週です。
そのことを承知で、もはや進む星まわりなので、二次的な課題や問題が発生することを読んで、二重三重に善後策の準備をしておくとよいでしょう。

One-Point ◆ 見識や実力はもちろん人格や深い配慮が、経験不足からたりなかったり、猪突猛進になりがちな人は、背後や思わぬところから“鉄砲”を撃たれないよう、よくよくご注意ください。

《 2.牡牛宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｔａｕｒｕｓ 》

牡牛宮に象意を持つ人は、どこに象意ポイントをもつかでニュアンスが若干異なりますが、いずれにしても新たな展開を目指して、仕事や対外的な社会活動を進めるとよいときです。
牡牛宮の初盤に象意を持つ人は、ほかの人にない自分独自の才能や個性を見出して、オリジナルな内容で挑戦されていかれるとよい人生期に入っていますので、過去の仕事ややり方にとらわれずに、新機軸を打ち出すときです。
一方、中盤や終盤に象意を持つ人は、自己変革を含めて果敢に言動し、トライしていかざるをえないパワーや活力が備わる今週になっています。

One-Point ◆ いずれにしても、牡牛宮に象意を持つ人は、職場での引き立てや社会での人気に恵まれる今週なので、自宅に引きこもらずに、対外的な活動の時間を大目にとるとよいでしょう。

《 3.双子宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｇｅｍｉｎｉ 》

双子宮に象意を持つ人は、もともと昨今は社会活動の人生期にあって、今週もご活躍できますが、とくにハイレベルな人物を紹介されたり、外国人をふくめた対人関係が広まっていきます。
多くの場合、自分では気づきにくい異なる考えや立場から、助言なども得られることになりますので、自分の考えと違うからと頭から否定せずに、いったん受け入れてみて客観的に考えてみられるとよいでしょう。
それができず頭から否定すれば、仕事の目標や進め方また技術的なノウハウをめぐって、対立が生じていく可能性が高い今週です。

One-Point ◆ なので、異なる考えや意見をご参考にされつつ、ご自身の知識やノウハウを活かされていくと、思わぬアイデアや進展が望め、課題の解決につながっていく今週になります。

《 4.蟹宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｃａｎｓｅｒ 》

蟹宮の初盤に象意を持つ人は、ご自身のやるべきことや、成したいことと、対人関係をふくめた周囲の状況とのバランスをとって、どちらかに偏りすきないように対応されていかれるとよいときです。
今週また昨今は、対立や波乱含みの周囲や社会状況にありますので、安易にどちらか一方にくみすると、否応なくその渦中に身をおくことになります。
もっとも今週は、それでもまだ何とが対立を鎮めようとしたり、双方の主張や利益の違いを調整しようとする動きがでてきますが、それがまた、ヘタをすると新たな対立や問題を生じていく今週です。

One-Point ◆ なので、一つの方法としてですが、“等距離外交”でどちらにもくみせず、周囲の状況を敏感に察しながら、ご自分がやるべきことを、周囲を刺激しないように進めていくとよいでしょう。

《 5.獅子宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｌｅｏ 》

獅子宮に象意を持つ人は、おおむね、新たな仕事や対外的な社会活動への動きが否応なく生じていく今週また昨今です。
あえて断定すれば、もはやこれまでのノウハウややり方にこだわるべきではなく、現実に沿いつつも、過去とは異なる新たな方策やノウハウをもって、実力を発揮されるなど果敢にチャレンジしていくとよい今週になっています。
ただし、イージーになりすぎないことが重要なので、あくまでも地に足を着けて、ご自身にふさわしい対外的な活動を否応なくされて、個性発揮や自己実現をめざし達成されていく今週にされていくとよいでしょう。

One-Point ◆ 後半に象意を持つ人をメインとして、否応なく動かざるをえない事情や状況が生じていくときなので、引越しなどの環境変化や、ご自身の変革をおそれずに進めていくべきときです。

《 6.乙女宮 ＝ Ｓｉｇｎ Ｖｉｒｇｏ 》

乙女宮に象意を持つ人は、周囲の状況や動きに対応せざるをえない昨今の人生期にありますが、そんな中で今週は、周囲の状況をとらえつつも惑わされすぎずに、ご自身の精神意識レベルの成長を図るとよいでしょう。
そうではなく、もしイージーに激情や衝動にまかせて否応なく言動した場合、相手や周囲からのバッシングはもちろん信頼していた人から裏切られるようなことが生じかねない時期にあるためです。
そのため、今は対外的に華々しくご活動されることを目指すよりも、今週また昨今の高い内面のボルテージや闘志を、むしろ自分自身の精神面や内面性の向上にむけて、ハイレベルな仁徳でもって周囲に打ち勝っていくとよいときです。

One-Point ◆ 逆に言いますと、そういった内面性や精神意識面の成長や学びのために、昨今のご自身をとりまく課題や状況が生じているともいえますので、敵は“外”ではなく“内”にあるときです。

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