宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢1 牡羊宮〜乙女宮 | バックナンバー > No.617
●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 2月23日アップ
全体傾向 ◆ “自分が正しい”と思う自己主張が今週も続き、相変わらずの対立傾向ですが、一方ではクールさがみられるようになります。
*
星の動き ◆ 今週は、3月2日に金星が水瓶宮に入宮します。
5日に水星が魚宮29度で逆行に転じます。
翌6日に、天王星が牡牛宮に入宮します。これによって金星と矩(スクエア=90度)の交歓(ミューチュアル・リセプション)が形成されます。
また天王星は、入宮直後まで、獅子宮のドラゴン・ヘッドと、山羊宮の土星&冥王星&ドラゴン・テールの三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)との衝(オポジション=180度)に、軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
一方、この衝(180度)には、水星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
土星は牡牛宮の火星と三分(トライン=120度)です。
魚宮の太陽と海王星は合(0度)で、いずれも射手宮のケレスまた木星と矩(90度)です。
月は今週、蠍宮13度〜牡牛宮4度をトランシットします。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
*
※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮の前半に象意を持つ人は、双方の言い分や主張を聞いたり、情報を収集して、不必要な対立を避ける方向でとらえていくとよい今週です。
牡羊宮の中盤に象意を持つ人は、社会的な立場や地位を得ていく人が多い人生期にありますが、今週は存分にご自身の個性や才能を発揮されて、果敢に活動していけるチャンスのときです。
一方、牡羊宮の後半に象意を持つ人は、ほかの人にない独自の個性や才能を発揮されて、組織や部署の頂点に立ったり、決定権をもち指導力を発揮できる昨今の人生期ですが、度がすぎないようにご注意ください。
One-Point ◆ 極と極とがつうじる社会運の人生期なので、どん底からの大逆転もあれば、逆に権力からどん底へ落ちることもあるときなので、人倫道徳を保つことが必要な人生期ゆえです。
牡牛宮の前半に象意を持つ人を含めて、初盤に象意を持つ人は、牡牛宮らしくご自身の個性や才能を果敢に発揮されていくことで、上司や周囲から認められたり、人気を博していくことができる今週です。
また、終盤に象意を持つ人をのぞいて、やる気や気力が高まって活動的にもなりやすいのでフットワークを軽くされるとよいと存じますが、週末が近づくほど異性関係には念のためにご注意をされたほうがよいときです。
牡牛宮の後半を含めて終盤に象意を持つ人は、ご自身の現状や立場をクールに見直されて、自己の改善を図るのもよいでしょう。
One-Point ◆ それはそれとして、終盤に象意を持つ人のうち中盤に近い人をのぞいて、今週は、牡牛宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が強まりますので、そちらもご参照ください。
双子宮に象意を持つ人は、全体的にも次の傾向はでますが、どちらかといえば終盤に象意を持つ人ほど、お互いに自己主張が強まる昨今の対立をクールにご判断していける数少ないサイン(宮)の今週また昨今です。
ただし、双子宮の中盤に象意を持つ人をはじめ、その前後に象意を持つ人は、“幻想”を抱いて夢見る人と、周囲に恵まれ“善意”をもって理想的な活動ができる人とに分かれる人生期の途上です。
その渦中にあるため、ご自分がどちらなのかご判断しにくいことがありますので、今週は自分の考えと違う視点からも見ていくよう意識しておくとよいでしょう。
One-Point ◆ 昨今は対人関係に恵まれたり、ハイレベルな人物との交流がすすむ人生期にありますので、“勘違い”だけにはご注意をされて広くパートナーシップを築いていくとよい時期です。
蟹宮の初盤に象意を持つ人は、周囲の情報や対人関係にあまり惑わされずに、双方の状況や現実をとらえながら、客観的かつクールにご自身の立場からご判断をされていくことができやすい今週です。
そういったせっかくの星まわりにありますので、相手の事情や情動に流されすぎずに、ご自分との兼ね合いを図って言動されるとよい今週になります。
蟹宮の終盤に象意を持つ人もその点では同様ですし、とくにはご自分にしか出来ないような趣味や仕事の分野を選択したり、そこでのご活躍を図るためにも、両方をクールに比較されることでより正しい道を選択できる今週です。
One-Point ◆ 一方、蟹宮の中盤に象意を持つ人は、周囲の状況や環境が、これまでの人生とは変わる転換期にありますので、将来を見つめつつレベルアップした対応を考えるとよいときです。
獅子宮に象意を持つ人は、もしご自身がどこか“夢の世界”に浸っていたり、現実から離れた“情動”を持たれているといった思いがある場合、今週あたりを区切りに、“勘違い”から醒めていかれるとよいときです。
獅子宮の初盤に象意を持つ人は、“理想の自己像”を描いたり、豪華で贅沢な生活を志向するなど出費がともなう今週になりそうです。
さらには、獅子宮の初盤を含め中盤に象意を持つ人は、仕事や対外的な社会活動の場で実力が発揮できる今週ですので、思い込むことなく現実をよく見抜かれて、存分にご活躍されていかれるとよい昨今になっています。
One-Point ◆ 一方、獅子宮の終盤に象意を持つ人は、ホロスコープ(出生天球図)にそった運勢のときで、獅子宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」もご参照にされていかれるとよい今週す。
乙女宮に象意を持つ人は、どちらかというと内に闘志を秘めて想いを高めておられる今週また昨今の人生期にありますが、対外的な活動は周囲の事情や要請にそって動く以外は、“一時停止”モードです。
それはご自身の人生勉強や、見識また内面性を高めていく星まわりになっていますので“悪い”とはいえないのですが、今週をふくめて昨今の人生期は、アタマから安易にまるまる相手やTOPを信用すると、期待はずれに終わったり、最悪、裏切られたりする可能性が高い時期なのでご注意が必要です。
今週までお互いの考えや主張が異なり、内外に対立が生じやすい時期なので、相手のホンネを慎重に見抜いて行動すべきです。
One-Point ◆ 幸いにも今週は状況を察したり、現実にそって動いたり、内に闘志を秘めて活動できるときなので、誤魔化されずに今後の対応を新たに計画していくとよい時期になっています。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2018 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.