宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年11月17日アップ
全体傾向 ◆ 全体的な傾向としては対立や批判が強まる今週です。
軽々な批判は、自分に火の粉が返ってくることがありますので、理性を失わずに応対しましょう。
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星の動き ◆ 今週は、22日の夕方6時頃に太陽が射手宮に入宮します。
24日に海王星が魚宮13度で順行に戻ります。
射手宮を逆行中の水星は、12月1日に蠍宮に戻ります。
射手宮の太陽&木星&水星は三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、魚宮の火星と矩(スクエア=90度)、今週後半の太陽のみ魚宮の海王星とも矩(90度)です。
牡羊宮の天王星、天秤宮の金星&蠍宮のケレスは衝(オポジション=180度)で、蟹宮のドラゴン・ヘッドと山羊宮のドラゴン・テールを交えて、大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成します。
これに対して、太陽&木星&水星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
山羊宮の土星を頂点にケレスと火星の三分(トライン=120度)が小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
山羊宮の冥王星はノーアスペクトです。
月は今週、魚宮29度〜天秤宮13度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮の前半に象意を持つ人は、どこか“観念的”になったり、感覚的になって“事実誤認”をしがちな今週になります。
そのため、物事をイージーにとらえて行動してしたり、冷静に考えずに、つい衝動的に軽率な言動をしやすい楽観モードにもなりますので、その点では、慎重に現実的な判断が必要な今週です。
何度か書いてきたとおり、昨今の人生期は仕事や社会的な運勢に恵まれている牡羊宮が多いときですが、われ知らずともその立場にまかせて調子乗りすぎると、運勢を失うほどの手痛いしっぺ返しが待っています。
One-Point ◆ とくに牡羊宮の終盤に象意を持つ人は、独自の考えや個性を発揮されるのはよいのですが、それが一人よがりになって、つい相手や周囲に迷惑をかけないよう注意が必要です。
牡牛宮の初盤とくに最初のほうに象意を持つ人は、自分本来の個性や才能また持ち味はなにか、自分自身を客観視して本来の自分らしい“目標”や“理想”を見定めていくとよい今週です。
牡牛宮の中盤に象意を持つ人は、今週は星の影響というよりも、ご自身の実力や見識や生まれ持った運勢次第になりがちなので、牡牛宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」もご参照にされることをおすすめします。
牡牛宮終盤とくに最後のほうに象意を持つ人は、TOPクラスやハイレベルな人との関係が生じやすく、その謦咳(けいがい)に接するとよいときです。
One-Point ◆ 自分の立ち位置を認識していく人生期に次第に入っていますので、早いかたでは、昨年あたりまでの“情動”や“勢い”だけでなく、冷静に現実を把握できるようになりつつあります。
双子宮に象意を持つ人は、個人差や運勢のラグ(ずれ)をおそれずに端的にいえば、TOPクラスやハイレベルな人との出会いや交流によって、実力を発揮していくことが可能な今週また年末です。
また、そういった人々との出会いや関係をもつことによって、その謦咳(謦咳)に接していくのもよく、それによって我が身を振り返ったり、本来の自分自身が啓蒙されていくことも起こりえる今週です。
ただし、軽々しい言動や、その場かぎりの盛り上げは限度をわきまえて責任や誠意のある誠実な応対をしないと、逆効果を生むことになります。
One-Point ◆ わかりやすくいえば、たとえ“善意”でも、その場しのぎのサービスよりも、本当の実力でもって正直に接したほうが、寛容かつ前向きにとらえてもらい協力をえやすいときです。
蟹宮に象意を持つ人は、仮に現状が厳しくても、ハッタリや口先だけの誤魔化しにならないように、ちゃんとウラをとるなり証拠をもった言動をしたほうが、あとあと面倒が起こらなくてすむことになります。
もし、安易になりすぎたり、口だけが先行したり、批判的になるなど、あることないことを感覚的にブチかます言動をわれ知らずともとってしまうと、週末あたりには、手痛いしっぺ返しが待っている可能性があります。
今週は、ご自身の“アイデンティティー”や“プライド”を確立したり、しっかりとした感性を保って行動するとよいときです。
One-Point ◆ 蟹宮の終盤とくに最後のほうに象意を持つ人は、“理想の自己像”をみつめて、自分らしい仕事や内容は何か、いわゆる“天職”を考えたり検討されていかれるとよい人生期です。
獅子宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく自己中心にも、逆に高潔な方向にも、自我意識が高まる今週また昨今になります。
かつてとは異なって、課題や問題を抱えている獅子宮が少なくないときですが、それはそれとして、昨今は「なんとかなる」と前向きにとらえたり、生まれもつ性質や運勢にそって相応にマイペースさが出るときです。
ではあっても、獅子宮の初盤や最初のほうに象意を持つ人は、仕事もプライベートも、公私にわたってなんとなくでも、また人によっては今ひとつ気力がわかないなど、明確に問題を抱えているかたが多い運勢期です。
One-Point ◆ 今週また昨今は、そういった状態に“麻酔”を打ったような傾向があり、気にならなくなったとしても課題が解決されたとはいえないために、どこかで意識しておくとよいでしょう。
乙女宮に象意を持つ人は、華々しくご活躍できるときではありませんが、誤魔化したり飾ったりしない、ほんとうの自分の人格といった内面性や、培ってきたスキル(技能)や実力、また見識によって運勢が決まるときです。
そういった点では、本領が試される今週また昨今の人生期になっていますので、逆にいえば自分を知って、今後の社会的なご活躍のために、意識転換やこれまでの行動パターンを転換していくとよいときです。
というか、若干の勘違いや批判精神が出やすくなりますが、他人のことよりも、まずは自分自身の立て直しが功を奏することになります。
One-Point ◆ 今週は、左欄の「今週の傾向と星の動き」に書きましたように、事実誤認をしたまま批判しやすい傾向が出ますので、別の視点からも客観的にとらえて検証していくとよいときです。
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