宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年10月20日アップ
全体傾向 ◆ 今週は、2大陣営というよりもそれぞれの立場での主張や対立が強まりやすく、来年への激変への準備をしていくときになります。
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星の動き ◆ 今週は23日の20時半頃に太陽が蠍宮に入宮します。
31日には水星が射手宮に入宮です。
翌11月1日に逆行中の金星が天秤宮に戻ります。
太陽&金星は合(コンジャンクション=0度)で、牡牛宮の天王星と衝(オポジション=180度)、獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールを交えた、大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成します。
この2つの衝(180度)に対して、1つは水星&蠍宮の木星の合(0度)が、もう1つには山羊宮の土星が、それぞれ調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
天秤宮のケレスは、今週後半の金星と合(0度)で、山羊宮の冥王星とは矩(スクエア=90度)、さらに水瓶宮の火星と三分(トライン=120度)をとります。
魚宮の海王星は、今週後半の太陽と三分(120度)です。
月は今週、魚宮21度〜天秤宮3度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、終盤に象意を持つ人をのぞいて、昨今とさほど変わらない今週です。
とはいえ、牡羊宮にはたらく「星のディレクション」のみをみれば、ということなので、ほかに生まれもつ「運勢サイン(宮)」によっては、「仕事運」や「社会運」はあるものの、課題や問題が避けられない今週になっています。
一方、牡羊宮の終盤に象意を持つ人は、モロに課題を受けやすいときで、たとえば三すくみのように動くに動けないといった今週になることが起こり、解決には「ここしかない」といったようなハリの穴を通すみたいな見識や実力が必要になります。
One-Point ◆ 結局のところ独自の才能や個性また実力を発揮できる人生期にある昨今ですが、今週前後は課題も生じますので、両者の“力くらべ”のように実力が試されるときになります。
牡牛宮の初盤に象意を持つ人は、具体的に“コレ”というよりも、そこはかとはなく動きづらい感じが生じるなど、今後の人生を見据えてた新たな方向性を見出したり、仕事への意識転換を図る今週になっています。
牡牛宮の中盤をはじめ終盤に象意を持つ人の一部は、仕事をはじめとした対外的な活動の場で、実力発揮ができる今週なので、そのぶん多忙になったり、逆に多忙なのに今ひとつ実力発揮しきれないことが起こるかもしれません。
牡牛宮の終盤に象意を持つ人は、学識経験者など、知的レベルの高い人との出会いや縁が生じる人生期なので、そのアドバイスが役立つことでしょう。
One-Point ◆ いずれも生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、全員ではありませんが異性関係などに“乱れ”が生じた場合、トラブルに直結しやすい今週なのでご注意ください。
双子宮に象意を持つ人は、最初のほうと最後のほうに象意を持つ人をのぞいて、大半のからが、もし、これまでの人生から学んでいない場合、どこかしら“事実誤認”をしたり、見果てぬ“夢”を膨らましやすい今週です。
それが、どこか観念的なものになりやすいために、ご自分で気づかないまま地に足がつかずに、実現困難なものになりやすいきらいが生じます。
ただし、“夢”を膨らますこと自体は悪くはありませんし、人生体験から実現可能な計画に落としこめる人や、“非現実的”なようでも実現できる見識や実力また人脈をおもちの場合は、そのかぎりではありません。
One-Point ◆ 双子宮の初盤に象意を持つ人は、仕事への意識転換を図るべき今週で、最後のほうに象意を持つ人も、現実を視野に将来に向けた人生の方向性を見直していくべき昨今です。
蟹宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意のポイントによって違いが生じ、あえていえば“夢”と“現実”の狭間で揺れ動いたり、方針がさだまりにくい人生期にある昨今になっています。
初盤に象意を持つ人は、恋愛機運が高まり、念のためにそれが倫(みち)ならぬ異性関係へと転じないようにご注意されないと、今週また昨今はトラブルを招きやすい運勢のときです。
一方、蟹宮の終盤に象意を持つ人は、仕事の転換期ながら、今ひとつ大胆に取り組めないなど、迷いや課題を抱えやすくなっています。
One-Point ◆ いずれにしても今週は、蟹宮としてはご自分の内面性をみつめたり、今後の活動内容を考えてみたり、なによりもご自分の意識や心構えを立て直していくべきときになっています。
獅子宮に象意を持つ人は、ご自身の今の心境や、ご自分がおかれた状況を振り返れば、いかにすべきかは答えがでてくると存じます。
単純にいえば、今の状況をかえりみて現状を打破したり今後の人生を考えられて、さて、どのように人生の方向転換を図っていくかや、または社会的な責任や使命をどのように果たしていくかを考える時期になっています。
ただし、そういった“意識転換”や“方向転換”が必要なのですが、今しばらくはご自分の状況や周囲の現実といった“足元”をみつめつつ、学び情報収集をされるなど模索していくとよい昨今になっています。
One-Point ◆ つまるところ獅子宮の最初のほうに象意を持つ人をはじめとして前向きなのはよいのですが、焦るべきときではなく、もう少しじっくりと様子や現状の変化をみていくときになります。
乙女宮に象意を持つ人は、周囲の現実をみてあれこれと小言やクレームまた批判のひとつも言いたくなりそうなときですが、当事者でない場合は“他山の石”とするほうがよい時期です。
なぜなら、“理想”や“ビジョン”をお持ちになられたり描いて進むのはよいのですが、昨今の人生期はもちろん今週は、どこか“勘違い”や“思い違い”、また“事実誤認”をしやすい時期にあるためです。
乙女宮の中盤やその前後に象意を持つ人ほどそんな運勢期にあって、今週は、同時に乙女宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響を受けやすいためです。
One-Point ◆ 乙女宮の初盤や最後のほうに象意を持つ人は、ディレクションの内容が少し異なりますが、いずれも対外的な言動より、ご自分の内面性を見つめたり、確立すべき昨今になります。
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