宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.587 / 2018.07.30 〜 08.12


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 7月28日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 進展も課題も同時に生じるときです。
目先の動きにとらわれずに、意識を高くもって、堂々の王道を進むとよいときです。
星の動き ◆ 今週は8月7日に金星が天秤宮に入宮します。
同日、天王星が牡牛宮2度で逆行に転じます。
金星は、山羊宮の土星と矩(スクエア=90度)で、今週後半に獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮の火星&ドラゴン・テールの合(コンジャンクション=0度)との衝(オポジション=180度)に、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけていきます。
天王星は、上述の衝(180度)の軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成し、土星と三分(トライン=120度)をとります。
乙女宮のケレスと魚宮の海王星も衝(180度)で、これに対しては、蠍宮の木星と山羊宮の冥王星が、2か所から調停(60/120/180度)の座相を投げかけます。
木星は、獅子宮の太陽&水星の合(0度)に矩(90度)です。
月は今週、水瓶宮25度〜乙女宮6度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、高い地位や責任ある立場にある人ほど、ご自分を客観視して、社会的な使命や公的責任を果たすべき今週です。
異性関係や人間関係、また取引先との関係などをメインとして、望ましい側面と課題や問題をともなう側面の両方が生じますので、私心を交えずに、どうご判断して対応していくかが問われます。 
そのさいに発揮していく見識や実力、また人格的な内容次第で、今週の運勢は、正反対にも変わっていくことになりますので、日頃の鍛錬の成果が、誤魔化すことなく仕事や社会活動の分野であらわれていくことになります。

One-Point ◆ もし、ご自分がまだ若く、社会経験が乏しかったり、未熟だという場合は、課題を前にどのようなチョイスをしていくことが真の“道理”にかなうのかを学んでいくときになっていきます。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮の初盤に象意を持つ人は、これまでになかったような新しい独自のご自身や個性を見出して、自分らしく仕事や社会で魅力や才能や実力を発揮していく今週また昨今になっています。
逆に、牡牛宮の中盤をはじめその前後に象意を持つ人は、ご自分を出すというよりも控えめでこもりがちなときで、ハイレベルな相手やパートナーに夢や願望を託すなど頼りがちになる今週また昨今です。
牡牛宮の終盤に象意を持つ人は、一部は上述と同じですが、恋愛関係や異性関係に動きが生じやすい今週になっています。

One-Point ◆ いずれにしても、恋愛をはじめとした愛情問題は、毀誉褒貶がともなう今週になっていますので、周りが見えなくなって突っ走ると問題が生じやすい今週なのでご注意ください。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、“夢”や“理想”や“願望”をいだくのはよいのですが、課題は、よくいえば“善意”で接していることが多いしても、逆にいえば、どこか“勘違い”したり、相手に“幻想”を抱いて接していることを、どちらかと言うと自覚しにくい昨今の状況にある可能性がなくはないことです。
双子宮の全員がそうではなく、プライベートはともかくとして、仕事面で“理想”や“妄想”に走りすぎていないか、チェックしておくとよいでしょう。
その反面、“大逆転の発想”や“天”につうじる本物の精神意識があれば、対立や勘違いを超えて進めていくことが可能な時期です。

One-Point ◆ ただし、自分らしいスキルや才覚を発揮できていると思っていたとしても、今週は、考えや立場の違いから周囲と対立しやすい一面があるために、まずは調整を優先すべきでしょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、進捗がある反面、課題もありますが、今週は対外的に仕事をすすめていけるときになっています。ただどちらかというと、相手や周囲の要望や事情に応えたり振り合わされやすいときです。
蟹宮の最初のほうに象意を持つ人をはじめ、強いていえば全体的にも、今週は異性や恋愛関係への想いや関心が高まりやすいわりに、状態は決してスムーズや芳しいものとはいえないときです。
そのため、主観的になりすぎると問題の原因が見えなくなりますので、周囲や現状を客観的に別の角度からとらえてみるのもよいでしょう。

One-Point ◆ もともと昨今の人生期は、“夢”と“現実”が交錯する人生期にあって、今週また8月は、ご自身の“意識”や“想い”にとらわれやすいので、周囲の現実に目を向けておくべきです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、見識や実力、また人徳のあるなしによって、今週の運勢は両極端にわかれていきます。
社会的にも、獅子宮をとりまく環境は安易なものではなく、課題も進展もあって、複雑に錯綜していくときなので、それらを見抜く高い見識と判断力また人徳的な対応がなければ、調整や解決がむずかしいときになっています。
逆にいえば、高い見識や実力や人徳をもたれているほど、ここしかないといった絶妙のご判断や一手によって、見事に問題を解決したり、打開の道を見出していくことができる今週になっています。

One-Point ◆ 逆に、人生経験が浅かったり、そこまでの域に到達していないという場合は、よい学びのときなので、独りよがりになることなく、ご自分以外の立場から物事をみていくとよいときです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮をとりまく今週の環境は、玉石混交で複雑なときなので、狭い意識や技術面からのみみていくと、大局を見失って、進展はあるものの同時に課題に巻き込まれていくことになる時期です。
昨今の人生期で気をつけておくことは、相手や取引先を信用するなど人が好いことは重要なのですが、相手を見間違えると、期待以下の成果しか得られなかったり、最悪、裏切られる可能性がある人生期だということです。
ただし、錯綜した昨今の状況を打開できるのは、乙女宮に象意を持つ人以外にないともいえますので、高い志をもって調整していくとよいでしょう。

One-Point ◆ 古い言葉ですが、「至誠天に通ず」といったときでもありますので、お人好しや善意も至誠を尽くせば、相手が裏切れなくなることが起こるなど、打開策がみえてくることがあります。



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