宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.583 / 2018.07.02 〜 07.15


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 6月30日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 今週は、総じていえば、スムーズな面がある反面、課題が生じ、課題がある反面、スムーズさやイージーさが残るときです。
星の動き ◆ 今週は7月10日に金星が乙女宮に入宮します。
同日,蠍宮13度で木星が順行に戻ります。
金星は乙女宮のケレスと合(コンジャンクション=0度)で、牡牛宮の天王星と山羊宮の土星と、大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成します。
天王星は、水瓶宮の火星&ドラゴン・テールの合(0度)と矩(スクエア=90度)で、火星は木星と矩(90度)です。
木星は、獅子宮のドラゴン・ヘッドと合(0度)の水星と、火星&ドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)の軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成する一方、蟹宮の太陽を頂点に、魚宮の海王星を交え大三角(120度×3)を形成し、山羊宮の冥王星を尻尾としたトライン・カイト(60/60/120/120度)を形成します。
月は今週、水瓶宮16度〜獅子宮28度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮のとくに前半に象意を持つ人は、「仕事運」に恵まれ、職場での「人気運」も出がちな今週です。
社会的な見識や実力がない人は別ですが、相応にあれば、培ってきた実力や人間関係に応じて、今週また昨今は昇進や昇格など、社会的に責任ある立場や地位が与えられることが起こりやすくなります。
ただし、そこで安易になって我をとおすなど、頑固に自己を主張をしすぎないことが必要な今週なので、昨今、内面の精神世界に受けている運勢にそって、おおらかで寛容に対応していくべきです。

One-Point ◆ 一方、牡羊宮の中盤に象意を持つ人をふくめてもいいのですが、後半に象意を持つ人は、権威的やワンマン的になり過ぎず、つとめて人格的にふるまうことが必要な昨今です。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、まったく課題がないというわけではありませんが、牡牛宮らしく温和で穏やかだったり、忍耐強く、控えめな個性を発揮して、人気運がアップしていく今週になっています。
重要なのは、ご自身の内面性ですが、人格的な考えや意識をもち続けることができるほど、仕事運に恵まれて“実力発揮”が可能な昨今で、それとともに相応に多忙な今週になります。
ただし、最初に書いたように、無条件で魅力がアップするというのではないために、ご自身の複雑な立場や環境など、四方八方に気配って慎重であることが重要です。

One-Point ◆ 要は、異なる状況を見抜いて、バランスをとることができるかたほど、牡牛宮らしく美意識や実力を発揮できる昨今なので、そうでない場合は、混乱や課題が生じるかもしれません。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮の初盤とくに最初のほうに象意を持つ人は、いわゆる「有言実行」ならぬ“無言不実行”、すなわち、アイデアや興味はわくのですが、今ひとつ対外的な言動に結びつきにくい今週になっています。
さはさりながら、自分自身を一から見直していくには良いときなので、“誠実”にあるべきご自分の姿を考えていくとよいでしょう。
双子宮に象意を持つ多くの人は、中盤をはじめその前後に象意を持つ人ほど、現実離れした“夢”や“ビジョン”を描いてしまう人生期にありますので、地に足が着いているのかを意識されながら進むとよいでしょう。

One-Point ◆ “理想”や“空想的”な思想また思いをもつ人ほど、われ知らず非現実的な言動をとりやすく、しっかりと現実を見て“客観的”なかたほど、有益な将来ビジョンにしていくことができます。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、大半のかたがといってもいいのですが、とくに中盤とその前後に象意を持つ人ほど、どこまで気づかれているかはともかく、イージーだったり、気分的だったり、マイペースで、自分の感覚的な思いで言動しやすくなる昨今の人生期にあります。
その一方で、蟹宮の前半に象意を持つ人は、良し悪しはともかく異性関係や人間関係の変動が現状の変化をうながしていきそうです。
一方、蟹宮の中盤を含めて、後半に象意を持つ人は、立場のある権力者にかかわるか、われ知らずご自身が主導権をとろうとされやすい昨今です。

One-Point ◆ そういった人生期にあって、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)を除き、蟹宮のみをみた場合、仕事をはじめとした対外的な社会活動に取り組みやすい今週になっています。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮の初盤に象意を持つ人は、ある意味、人生上の転換期に入っていますので、遅かれ早かれご自身らしい職業選択をしていくなり、自立や独立を志向することもありえる昨今です。
早い人は、すでにそのディレクションを受けていますし、今週がそのピークになる人もいますし、またこれからそういったディレクションを受けはじめる人もいます。
そういった職業変化や人生の方向転換の検討をふくめて、情報収集や知的交流が活発になる今週で、同時に社会的な使命実現に向けて行動パターンを転換していくとよい昨今です。

One-Point ◆ 以上、モロモロあるなかでも、今週また昨今は内面の精神世界に、“安易さ”と同時に“迷い”が生じやすいので、獅子宮らしく高潔な“精神軸”を立てていかれるとよいでしょう。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮のはじめのほうや初盤また前半に象意を持つ人は、現実社会の中で、地に足をつけた自分らしい個性や理想像を見出していくほど、ご自身の魅力を発揮しやすい今週また昨今になっています。
乙女宮全般的にみれば、必ずしも美しい理想をめざしたり善意でもって相手や周囲に接していくこと自体が悪いわけではないのですが、潔癖性や評価的な視座を忘れて、必要以上に受け入れたり信用しすぎずに、よく相手をみてからご判断されるほうがよいときです。
いずれにしても、今週またその前後の週は、ご自身がこれまでに培ってきた“スキル”が良し悪しはともかく、“結果”として出やすいときです。

One-Point ◆ それゆえ今週が過ぎ去ったあとで、どうも今週はうまくいかなかったという場合は、念のために、ご自身の“スキル”のレベルを、客観的に再点検されてみられるとよいでしょう。



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