宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.579 / 2018.06.04 〜 06.17


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 6月 2日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 先ごろの「恋愛気運」とは一転して、“思えど叶わず”の傾向が強まりそうです。
ただし、「恋愛幻想」は別なので、人によって分かれることになります。
星の動き ◆ 今週は13日に水星が蟹宮に入宮します。
翌14日には金星が獅子宮に入宮です。
水星は入宮直後まで、双子宮の太陽と合(コンジャンクション=0度)で、太陽は、魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)をとり、海王星は、蠍宮の木星と三分(トライン=120度)です。
一方、金星は、牡牛宮の天王星と矩(90度)で、今週前半は山羊宮の冥王星と衝(オポジション=180度)をとります。
天王星は、山羊宮の土星と三分(120度)で、今週前半は水瓶宮の火星と矩(90度)です。
火星は水瓶宮のドラゴン・テール合(0度)で、獅子宮のドラゴン・ヘッドと衝(180度)です。
獅子宮のケレスは太陽と六分(セクスタイル=60度)です。
月は今週、水瓶宮8度〜獅子宮19度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、ディレクション・ポイント(象意)の位置によって、今週は複雑に運勢が異なってきます。
最初のほうに象意を持つ人は、過去の考えや知識を改めるときで、そういった人をふくめて前半に象意を持つ人は、同時に実力が評価されて、社会的な責任や責務が高まっていく人生期にあります。
一方、中盤また終盤に象意を持つ人は、組織や社会で“権限”がある立場に就いたり、TOPクラスの人物と関係を持ちやすい人生期ですが、自分に見識や人徳がないと、逆に社会のどん底に落ちかねない人生期ともなっています。

One-Point ◆ また牡羊宮の後半、とくには終盤に象意を持つ人の中には、周囲をかえりみず“独りよがり”や“独善的”になりすぎると、“不人気”や“パワー喪失”に陥りやすい今週になっています。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、どこにディレクション・ポイント(象意)をもつかで、今週は複雑に運勢が異なってきます。
最初のほうや初盤に象意を持つ人は、多忙な実力発揮のときであるにもかかわらず、気力不足に陥りやすい時期でもあって、“内弁慶”になってワガママがでたり、「それではいけない」と現実的に考えたり、混乱しやすい今週です。
中盤に象意を持つ一部の人にもそういった傾向が出るケースもあのですが、一部のかたは、終盤に象意を持つ人と同じように、“パワー不足”やどこか“無気力”な状態に陥りやすくなる今週です。

One-Point ◆ 同じ“気力不足”であっても、中盤に象意を持つ人をふくめて、牡牛宮の前半に象意を持つ人は、対外的な活動とプライベートな行動が、混乱しないように調整が必要でしょう。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、後半に象意を持つ人ほど、自分らしく個性や才能を発揮していける今週で、それが思わぬ異性関係の“大転換”を招くことになる人がいます。
一部の人は、ご自身の得意なおしゃべりが、良し悪しはともかく運命的ともいえる“愛情の変化”や異性関係の“大転換”となってあらわわれる可能性が高いので、心当たりのあるかたは、慎重な言動が望まれる今週の一時期です。
双子宮に象意を持つ大半のかたが、安易にもイージーにも、また気ままに対外的な言動をとりやすい昨今なので、そのことも一因して、ごく一部の人ながら、愛情関係の変化が起こりやすくなっているということです。

One-Point ◆ 双子宮の前半に象意を持つ人は、比較的ながら、やる気が増したり、活動的になる今週また昨今ですが、お気楽さが過ぎて奇行や特異な言動に走らないように注意が必要です。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、どこまで気づいているのかは分かりませんが、ふだんの対人関係とは、いくぶんながらも特異な側面や運命的な一面、また“人生上の変化”をともなう相手と接することが多い時期です。
一般的に申し上げますと昨今の人生期は、“客観的”にとらえられるというよりも、ご自身の内面の想いや気分など、われ知らずとも“主観的”に、またイージーに、楽観的にものごとをとらえやすいときなので、気づきにくいかもしれません。
そんななか、蟹宮の初盤に象意を持つ人は、週がすすむほど、“情報活動”が活発になるなど、知識やコミュニケーションへの意識や関与が強まっていきます。

One-Point ◆ 一方、蟹宮の終盤に象意を持つ人は、恋愛や異性関係への情動が高まる今週ですが、だいたいはノーマルよりも、世間の常識からは外れたアブノーマルな傾向となるでしょう。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮の初盤に象意を持つ人は、早いかたではすでに自営の道を選んだり、職種を変化させるなど、仕事上の選択をされておられるかたも多いと存じますが、その傾向はこれからも次第に強まっていきます。
そのような獅子宮の初盤に象意を持つ人をふくめ、前半に象意を持つ人は、転職(天職)などを視野に、今後の仕事や対外的な社会活動のあり方はもちろん、生き方を考えるなど、自己実現の方向へと転換が視野に入る昨今です。
一方、獅子宮の終盤また後半に象意を持つ人は、自分自身を見失いやすい時期ですが、ごく一部のかたは、その半面で大きなスキルの転換がありえます。

One-Point ◆ ともすれば昨今は、いずれにしても、われ知らずマイペースだったり、イージーにとらえてしまいやすいときなので、今週、起こる変化は、覚醒的なショック療法の一面をもちそうです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、陰に陽にまた間接的にも直接的にも、なにかと多彩な星のディレクションを受けていく今週また昨今なので、そのどれをチョイスするかで、運勢や人生対応が異なってきます。
アバウトで申し上げますと、仕事や社会で個性やスキルを発揮してご活躍できる今週また昨今ですが、一部の人においては、それが強い自信になるケースがありつつ、逆に、自己喪失を生むケースも起こりえます。
そのようなご自身の一方で、“相手”は今ひとつ覚醒せず、“のほほん”としている状態ゆえに、現実のパワーに結びつきにくい昨今になっています。

One-Point ◆ やる気やスキルはあるので、職場や社会で発揮できるのですが、自分が自覚しているほどには周囲からの関心や評価を得られにくいなど、行動に課題がともないやすいときです。



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