宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 5月 5日アップ
全体傾向 ◆ 今週(2週間)前後で、天王星とすべてのパーソナル・プラネットが新しいサイン(宮)に移動します。
新たな変化に対応すべくご自分の“足元”を見直される今週にされるのもよいでしょう。
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星の動き ◆ 今週は16日に日付が変わる直前に、天王星が牡牛宮に入宮します。
16日には火星が水瓶宮に入宮します。
19日に金星が蟹宮に入宮しますが、それまで牡牛宮の水星と交歓(ミューチュアル・リセプション)です。
金星は今週前半まで魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)で、海王星と山羊宮の冥王星は、牡牛宮の太陽と蠍宮の土星の衝(オポジション=180度)に、双方から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
一方、この衝(180度)には今週中頃まで獅子宮のケレスが軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
ケレス&ドラゴン・ヘッドは合(コンジャンクション=0度)で、水瓶宮のドラゴン・テールと衝(180度)です。
火星は、水星と天王星に矩(90度)で、太陽との三分(トライン=120度)に入ります。
山羊宮の土星は、ドラゴン・ヘッドと転(クインカンクス=150度)です。
月は今週、水瓶宮0度〜獅子宮9度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、初盤、中盤、終盤のどこに象意ポイントをもつかで、今週の運勢は微妙に変わっていきます。
初盤に象意を持つ人は、仕事運は基本的に悪くはないのですが、今週がすすんでいき、また来週になるほどに、今ひとつ気のりしにくくなりますので、早めにやるべき作業や仕事をすすめておくとよいでしょう。
中盤に象意を持つ人は、不道徳なことや不正を行なわずに、正々堂々と私心をすてて、公明正大に周囲や社会のために動いたり仕事をされるなど、運命(宿命)的にご自分が成すべきことを対外的にすすめていくとよい人生期です。
One-Point ◆ 終盤に象意を持つ人は、上述の「中盤に象意を持つ人」とも一部つうじますが、加えて、今週あたりまでは活発に仕事や社会活動ができる実力発揮が可能なときになっています。
牡牛宮に象意を持つ人は、自他また内外ともに、相応に課題や問題が生じやすい昨今にあって、今週は、良し悪しはともかくそこにも絡んで新たな展開や動きがもたらされやすい時期になっています。
ヒラメキをえたり、おもわぬアイデアや応対策がわいたり、本質的な対応や解決策などもえられやすい今週また昨今ともなりそうです。
そういったこともありまして、心機一転をはかったり、早い人では、仕事や社会活動が多忙になり活性化していくこともありますので、その対応に追われることも起こりえる今週また今月になっていきます。
One-Point ◆ 牡牛宮に象意を持つ人は、遅かれ早かれ今月中あたりから仕事や社会活動の分野で実力発揮ができるようになっていきますが、それゆえ課題が深まる人もいなくはないでしょう。
双子宮に象意を持つ人は、ご自身が培ってきた“知能”や“見識”によって異なってきますが、ヒラメキや画期的なアイデアにも恵まれやすい今週で、人の輪や人気運が高まっていきます。
その一方で、社会的な大望や野望を現実に即しているか即していないかはともかくとして、いだきやすい人生期にありますので、それゆえに反対者もあらわれ、批判や課題も生じやすい昨今です。
いずれにしても、現実を変えうるビジョンを示したり、また良し悪しはともかく超越的なアイデアを示すなど、衆望をえることが可能な時期ともなっています。
One-Point ◆ 実業などビジネス関係やその分野よりも、バーチャルな空想やアイデアまたインスピレーションによる創作活動といった虚業的な分野に有利な今週ですが、一長一短があります。
蟹宮に象意を持つ人は、昨今はもともとが内面性よりも対外的な仕事など、社会的な活動期だったり、そういった方向にチェンジしていくべき人生期にありますが、今週はとくにそうなりやすい時期です。
蟹宮のみをみた場合、そういう傾向の人生期で、そんななかでも昨今は、どこか浮世離れしやすく、観念的な夢やビジョンといった思い込みや安易な事実誤認も起こしやすい今週なので、念のために注意は必要です。
その一方で、それゆえにこそ誤魔化すことなく現実を志向して、今後の社会的な使命や責任などを考えていくとよい人生期ともなっています。
One-Point ◆ たとえば、楽観視してイージーになったり、逆に心配してナーバスになったりと、もともと感情の変化が大きめの人が多い蟹宮ですが、昨今また今週はとくにそうなりやすいときです。
獅子宮に象意を持つ人は、アバウトでいえば、自分らしい新たなスキルや技能を模索して、個性実現が可能な新分野へのアプローチを考えたり、試みていくなど、動きはじめていくときだといえます。
その内容は個人差が大きいために、ここでの断定はできませんが、今週また昨今はそういった傾向にとどまるかたもいれば、実際に動き出していかれるかたもいるといった運勢の方向は類似でも、時期や内容はケース・バイ・ケースのときです。
いずれにしましても、今週はやる気や衝動が高まったり、情動がアップしやすく、公私のバランスをとりながらすすめやすいときでしょう。
One-Point ◆ 新たな分野をめざすにあたって、過去の行動パターンや思い込みを改めなければならないかたがいますので、短絡的に決めることなく、ご自身を客観視することが必要なときです。
乙女宮に象意を持つ人は、自我意識や潔癖性をはじめとして、自分らしい信念が高まる今週また昨今だといえます。
それはいいのですが、その一方で、人間関係やコミュニケーションに注意が必要なときでもあり、端的にいえば、相手の見かけがよく地位や肩書きがあるからといって、ダマされたり、詐欺にひっかからないように注意すべきときです。
甘言や美辞麗句で近寄ってくる人を、いちがいに悪いとはいえないのですが、信用したり、素直に受け入れすぎると、ハニトラをはじめワナにかかったりする可能性のある今週また昨今になっています。
One-Point ◆ 全員がそうだというのではありませんし、両面性のある昨今なので、ダマされたようで活用したり、あえて善意でとらえて課題の解決に利用することなどが、できなくもありません。
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