宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.569 / 2018.03.26 〜 04.08


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 3月24日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 信頼できる恋愛関係を築いてきたカップルには、婚約や結婚の可能性が高まるときです。
ただ、何かを失ったり一抹の課題が生じますが、ゴールインを決めそうです。
星の動き ◆ 今週は、31日に金星が牡牛宮に入宮します。
金星は、週末を除き牡羊宮の天王星と合(コンジャンクション=0度)で、獅子宮のケレスと矩(スクエア=90度)、今週後半は山羊宮で合(0度)の火星&土星と三分(トライン=120度)です。
天王星は、山羊宮の冥王星と矩(90度)で、火星&土星も牡羊宮で合(0度)の太陽&水星に矩(90度)です。
また太陽&水星は、獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
蠍宮の木星は冥王星と、魚宮の海王星は火星&土星と、それぞれ六分(セクスタイル=60度)です。
月は今週、蟹宮17度〜山羊宮22度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、いずれも「仕事運」や「社会活動運」の好調期で、もし、逆に社会的に不遇な立場や大きな試練のなかにあるという場合は、過去の行ないを反省する必要が高いことになります。
たとえば、目的のために手段を選ばない行為や不法な行為をしてきたとか、そこまでではなくても人格的にワンマンや傲慢不遜な言動をとったり、人倫道徳にもとる行ないをしてこなかったか、などです。
牡羊宮の中盤や終盤に象意を持つ人は、たとえば良すぎて悪いといったことにならないように、充分に謙虚さを保っておくとよいでしょう。

One-Point ◆ 一方、牡羊宮の前半に象意を持つ人は、なんらかのカタチで出世したり、責任ある立場や地位を与えられるなど活躍期で、仕事や社会活動に多忙な今週また昨今になっています。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、公私のあいだでバランスをとることが必要な昨今にありますが、今週は、それが良くも悪しくも、いわゆる“両極化”していくようなことが起こりそうです。
たとえば、良い意味での自分らしさを発揮して、温和で穏やかな人間関係を築くことで、「人気運」や自身の「魅力」が高まったり、すでにステディな恋愛関係にある場合は、婚約や結婚などの可能性さえ生じる今週です。
一方、逆パターンの場合は、必ずしも悪い意味ではないのですが、自分の部屋や家にこもりがちになったり、想いをはせるだけの今週になりそうです。

One-Point ◆ いずれにしても、持ち前の忍耐力を充分に発揮できる今週また昨今になっていますので、そういった内面の安定感とともに、対人関係に恵まれることがなくはない時期にあります。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、組織運営などの関係において、意見の対立などトラブルが生じがちな今週また昨今になっています。
ご自分が上司で、部下とのあいだに現実認識の違いや対処の仕方などで意見の対立が生じたり、またご自分と上司とのあいだに、同様のことが生じるケースでもいいのですが、すくなからず注意が必要です。
それは、状況を良い方向に打開したり、調整しようという想いからそうなるもので、けっして悪意や悪気があってのことではなくても起こりえますので、逆に申し上げますと、まずは双方の認識の違いを調整することが先決だといえます。

One-Point ◆ どちらかといえば、忍耐強くあることのほうが重要な今週また昨今で、単に思いつきや衝動や、自分では気づきにくいのですがビジョンのみで観念的に動くと間違いやすいでしょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、長期的な人生期、中期的な運勢期、また短期的に今週や昨今をみても、端的にいえば“転換期”にあります。
その内容や方向性は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって個々に異なってくるのですが、いずれにしましても、これまでの内面的な生き方から、仕事や社会的な責任を果たす方向に変えていくときです。
ただ昨今は、相応に現実離れして夢見がちだったり、自分なりに気ままなマイペースになりやすいディレクションを受けていますので、それが強い場合は感じていても、今ひとつ動けないことが起こりえます。

One-Point ◆ 要は、現実離れして夢見がちであると同時に、現実的には転換期にありますので、夢と現実のバランスのとりかたが重要で、転換を夢見る方向で考えてみるのもよいでしょう。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、ご自身とお相手また周囲とのバランスをとっていくとよい今週で、対外的にも知識や知性を働かせ、コミュニケーションを活発化させていくとよいときです。
状況が状況なだけに、自分と部下や、逆に上司と自分との現実認識や対応策のズレが生じやすい時期なので、意見の対立をさけて、忍耐強く調整を図ることが仕事運や社会運につながるときです。
ある意味、ひさびさに訪れた社会活動運や職場での人気運が生じる今週以降なので、意見の対立やケンカで、運勢をつぶさないようにされるとよいでしょう。

One-Point ◆ それでも頑なに自己の主張を曲げないというのであれば、それもいいのですが、客観的に相応の実力や運命的なスキルを自分のものにしていないと通じにくいときになっています。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意のポイントによって運勢が異なってくる今週になります。
アバウトながら初盤に象意を持つ人は、恋愛運や異性関係に恵まれる人が多い今週になりますし、信頼できる関係を築いてきたカップルほど、ゴールインの鐘の音が聞こえてきそうな今週になっています。
乙女宮の中盤に象意を持つ人は、たとえば地に足をつけて懸命に歩いていたとしても、それが悪いわけではないのですが、期待した以上の成果が得られなかったり、期待はずれや、どこか裏切られたようなことが起こりやすい時期です。

One-Point ◆ 乙女宮の終盤に象意を持つ人は、今週あたりから徐々に運勢は動きはじめていきますが、完全復帰とまではまだいきませんので、ほかの運勢サインもご参考にされてください。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2018 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.