宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 3月10日アップ
全体傾向 ◆ 平和そうに見えても対立があり、対立ゆえに調整を志向する今週です。ですが、本当の対立はこれからかもしれません。
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星の動き ◆ 今週は18日に火星が山羊宮に入宮し、同日、ケレスが獅子宮4度で順行に戻ります。
21日午前1時過ぎに太陽が牡羊宮に入宮します。当然、春分の日です。
翌22日には、水星が牡羊宮16度で逆行に転じます。
牡羊宮の金星&水星は合(コンジャンクション=0度)で、山羊宮の冥王星と矩(スクエア=90度)です。
冥王星は牡羊宮の天王星とも矩(90度)で、天王星と火星は三分(トライン=120度)です。
山羊宮の土星は、今週前半まで金星と矩(90度)です。
また金星&水星は、獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
太陽は、獅子宮のケレスと蠍宮の木星に三分(トライン=120度)です。
魚宮の海王星は土星と六分(セクスタイル=60度)です。
月は今週、山羊宮14度〜蟹宮17度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、今週は多くの星の象意を受けていく人が多くなりますので、良し悪しはともかく、生まれもつホロスコープ(出生天球図)の性質や運勢が、比較的ながら強調されやすくなります。
そんななかで、全体的にみれば“仕事”の活躍期で、対外的な社会活動が活発になるなど実力発揮や個性発揮が可能な昨今の社会運がいっそうパワーアップされていく今週になっています。
あくまでも一般的にですが、長期の人生期も、短期の人生期も、今週また昨今をみても、基本、多忙な時期です。
One-Point ◆ それは良いことなので、存分にご活躍されればいいのですが、衝動的に過ぎたり、自己主張をしすぎて周囲を無視したり、見下すような言動をとると、運勢を下げてしまいます。
牡牛宮に象意を持つ人は、悪いわけではないのですが、自己の安定やTOPに立とうとする情動と、無意識ながらも内面の精神意識といった心の世界とのバランスがとれにくいので調整が必要です。
逆に申し上げますと、ご自身の地位や立場の安定を図ろうとされる場合や、またはテッペンをとろうとされる場合、ご自身のこれまでの生き方が良し悪しはともかく結果となってあらわれていく昨今になっていますので、どのような心をもって生きてこられたのか考えるとよいときです。
そこで、もし足りないところがあれば、補うなどしていかれると将来につながります。
One-Point ◆ いくつか毀誉褒貶はありますが、ロングスパンでみますと、運勢は上昇傾向で将来に備えるべきなので、ベースである心のもち方を修得されておかれるとよいという意味です。
双子宮に象意を持つ人は、仕事などの対外的な社会活動に意識やご関心をもっていかれる時期に入っている今週以降なので、心構えをはじめ現実的な環境整備をすすめておかれるとよいときです。
ただし、ごく一部の方になりますが、職場や社会的なサークルでの人間関係や異性関係に注意すべき方がいらっしゃいますので、ご自分の情動をコントロールされることも必要な今週です。
そういった点では、心当たりがなくても、社会の常識を重んじて地に足をつけたご判断やご確認をしていくとよい時期です。
One-Point ◆ 仕事や社会などで、対外的に“夢”や“ビジョン”が広がる反面、どこか現実に根づかない妄想を抱きがちな人生期でもありますので、その点ではご注意が必要なケースがあります。
蟹宮に象意を持つ人は、あえて単純化して申し上げますと、一にも「仕事」、二にも「仕事」、三四がなくて五にも「仕事」に徐々にではあっても、意識や言動また環境をもっていくとよい今週です。
実際的にも、昨今は相応ながら仕事で個性を発揮したり、人気がなくはなかったり、部分的ながらも、独自の才能を発揮できる運勢期なので、問題は他力本願によらずに、ご自身の意志や考えが重要になることです。
今週また来月はもちろん人生期的にも仕事や社会的な活動への転換期にあるときなので、そこに意識を合わせるほうが今後の運勢がともなっていきます。
One-Point ◆ もちろん蟹宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、多少なりともその度合いが異なることがありえますので、ご自由でいいのですが、蟹宮はそういう時期にあります。
獅子宮に象意を持つ人は、全体をみれば前半に象意を持つ人をはじめとしてポテンシャルはなくはないのですが、今ひとつ本領発揮がしにくく、一方、後半に象意を持つ人は、比較的ながら前向きにすすめるときです。
そんななかでも今週は、「火事場のバカぢから」といわれるように、課題や問題が生じるほど、イザとなれば本来の獅子宮らしい実力やTOP意識といったパワーを発揮していくことができます。
精神意識のもちかたに注意すべき課題がないとはいえない時期ですが、隠れた潜在能力を見直し再認識されるのによいときです。
One-Point ◆ 逆にいえば、“心”のパワーや、クリアな内面の無私の“精神意識”の不思議な力を発見したり体得されるほど、獅子宮らしい自己実現や社会活動にむかえる人生期にあります。
乙女宮に象意を持つ人は、あえて無責任に断言した書き方をしますと、まだ過去に未練をもたれている方は、今週を期にスッパリと捨てるべきときです。
いわば、“人生のビッグバン”を起こしていくべき時期ですので、ここから新しい宇宙的なご自身の人生が広がり、かたちづくられていく、“自己転回”の今週また昨今にされていかれるとよいでしょう。
冷静かつ客観的に心を無にして、“理想の自己像”を考えたり、見出していかれるとよく、もはや過去のご自分とは異なった意識やスキルや精神的な環境に、心身をおいて、新世界をめざしていくとよい人生期にあるときです。
One-Point ◆ ご自身の現実や意識や状況に深く関心をもたれて、“自我意識”に満ちた方も多いと存じますが、哲学的に語れば、今はそんな自分を無にしてしまうことが、“自己発見”の道です。
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