宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 2月24日アップ
全体傾向 ◆ 今週前半は想いや考えと行動との間に、いくぶんの課題が生じやすいときです。
また来週をふくめて“新兵器”の活用の可能性が高まっていきます。
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星の動き ◆ 今週は3月6日に水星が牡羊宮に入宮します。
翌7日には金星も牡羊宮に入宮です。
9日に木星が蠍宮23度で逆行に転じます。
水星と金星は合(コンジャンクション=0度)で、牡羊宮に入宮する直前まで木星と三分(トライン=120度)、入れ替わるようにその後は獅子宮のケレスと三分(120度)をとります。
同じく、入宮直後まで射手宮の火星と矩(スクエア=90度)です。
魚宮の太陽と海王星は合(0度)で、牡羊宮の天王星と山羊宮の冥王星は矩(90度)です。
山羊宮の土星はノーアスペクトで、獅子宮のドラゴン・ヘッドは海王星&一時期の太陽と転(クインカンクス=150度)です。
水瓶宮のドラゴン・テールはドラゴン・ヘッドと当然ながら衝(180度)ですが、基本ノーアスペクトです。
月は今週、蟹宮7度〜山羊宮14度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、基本的に充分に仕事や社会での活躍期ですが、週末が近づくほど、いっそう好調期をむかえていくことになります。
できる男はモテたり、才色兼備のキャリア・ウーマンといった感じの今週後半や、また来週になっていきますので、職場での地位向上や責任ある立場に就くなど、運勢的には稀有な活躍期となっています。
一般的にはそのようなディレクション(運勢)のときですが、“好事魔多し”のたとえどおり、自分勝手だったり、調子にのって傲慢な言動をとると、社会のどん底へとまっさかさまに転落の可能性があるときです。
One-Point ◆ 何度も同じことを書いていますが、以前に読まれたかたはそうでも、新しく訪れるかたもいらっしゃいますので、書かざるをえず、“好調”ゆえに素行には注意が必要なときです。
牡牛宮に象意を持つ人は、無意識ながら仕事や社会でTOP目を狙いにいくような人生期にあります。
とくにシニア世代をのぞいて、成人した社会人や働き盛りの人ほど、その傾向が強まる昨今ですが、そこには内面の精神性や行動といったリアクションに課題が生じがちなときでもあります。
そこでくじけないことが重要で、牡牛宮らしく忍耐強くゆっくりでも歩をすすめていくうちに、今すぐではなくても、将来的には必ずチャンスをもたらす「星のディレクション」が訪れる流れがあります。
One-Point ◆ 要は、そのための現在で、将来のために今は、内面の精神性に課題を抱えて体験し、その体験をつうじて何かを悟ったり、漸次でも成長していくことが未来につながるときです。
双子宮に象意を持つ人は、ごく一部の人をのぞいて今週また昨今は、双子宮らしく活躍することが可能になっています。
たとえば、職場で期待されたり、また公私におけるコミュニケーションや情報交換が活発になったり、ご自身が得意とする能力やスキルまた知識や知性を最大限に発揮できるときです。
そこに紙一重の差ながら、ご自身の言動に注意をしなければならない緊張した一面もありますので、既存ままの言動や表現だけでなく、将来を見越した新しい方向性や表現などとのバランスが必要なときです。
One-Point ◆ 断定していえば、従来の考えや言動から、将来を見越して目標を定め、新たに考えや言動を変えていくときなので、一応は他人の意見も聞いて新しい方向を見出すとよいでしょう。
蟹宮に象意を持つ人は、基本的には相手や周囲の状況を敏感にキャッチして、無意識のうちに“忖度”したり合わせるタイプです。
そういった蟹宮にとって、先回も書きましたように、自分よりも相手や周囲の事情によって動いていくことになりやすい昨今の人生期にありますので、逆に、自分の内面性や精神面が重要な今週になっています。
周囲と接する自分の心構えということですが、「情に棹差せば流される」も「情けは人のためならず」も正しいので、問題はそのタイミングや出し方を会得していくことが、蟹宮の命運を良い方向に導きます。
One-Point ◆ 要は、そのための心の持ち方や相手や状況を正しく判断できる見識、また自分の情をコントロールできる内面性を相応ながら培っていくために、学んだり考えていくとよい今週です。
獅子宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人は基本、動きの少ないときですが、今週末や来週にすすむほど、表向きの動きはそれなりながらも内面の意識や考えに動きが出てくるときになります。
一方、獅子宮の後半に象意を持つ人をはじめ、終盤に象意を持つ人は、逆に、“個性的”ともいえますが良し悪しはともかく“奇抜な行動”によって、新境地をひらいていこうとされるときになっています。
いずれも今週中頃の一時期、“夢”や“ビジョン”を否応なく大きく膨らませていくことになる出来事が生じるでしょう。
One-Point ◆ そういった点では感性に縛られすぎたり、既成概念にとらわれすぎて、“創造の翼”をせばめることがないように、頭(知性)よりも心(感性)を解放させておかれるとよい今週です。
乙女宮に象意を持つ人は、まだ完全復活というわけにはいきませんが、それでも今週あたりをターニング・ポイントとして、長い暗闇から抜けるように徐々に運勢や社会感覚が戻ってくることになります。
単純にいえば、われ知らずとも、自分の内面性や心のあり方に意識や関心が向いていた時期から、社会的な使命をはじめとして、仕事や対外的な活動にしぜんと意識や関心が向いていくときになっています。
とくに今週は、自分の内面に課題を感じることによって、逆に、個性的な自分を活かしていこうとするなど意識転換をしていくことになるときです。
One-Point ◆ その点では、今週前半あたりまでに将来の状況や社会に通用する「理想の自己像」、また自分らしい「スキル」を考えておいて、早い人では後半に歩みだしていくとよいでしょう。
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