宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 2月10日アップ
全体傾向 ◆ ホロスコープによって異なりますが、何かが失われがちな今週です。
また、恋愛を夢見る傾向が強まりますが、片思いや失恋傾向の強い今週です。
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星の動き ◆ 今週は18日に水星が魚宮に入宮します。
翌19日の午前2時半頃、太陽も魚宮に入宮です。
その太陽&水星と金星&海王星が魚宮で大会合(ステリウム)また連続合(ローリング・コンジャンクション0+0+0度)を形成します。
入宮直後まで太陽は蠍宮の木星と矩(スクエア=90度)で、金星&海王星も射手宮の火星と矩(90度)です。
火星は獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
牡羊宮の天王星と山羊宮の冥王星も矩(90度)です。
今週の一時期、山羊宮の土星と魚宮の金星を底辺に、獅子宮のケレスを頂点としたYOD(ヨッド=60/150/150)が形成され、週末に向かって順次、水星また太陽が、金星にかわって底辺をとっていきます。
月は今週、山羊宮6度〜蟹宮7度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、やる気が増したり活動的になるのはよいのですが、いくぶん勘違いや思い込みをふくめて、異性に対してもなにかと積極的や闘争的になりがちな今週また昨今です。
ご本人が“ハンティング”などのように楽しければそれでもいいのですが、だいたいは勘違いや恋愛幻想のアプローチになることが多いので、結果的に“ロス”を産み出すことが多いでしょう。
ただし、それが悪いというのではなく、経験としては必要なこともありますので、ストーカーになるなど、やり過ぎなければ、それもありの今週です。
One-Point ◆ それよりも気をつけるべき“ロス”の可能性があるのは、異性関係にかぎらず、仕事や職場でのケアレス・ミスをふくめて、何が重要なものを失念したりチェックし忘れることなどです。
牡牛宮に象意を持つ人は、大きな運勢の流れとしては、仕事の活動期や活躍期に向かいつつある昨今です。
それはそれとして、今週は、ノンビリというかスローモーというか、仕事面では、いまいちタイミングのよい受け答えができないなど、心をなくしがちだったり失念しがちな今週になりそうです。
だいたいは、異性がフォローしてくれることが起こりやすいのですが、その肝心の異性と気脈を通じにくいこともあって課題が生じたりするなど、良くも悪くも異性次第となりやすい今週です。
One-Point ◆ 女性のかたにその傾向が強くなりやすいのですが、いずれにしても今週の異性運は一般には想えども届かずで、恋愛気運は高くても結果として実体がともないにくいかもしれません。
双子宮に象意を持つ人は、これまでの意識や行動パターンを、転換していくことで仕事が活性化したり社会運に恵まれやすい時期になります。
それはそれとして、同時に、たとえばなにか考え違いをしたり、事実誤認をしたり、アポイントをつい忘れてしまうなど、何かを失念してしまう傾向がなきにしもあらずの今週なので、充分にご注意ください。
問題は、そのように注意しても、今週は一時的ながらお得意の頭の回転が鈍くなったり、物忘れをしたり、それが異性関係などをふくめて、関係性の喪失につながったり、ヒビが入ったり、ケンカにいたる可能性がないとはいえない今週かもしれません。
One-Point ◆ そうでなくても、最近は何かを思い出せないとか、頭の働きが鈍いとか、勘やヒラメキが冴えないというかたは、とくに注意が必要な今週として実害が出ないように対処しましょう。
蟹宮に象意を持つ人は、何かと相手や周囲に振り回されやすい今週また昨今の人生期になっています。
良し悪しはともかく、自分のことよりも、相手や周囲の要望や要求にこたえたり、自ら気を遣ったり察したりして、場合によっては、必要以上に行動してしまうことも起こりやすい今週になりそうです。
通常は、主体的にものごとを進めていくというよりも、受身的に応えていくことが多いタイプなので性に合っているといえばそうなのですが、うまく自分の時間をつくりながら、ストレスを溜め込まないようにしていくとよいでしょう。
One-Point ◆ 全体的な星まわりは蟹宮にかぎらず、運勢的に齟齬や課題や“○○ロス”といった状態を起こしやすい今週なので、とくに異性関係には過度な期待をしないほうが賢明といえます。
獅子宮に象意を持つ人は、異性関係をふくめて、いくぶん活動的になったり、逆に自家撞着におちいることにもなりやすい今週です。
前者の場合は、理想の愛や異性を見つけ出した気になるなど、恋愛妄想からアプローチすることもありそうすが、一時的にはともかく、結果的にはうまくいかないといった勘違いを体験することがありそうです。
後者の場合は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によってシチュエーションが異なりますが、たとえばステディーな関係や結婚を前提にした真摯なアプローチを受けても、逆に引いてしまったり、事情があって応えることができないといったことです。
One-Point ◆ いずれにしても、人間関係のバランスが必要な昨今において、それが異性関係などの分野でたとえばすれ違いや否応ない運命的な“無”のできごととしてあらわれやすい今週です。
乙女宮に象意を持つ人は、いずれの方向に今後の生き方を求めて模索したり、また決めていくことになるにしても、自分探しや方向転換をしていく“正念場”ともいえる今週また昨今や、今月です。
逆に申し上げますと、今後の方向性を見出していくポイントの時期として、それ以降、徐々にながら、仕事や社会的に乙女宮らしい活動運に、漸次、むかっていくことになりますので、大事な時期です。
基本的には、これまでの言動を改めたり、いったんご自分の完璧性にもとづく理想などを脇において、たとえば無の状態から現状を見つめて対処を考えていくなど、再出発を試みるのもよいときです。
One-Point ◆ あえて申し上げますと、こういった運勢の時期は、個人的な「潔癖性」や「完璧性」にこだわりすぎると、方向転換ができず、かえって将来像を描けないことがあるかもしれません。
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