宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.561 / 2018.01.29 〜 02.11


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 1月27日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ “荒れ模様”の今週です。そんななか週末の9日に平昌オリンピックが開幕します。
気分や観念によらず、クールで奥深いご判断が必要な今週です。
星の動き ◆ 今週は2月1日になる直前に水星が水瓶宮に入宮します。
週末の11日には金星が魚宮に入宮です。
水瓶宮で水星とドラゴン・テール&太陽&金星が大会合(ステリウム)また連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)を形成し、金星を除いて、獅子宮で合(コンジャンクション=0度)のケレス&ドラゴン・ヘッドと、ほぼ衝(オポジション=180度)をとります。
このうち、ケレスと水星の衝(180度)に射手宮の火星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
火星は今週後半、魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)で、蠍宮の木星も太陽&金星と矩(90度)です。
山羊宮の土星はノー・アスペクトで、山羊宮の冥王星と牡羊宮の天王星も矩(90度)です。
月は今週、双子宮27度〜山羊宮6度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、厳密にいえば過去の行ないの公序良俗の度合いをはじめ現在の人格レベルや力量また身につけた見識によって、運勢はそれぞれに両極端にわかれる人生期にあります。
不特定多数の人を対象としている「今週の運勢」では、個別に詳しくおとどけすることはできないのですが、おおむね牡羊宮の前半に象意を持つ人は、基本的に仕事面での地位アップや栄達を受けやすい今年2018年です。
一方、中盤〜終盤の中ほどに象意を持つ人は、組織の頂点に立つか、社会のどん底に陥るか、運命が顕現していく人生期です。

One-Point ◆ このディレクションは相応にタイムラグがありますので、必ずしも今週また今年ともかぎらないのですが、いずれにしても社会的に正し道を人格的に生きることで“運勢”を保てます。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、社会的に評価を受けたり、だいたいはよい意味で話題になりやすい今週また昨今です。
運勢的には、組織や社会でのご活躍が可能な時期に入っていますので、それをご自分のものとしてどこまで引き寄せ現実化していくかは、これまでに培ってきた才能や実力また真のモチベーション次第です。
さらに、生まれもつ運勢がそれに加われば今週また昨今は、立場のある人からの引き立てを受けたり、“ご指名”がかかる時期になります。

One-Point ◆ 逆に、才能や実力また不純なモチベーションしかない場合、それなりの社会的な評価にとどまり、最悪は“倫ならぬ関係”の清算や、社会的制裁を受ける昨今になりかねません。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、ご自身の大言壮語や夢見がちな言動も手伝って、とらかというと相手や周囲の事情に引っかきまわされやすい昨今です。
そんななかで今週は、ご自身の意識や言動を再チェックして見直されて、今後の仕事でのご活躍や社会的な使命や責任をどう果たしていくか、生き方や方向性の転換をしていくとよい今週また昨今になっています。
大きな人生の流れをみれば数年をかけて、徐々に仕事や社会でのご活躍の方向に、紆余曲折を経ながらもすすんでいきますので、適当にならずに“誠意”をこめて対処するなど、地歩を築いていくとよいときです。

One-Point ◆ “夢”や“理想”や“ビジョン”を仕事や社会活動の場で描くのはよいのですが、あくまでも実力がともない現実的であることが、それを可能にしていくことを意識しておくとよいでしょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、昨今の人生期を大きくみれば、ある意味、“激動期”にあるといえますので、そんななかで今週は、どちらかというと“ナーバス”な気分にもなりやすいときです。
あくまでも蟹宮のみをみた場合や蟹宮の象意を強く持つ人がそうなので、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、度合いが異ってきます。
ただいずれにしても、“過去”の状態が通用しなくなり、“未来”に通用する新しい可能性を切り開いていくべき時期にありますので、心や意識や目を向けるべきは、過去ではなく「未来」だということです。

One-Point ◆ ということで、今週はそのような方向性をもって、ご自身の意識や潜在意識をチェックされてみられたり、必要に応じて、精神面の調整や学びを深めていくとよいときにあります。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、獅子宮のみをみれば運勢的には底を打ったといえますので、今後は徐々にながら、本来の状態に向けてテイク・オフしていきく今週になっています。
そういった点でも“意識”や“考え”の転換点となっていく今週また昨今ですので、安易にならずに前向きな気分で立ち向かっていくとよいでしょう。
そういった心や、ご自身の精神意識のあり方が、運勢をよくしたり“気運”(運気)をかもしだしていく昨今の獅子宮となっていますので、諦観していくほどに徐々にながら運気は向上していく時期にあります。

One-Point ◆ ただし、獅子宮のみをみた場合、まだ華々しく社会でご活躍できる運勢期にありませんので、そういった外面以上に、内面性が重要な昨今の人生期になっているということです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、まだ過度な期待はせずに、ご自分らしく地道にスキルを習得したり、将来へのそなえをしておくなど“実力”を蓄えていくとよいときです。
他人の助けを期待してしまうと、ヘタをすれば“ダマされ”たり、期待するほどの“成果”を得られにくい今週なので、内に闘志を秘めて、現実が動くのを見極めながら、大逆転を狙う“雌伏”の時期だともいえます。
そういった転換点は、個人レベルながらも早ければ来月中に迫っていますので、あくまでも乙女宮のみをみた場合のお話ですが、長かったトンネルの出口が見えていますので、焦って動くとかえって“側壁”にぶつかりかねません。

One-Point ◆ あくまでも一般論ですが、厳しいときほど小細工はせずに、大局を見て大義によって動くなり、ご自分を殺して“損”を覚悟でスキルを発揮できるほど、ときに乙女宮は“強い”のです。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2018 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.