宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 1月13日アップ
全体傾向 ◆ 今週は、課題や対立する両者に対して、対話が否応なく図られますが、星をみるかぎり、かんばしい成果は期待できなさそうです。
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星の動き ◆ 今週は18日に金星が水瓶宮に入宮します。
20日の正午頃、太陽が水瓶宮に入宮します。
26日には火星が射手宮に入宮です。
太陽は水瓶宮の金星と合(コンジャンクション=0度)で、山羊宮の冥王星をふくめて牡羊宮の天王星と矩(スクエア=90度)です。
山羊宮の水星&冥王星は合(0度)で、一時的に水星と魚宮の海王星を底辺として、獅子宮で合(0度)をとるケレス&ドラゴン・ヘッドを頂点としたYOD(ヨッド=60/150/150度)が形成されます。
必然的に水瓶宮のドラゴン・テールを尻尾としたヨッド・カイト(30/30/150/150)になり、さらにドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)にたいしては、蠍宮の木星を軸としたT矩(Tスクエア=90/90/180度)が形成されます。
蠍宮の火星は、今週前半まで木星と合(0度)です。
山羊宮の土星はノーアスペクトです。
月は今週、射手宮27度〜双子宮27度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮に象意を持つ人は、牡羊宮のみをみれば、多かれ少なかれ、基本的には仕事をはじめとした社会的な活躍期にあります。
これまで違法なことや人倫道徳にもとることをせずに、真面目にコツコツと努力してきたかたほどそうで、もしそうではなく、逆に反社会的な言動を繰り返してきた場合は、いつでも“運命的”に今の地位を追われたり、社会のどん底に落ちかねない人生期にあります。
とくに牡羊宮の初盤に象意を持つ人で、相応に見識や実力を身に付けてきた場合、社会的な地位や立場の向上が望める1年を迎えています。
One-Point ◆ 現在、組織や社会の“頂点”にある人も、またこれからの人の場合も、ご自分だけの実力よりも、昨今の運勢による今の立場なので、謙虚にふるまい傲慢にならないことが重要です。
牡牛宮に象意を持つ人は、とくに初盤に象意を持つ人をはじめとして、牡牛宮全体的にみても、温和さや職場での人気運が発揮されやすい今週です。
牡牛宮の最初や最後のほうに象意を持つ人をのぞいて、中盤をはじめとした大半の人は、仕事とプライベートなど公私にわたって運勢の消長が強まる昨今ですので、状況をみながら臨機応変に対処したり、バランスをとっていくことが必要な昨今になっています。
牡牛宮の終盤に象意を持つ人は、意識を仕事や社会的な責任や使命をはたす方向にむけて言動の転換をしていくべき今週です。
One-Point ◆ また今週は、どこまでお話できてうまく調整できるかどうかはともかく、否応なくご家庭やプライベートな関係で、連絡やコミュニケーションをとらざるをえないことが起こりそうです。
双子宮に象意を持つ人は、全員とはなりませんが、人によっては知的な推理力や直観力が冴えたり、また社長をはじめとしたTOPクラスにある人との関係やコミュニケーションをもちやすい今週です。
そのこと自体は悪くはないのでよいのですが、その影響から否応なく力量以上の仕事をはじめとした活動にかかわる場合、慎重に確認しつつ行なわないと、結果をえられないことがある今週です。
もし、そのような懸念がある場合、やる気や誠意はよいのですが、結果の確約は保留して、逐一、現状をみながら進めるとよいでしょう。
One-Point ◆ ご自身のホロスコープ(出生天球図)によっては、上述の大概ながら、微妙にシチュエーションが異なって生じる場合がありますので、アレンジしつつ状況にあわせてご参照ください。
蟹宮に象意を持つ人は、大なり小なり人生の転換期にあるときで、初盤に象意を持つ人をはじめとして活動方向の転換期でもあり、さらには意識や考えを転換していくべき今週でもあります。
蟹宮のみをみた場合、自分自身のことよりも、周囲の要望に応えたり、相手の依頼や要請に対処していく時期になります。
そういった事情からも連絡やメッセージを受け取りやすい今週になっていきますので、ご返答はともかく連絡を受けられる整備や、対応できるかのチェックをはじめ、ご返答は誠実にされるとよいときです。
One-Point ◆ なかには、前向きにとらえる昨今なのはよいとしても、イージーになったり、われ知らずとも現実を無視して、感覚や観念で言動していることもありえますので、そこは注意が必要です。
獅子宮に象意を持つ人は、アバウトな書き方ながら、良し悪しはともかく、“誇り高く”あるべきときで、自分の損得よりも、周囲や相手を寛大に許容していくほうが、評価が上がるときだといえます。
“武士は食わねど高楊枝”といった一種のヤセ我慢のような状態になることもあると存じますが、今は社会的に果敢に活動して認められていくというよりも、内面の精神性を高めていくよい運勢期だからです。
そんななかで白羽の矢が立つように、話半分や勘違いをふくめた“ご指名”を受けることがありますが、“役不足”や“時期尚早”といった感のある今週の運勢です。
One-Point ◆ 獅子宮のみをみた場合そういったときなので、結果に自身がないなら断わるべきですが、ただし獅子宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、必ずそうだとはかぎりません。
乙女宮に象意を持つ人は、大きな“ヤマ場”の運勢期は越えたものの、星的にはまだ本調子とはいえない昨今の状況です。
とはいえ、今後は乙女宮らしい特異なスキルを習得したり、自分らしい自我意識を確立していくなど、将来の飛躍をめざして自己修養や学びといった自分磨きをしていくとよい人生期ともなっています。
そういった点では、今週の乙女宮のみをみた場合、“心技体”の三拍子を極めて、将来の足場を築いていくには、多少の勘違いを含みつつも、“精神性”といった心理面(感覚面)に否応なくに注目する今週になっています。
One-Point ◆ 頭で考えた個人的な“完璧性”をもつ乙女宮ゆえに、理論理屈に偏りがちな面がありますが、今週は、それを超えた“感性”や“直感”といった分野に否応なく目がいきやすいときです。
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