宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年12月 2日アップ
全体傾向 ◆ またぞろ妄動国家と民主的な自由主義国の対立がはじまります。
安易な考えや気分的な言動は、良識的な社会に反しやすい昨今です。
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星の動き ◆ 今週は、9日に火星が蠍宮に入宮します。
そのときまで火星は牡羊宮の天王星と衝(オポジション=180度)で、これに射手宮の水星&土星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
水星&&土星また今週後半の射手宮の太陽は三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)をとり、また太陽は射手宮の金星とも合(コンジャンクション=0度)で、天王星や獅子宮のケレス&ドラゴン・ヘッドと大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成します。
当然、水瓶宮のドラゴン・テールを尻尾としたトライン・カイト(60/60/120/120)が形成されます。
太陽&水星は、魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)で、海王星は蠍宮の木星と三分(トライン=120度)です。
また天王星と山羊宮の冥王星の矩(90度)が、約7か月ぶりに復活します。
月は今週、双子宮11度〜射手宮18度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
牡羊宮の初盤に象意を持つ人は、実力や見識がある人ほど、徐々に社会的な地位向上や出世などの運勢期に入りつつあります。
牡羊宮の中盤に象意を持つ人は、社会や組織の頂点に立つか、それとも逆に社会のどん底に落ちるか両極端になりやすい運勢期にあって、我欲を捨てて正々堂々の歩みをするかで、一発大逆転も起こりえるときです。
牡羊宮の後半に象意を持つ人は、個性発揮のときで友好関係や行動範囲が広がる人生期を迎えていますので、周囲の現実をとらえた画期的なアイデアを発揮されていくとよい今週また昨今です。
One-Point ◆ 牡羊宮のみをみた場合、仕事や社会でご活躍できる「星のディレクション」に恵まれた運勢の昨今の人生期ですので、おごり昂ぶらずに人格をともないつつ活動すべきときです。
牡牛宮に象意を持つ人は、内面の精神意識面や人格面を見直した言動に改めるほど、仕事などの社会的な活躍が期待できる今週です。
もっとも、仕事や社会よりも、プライベートなおうちやお部屋で好きなことをやっているほうがよい、またそのほうが性(しょう)にあう人が多い牡牛宮ですが、これまではそれでよくても、多少その意識を変えていくべきときを迎えています。
今週以降は、現実や社会をとらえて、本来的なご自分の内面性を意識されつつ、それをもって仕事や社会で何をなしていくか、どんな責任や使命を果たしていくとよいか、意識転換をされていく時期に入っていきます。
One-Point ◆ 受身で忍耐しつつ、与えられた仕事をこなしていくのが悪いわけではありませんが、今週あたりは理想の自己像を見出しつつ、今後、ご自分が何をなしていくかを考えるときです。
双子宮に象意を持つ人は、公私を問わずパートナーをはじめご自分の周辺に動きや変化が起こりやすいときです。
着実かつ現実にそってアイデアや企画を考えつつ動けるときなのですが、それに対して気分のままにイージーに、ときには現実離れして観念的に動く相手や周囲の状況が、“妄動”によって、何かと課題を投げかけやすいときになっています。
ある意味、昨今の双子宮もそんな言動をとらないわけではないときなので、「他人のふりみて我がふりなおせ」というように、今週また昨今は、自分が仕事や社会で何を果たせるかに言動を変えていくとよいときにあります。
One-Point ◆ だいたいは、自分の意志次第で動いていくというよりも、相手や周囲の事情に対応しつつ進まざるをえない時期なので、そういった状況を活用しながら変わるのもひとつの手です。
蟹宮に象意を持つ人は、どこに象意を持つかで、若干なりとも今週の運勢は異なってくるときです。初盤に象意を持つ人をはじめとして、徐々に“活動開始”となっていく人が多いでしょう。
蟹宮の終盤を除いて全体的にいえる昨今の運勢は、良し悪しはともかく、どこか天下をとったような誇大な考えや、安易な想いを無意識のうちに抱きやすくなっていますので、状況をよくよく見ないと、周囲と齟齬が生じます。
自由民主主義の社会において、“妄想”は自由でも、それが相手や誰かの自由や権利を侵害すると、一気にたたみこまれる時代にあるからです。
One-Point ◆ 蟹宮の終盤に象意を持つ人は、才能発揮やサイドビジネスの運勢期にありますので、逆に、初盤や中盤のような勘違いや課題をもたらす相手に、課題を感じやすい今週です。
獅子宮に象意を持つ人は、初盤に象意を持つ人ほど今ひとつ気力が出ないというか、安易な気分に流れやすい今週また12月になっています。
中盤や終盤に象意を持つ人の場合、今週はまだご活躍が可能なので、才能や知性や美的感覚など、自分らしさを発揮できる今週のうちに、やるべきことをさっさと済ませておかれるとよいでしょう。
遅くとも、年末あたりから来年1月は、“冬眠”するかのように動きがにぶる人が多くなるためで、年末年始にゆっくりと「1年の計」を立てられるように、今のうちに用事を済ませておくほうが、なにかと安心して休めます。
One-Point ◆ よくいえば、前向きで楽天的な気分で夢をみながら過ごせる時期ですが、逆にいえば、成り行きまかせやイージーな気分や対応になり、物事が進みにくいときになっています。
乙女宮に象意を持つ人は、焦る思いや、はやるお気持ちがあれば、いったん抑えて、とにもかくにも“足もと”を見直してみられるとよいときです。
昨今の現状や状況を客観的にとらえるとよいのはもちろんのこと、要はご自分の“想い”や“精神意識”が、世の中を反映していますので、客観的な現実と同時にご自分の主観的な心の現実をもみていくと、よいときです。
よく、「自分の心のあり方を変えれば世の中が変わる」といったことがいわれますが、それもまた一面の真実なので、現状を謙虚かつ素直に受け入れつつ、たとえばのお話ですが「前向き」や「感謝の念」でとらえてみるといったことです。
One-Point ◆ 世の中は、自分の“心の鏡”といった側面がありますので、心を明るく人徳的にしていけば、それが衷心からの想いであるほど、状況もいずれは明るく変わっていくということです。
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