宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 9月23日アップ
全体傾向 ◆ 今週は「障害のある恋ほど燃え上がる」といった傾向のときなので、相応の理由があっても“人の恋路の邪魔するやつは馬に蹴られて死んじまえ”とならないようにするほうがよいでしょう。
また、異性経験の少ない人ほど、恋愛幻想に燃え上がりやすい今週です。
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星の動き ◆ 今週は30日に水星が天秤宮に入宮し、乙女宮の金星と交歓(ミューチュアル・リセプション)をとります。
水星は天秤宮の太陽と合(コンジャンクション=0度)。
また、乙女宮の金星と火星も合(0度)で、両星は魚宮の海王星と衝(オポジション=180度)をとり、山羊宮の冥王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
その一方で、火星は、射手宮の土星と今週後半から矩(スクエア=90度)をとり、土星は、山羊宮の天王星と天秤宮の木星の衝(180度)ならびに獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールの両者に調停(60/120/180度)の座相を投げかけます。
さらに、天王星と木星の衝(180度)は、獅子宮のケレスを軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
月は今週、蠍宮23度〜牡牛宮23度をトランシットします。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点…」。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人は、倫ならぬ関係も含めて異性関係や恋愛幻想が活発化しそうな今週です。
いうまでもなく、独身どうしでのノーマルな恋愛関係で燃え上がるのなら、それは人生経験としても問題はないのですが、昨今流行りの不倫はもちろん、淫行条例に引っかかるような未成年との関係や、またアブノーマルな異性関係は、最終的に世間から糾弾されやすい時期になっています。
そういったことを含めて、職場や仲間内での恋愛幻想はもちろん、二次元やアイドル系といったサークル内での妄想恋愛の可能性も高まる今週になっています。
One-Point ◆ 念のために書いておきますと、レアケースですが、恋心に執念を燃やして、ストーカー行為や刃傷沙汰まがいに走らないよう、そこは妄想にとどめておくのが無難なときです。
牡牛宮に象意を持つ人は、全員ではありませんがホロスコープ(出生天球図)次第によっては、ご自分のなかに潜んでいた隠れた“情熱”や“情念”がお相手や状況によっては燃え上がる今週です。
とくに牡牛宮の最初のほうや初盤に象意を持つ人の場合、相応のセーブは効きますが、一般に倫ならぬ恋など世間的には許されない異性関係に幻想うを抱いて“キュン死”するような人がいてもおかしくないときです。
家庭内はともかく、通常は外では控えめで自己主張の少ない牡牛宮ですが、今週は例外で、アクティブにも大胆になるかたもいるときです。
One-Point ◆ 今週のポイントは、上述のように情熱的な異性関係の傾向で、それ以外のディレクションに関しましては、牡牛宮以外に生まれもたれる運勢サイン(宮)をご参照されてください。
双子宮に象意を持つ人は、あれこれと想いや理想また願望はつのるときなのですが、仕事をはじめとした具体的な社会活動は、どちらかというと“お休みモード”になりやすい今週です。
そのかわり、逆に内面の想いや情熱といった精神活動や意識は、最低限か最高度か両極端に動きやすい今週です。
その点では、ポテンシャル(潜在力)は高い今週ですが、具体的な活動は、“事実誤認”に走らないようにご注意をされつつ、信頼のおける人にアドバイスや一応のチェックを受けたほうが無難なときです。
One-Point ◆ かといって運勢自体は悪くはありません。飛躍のための準備の時期なので、状況によっては人間関係のあり方も新たに検討しつつ、将来への計画を練るときだということです。
蟹宮の初盤に象意を持つ人は、どこまで自覚できるかは人それぞれですが、なんとなくであっても、また明らかにであっても、今週は、どこか意識がボカされやすく、実際的な活動に身が入りにくいときになっています。
たとえば、頭ではやるべきことを“理解”しているつもりでも、どこか行動できないようなときで、そのわりには異性関係には心が動くといった要は“色ボケ”しやすいときだといったらいいすぎでしょうか。
蟹宮の後半や終盤に象意を持つ人をのぞいて、対外的な活動をしにくい時期なので、いきおい妄想的な異性関係に陥りやすいときです。
One-Point ◆ 一方、蟹宮の後半とくに終盤に象意を持つ人は、才能や実力に応じて仕事や社会活動を行なえるときなので、上述の幻想的な異性関係をセーブしてバランスをとるべきときです。
獅子宮の後半に象意を持つ人は、生まれもつ仕事運や社会運のよいかたほど、才能や実力を発揮できるときですが、職場や取引上の異性関係にはセクハラやパワハラをふくめて注意をしなければならない今週です。
それはともかく、獅子宮全般的な傾向としては、精神的にも肉体的にも自分自身をメイ(ンテ)ナンスしていくディレクションの時期にあります。
なので、獅子宮のみをみた場合、ムリに功を焦らず、また勘違いして異性に惑わされすぎないようにして、“心”の鍛錬、“技”の習得、“体”の健康といった、自分自身に意識や関心をもって自己再構築をしていくとよい時期です。
One-Point ◆ 獅子宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、その影響力のほうが強い可能性のある今週また昨今なので、それ次第によっては、そちらも併せてご参照されてください。
乙女宮に象意を持つ人は、運勢的にはともかく、個人的には“マックス・パワー”ともいえる今週また昨今です。
具体的には、乙女宮がもつ人並み優れた専門能力やスキルを最高度にも発揮できる今週なので、与えられた実務や任務といった職務をこなすには、個人的な人格や才能や実力を存分に発揮できるときです。
ただ、そのような個人の問題と、全体的な運勢とはまた別のディレクションのときでもありますので、与えられた職責に完璧をもってのぞむのは必要ですが、全体的な戦略や政治的な“ウラ”(読み)が必要なご判断においては、あまり出過ぎないほうがよいときになっています。
One-Point ◆ 異性関係が、一抹の不安や幻想をまじえつつ情熱的に進展するケースもある今週なので、お相手との相性次第によっては、婚約や結婚などステディな関係に進むかたもでます。
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