宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.541 / 2017.09.11 〜 09.24


●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 9月 9日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 大六角(グランド・セクスタイル=60度×6)の1つが欠けた星回りで、一方では乙女宮にパーソナル・プラネットが集中する今週です。
双子宮の終盤に太陽、射手宮の終盤に月をもつトランプにとって、いずれにも星の影響が大きい今週です。
星の動き ◆ 今週は20日に金星が乙女宮に入宮します。
23日の午前5時ごろ太陽が天秤宮に入宮します。ゆえ「秋分の日」です。
翌24日にケレスが獅子宮に入宮します。
そのケレスを軸として、牡羊宮の天王星と天秤宮の木星の衝(オポジション=180度)とで、T矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
この衝(180度)に対して、射手宮の土星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけ、さらに金星&獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールとで、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成します。
乙女宮で合(コンジャンクション=0度)の水星&火星と魚宮の海王星は衝(180度)です。
太陽は土星と矩(スクエア=90度)で、週末をのぞき山羊宮の冥王星と三分(トライン=120度)です。
月は今週、牡牛宮13度〜蠍宮23度をトランシットします。

※「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮の初盤に象意を持つ人は、どちらかというと牡羊宮そのものよりも、牡羊宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)の影響のほうが大きくなる可能性が高まる今週また昨今です。
牡羊宮の中盤に象意を持つ人は、昨今、組織や社会で責任ある立場に就いている人ほど、個性を発揮して、その中心的な活躍ができる今週ですが、ただ、ワンマンや傲慢にならないようにしないと“運勢”が逃げる昨今です。
牡羊宮の終盤に象意を持つ人は、活動範囲を広げたり、独立意識が高まるときになっていて、自分らしい才能に応じたご活躍ができる今週また昨今です。

One-Point ◆ いずれにしましても、比較的ながらも頭の回転が早まり、機知に富んだ会話ができるなど、事実誤認に注意をすれば直感やインスピレーションに恵まれる今週になっています。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、ごく一部の人を除いては、たとえば「GO」と「STOP」の両方を交互に感じたり、または同時期に受けるなど、いくぶん“不安定”な状態や、そういった“状況”に陥りやすいときです。
そのこと自体と「良し悪し」は関係がなく、むしろ混乱したり、ふてくされたり、いい加減な対応にならないようにしつつ、こと細かに、かつおおらかに、状況変化に応じた臨機応変な対応が必要なときです。
その一方で、今週は自分らしい考えや行動をもって動けるときなので、勘違いや誇大妄想に気をつけて、夢やビジョンを膨らませていくのもよいでしょう。

One-Point ◆ 早ければ今週末あたりから遅くても来週には、恋愛幻想をふくめた異性関係が“誤解”を交えつつも活性化しやすくなりますので、社会的な問題にならない程度にご注意ください。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、アバウトにわけて書きますと前半に象意を持つ人は、対外的に華々しくご活躍されるよりも、むしろ内面的な学びのときになりますので、焦らずにネットや本を読むなどするのもよいでしょう。
一方、双子宮の後半とくには終盤に象意を持つ人は、左欄の「今週の傾向と星の動き」にも書きましたが、いろいろと複雑な星まわりの影響を受けるときでもありますので、混乱しないようにしてまずは現実的な目的を明確にしていくとよい昨今です。
いずれにしても今週また今月は、へたに動くと勘違いによるミスを起こしやすいので、充分に調査をしたり、計画を練るときにしたほうが問題は少なくなります。

One-Point ◆ 基本的にそういうことで、こういうときはほかに生まれもつ運勢サイン(宮)次第では多様な可能性が出じますので、「チョイス」していく見識次第では運勢が変わっていくときです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮の初盤に象意を持つ人は、基本、蟹宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)の影響のほうが相対的に強まりやすい今週ですが、週末が近づくにつれて、いくぶんパワーダウンしてくる人も出てきます。
一方、蟹宮の中盤やとくに終盤に象意を持つ人は、アバウトやいい加減になりすぎなければ、これまで努力してきた人ほど自分らしい才能や個性を、独自の仕事や社会分野に発揮できる今週また昨今です。
中盤に象意を持つ人をはじめ、昨今の人生期とくに今週、起きる可能性がある事態への対処を述べておきますと、尊大にならずに寛大さを心がけていくとよいでしょう。

One-Point ◆ いずれにしましても、相手や周囲よりも無意識ながら自分自身に意識や関心が向きやすい今週なので、自分の対応の仕方やあり方の“メン(テ)ナンス”をしていくとよいときです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮の初盤に象意を持つ人は、最初のほうに象意を持つ人をのぞいて、基本的には獅子宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)の影響のほうが強い可能性が高い今週です。
ただし、最初のほうに象意を持つ人の中には、一部、判断ができず混乱しがちな人もいますが、実力や見識がそなわった人ほど、自分らしく新しい分野へと、職業(職種)選択などの考えをもって行動しがちになる今週また昨今です。
一方、獅子宮の中盤、とくには後半に象意を持つ人は、最初の方に象意を持つ人と類似の傾向はあるものの、もっと現実を冷静にみて慎重に確認しつつ、自分らしいあり方を選択していける今週になっています。

One-Point ◆ いずれにしても、相応ながら組織や社会の中心に立とうとする気持ちが起きやすいのですが、解決しなければならない現実課題があって、そこは実力と見識が問われる今週です。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく星のパワーが集中する今週になりますので、「自分」を意識したりチェックしておくのもよく、また今後の生き方や人生に一からの立て直しや再スタートを図っていくのもよいでしょう。
そんな中でも、とくに初盤や前半に象意を持つ人は、ヒラメキや直感に恵まれやすく、またやる気が出やすい今週ですし、さらには週がすすむほどに我知らず魅力も高まっていきますので、異性関係が昂じていくことになります。
そのこと自体に問題はありませんが、相手の真の姿を見抜かずに理想化しすぎたり、倫(みち)をふみはずした“恋愛幻想”にはまるのは、相応のご注意が必要なときになっています。

One-Point ◆ 見識や実力などやり方次第によっては、仕事(運)も不可能ではありませんが、一般的には、仕事以外に目標を明確にして、ブレずに進むほうが迷いや混乱が少なくてすみます。



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