宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.525 / 2017.05.22 〜 06.04


●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 5月20日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 今週は、中頃をメインに虚実入り混じった情報が乱れ飛びますので、個人的にも全体的にも軽挙妄動をせずに、しっかりと事実確認をしたほうがよいときです。
また、週が進むほど恋愛関係や異性関係は、動きがでやすくなります。
星の動き ◆ 今週は、22日朝5時半ごろ太陽が双子宮に入宮します。
太陽は双子宮のケレスと合(コンジャンクション=0度)で、いずれも天秤宮の木星と三分(トライン=120度)、魚宮の海王星とは矩(スクエア=90度)です。
牡羊宮の金星と天王星も合(0度)で、獅子宮のドラゴン・ヘッドや、射手宮の土星と、大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成します。
この大三角(120度×3)は、ドラゴン・ヘッドを頂点にドラゴン・テールを尻尾とするトライン・カイト(60/60/120/120)を形成し、同時に、土星を頂点にして双子宮の火星を尻尾としたトライン・カイト(60/60/120/120)の2つを形成します。
山羊宮の冥王星は、木星と矩(90度)、金星とも矩(90度)で、牡牛宮の水星とは三分(トライン=120度)です。
今週中頃は、一時的に水星と海王星を底辺に、木星を頂点としたYOD(ヨッド=60/150/150)が形成されます。
月は今週、牡羊宮2度〜天秤宮20度をトランシットします。

※今週の「ホロスコープ」は、「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」に掲載中です。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮の最初のほうに象意を持つ人は、週が進むほど“一休みモード”に入ったり、好調の中にも、見直しが必要になっていく今週です。
一方、牡羊宮の中盤に象意を持つ人は、精神的指導者や恩師またメンターなど、ハイレベルな見識や精神性をそなえた人から薫陶を受けざるをえなかったり、否応なくコミュニケーションをとらざるをえないことが生じる今週です。
また、牡羊宮の終盤に象意を持つ人は、男女をとわず調和的かつ友好的な人間関係を築けるときなので、あくまでも常識をもって真摯に行動したり個性を発揮されるとよいときになっています。

One-Point ◆ 逆に、終盤に象意を持つ人をはじめ、中盤に象意を持つ一部の人は、精神的に未熟な人ほど異性問題が生じたり、大どんでん返しを受けやすいので、自制が必要な今週です。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、精神活動というか知的活動やコミュニケーションが活発になり知恵がまわる今週ですので、それゆえに思わぬアイデアやヒラメキに恵まれることが起こりやすくなります。
また、それを確認したり現実化するさいに、有識者の知恵が必要ですが、虚虚実実のかけひきになるかもしれませんので、一応の注意は必要です。
いずれにしても、異性関係を含めてもいいのですが、必ずしも悪い意味ではなくそういった“虚実”や“明暗”が入り混じった今週ですので、優れた見識や精神性が必要になっています。

One-Point ◆ 要は、前に進まざるをえない今週ですが、いわば、“玉石混交”の鉱脈を掘りすすんでいくようなものなので、どこを選び、どのようにすすんでいくかで、出来高が決まります。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、多くの方が、前向きや楽観的になって“イケイケ”な気分や言動をとりやすい今週です。
そのこと自体は悪いことではないのですが、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、我知らずとも地に足がつかないまま虚構の“”ビジョン”で動きかねませんので、当たり外れの大きな“バクチ”同然ともなりかねません。
ただ、充分に見識や人格や運勢をもっていて、日頃の行ないがよければ「大成果」が可能です。そうでない場合は、とんでもない事実誤認をしていたことに気づく結果が訪れかねないことにもなります。

One-Point ◆ 後半に象意を持つ人は、とくに、なまじっかやる気のある人がいたり、現状を変えようとされる方も多いときなので、それが軽挙妄動につながると、上述の結果を受けかねません。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、どちらかといえば“自分モード”になりやすい今週で、とにもかくにも“新たな自分自身”を考えていくときになっています。
もっとも、“即物的”にとらえやすい方はそれなりにですが、通常は精神面や人格面はもちろん霊性などの意識面をもって、否応なく自己再生を図っていくべき今週になっているときです。
基本的には、蟹宮の後半に象意を持つ人をはじめとして、仕事運や才能発揮が可能な時期にあって、人気運をえる今週ですが、まだまだ成長途上の方の場合は、それなりに課題や問題が生じかねないときになっています。

One-Point ◆ それもこれもふくめて、今後の社会的な発展や、さらなる有意義な人生にしていくためには、自分自身の内面性の確認や精神的な再スタートをしていくとよい今週だということです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、念のために勘違いや事実誤認に気をつけなければなりませんが、前向きにもイケイケにもなれる今週です。
明るく華やかでポジティブな言動や考えが、職場や組織のなかでもてはやされるなど役立ちますが、ただし調子に乗りすぎたりして軽挙妄動に走ると、それなりに“”大失敗”が待ち受けている可能性がなくはありません。
さはさりながら、やはり今週は、話題の中心になったり、コミュニケーションをはじめとした人間関係が華やかになったり、芸術芸能や不思議系の交流がすすんだり、クリエイティブな活動もなしえるときになっています。

One-Point ◆ どの分野が活性化するかは、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって人それぞれですが、いずれにして動きが活発になる今週なので、誠意をもって接するとよいときです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、そこそこに課題はあるものの、大半の方が今週は自分らしい知識やスキルを発揮して、職場や組織など社会的な活動の場で実力を存分にふるえる多忙なときになっています。
そのこと自体に問題はありませんが、一歩間違うと、落とし穴にはまったり、迷路のなかに入り込むなど、いつでも課題や問題と隣り合わせの人生期にあるのもまた昨今の冷厳な事実のときです
そのため、細心の注意はもちろん、現実的にも慎重であるべきで、謙虚さをともないつつ人徳的に歩むことが、問題の発生を最小限にとどめる時期になっています。

One-Point ◆ 早いお話が、スキルや才能を発揮してご活躍できますが、それは自分なりの判断で言動するよりも、むしろ相手や周囲の事情によって、“奉仕的”に動くとよいときだということです。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2017 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.