宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.521 / 2017.04.24 〜 05.07


●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 4月22日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ かなり強めの“対立”と“同盟”の星の配置です。今週後半あたり以降、5月上旬に何らかの“アタック”が起きてもおかしくないほどです。
また、恋愛関係をはじめとした異性関係は、課題が生じやすいでしょう。
星の動き ◆ 今週は28日に金星が牡羊宮に入宮し、翌29日にドラゴン・ヘッドが獅子宮に入宮(逆行)、さらに翌30日はケレスが双子宮に入宮します。
ケレスを軸にドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テールはT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成、その一方で、ドラゴン・テールを尻尾として、ドラゴン・ヘッドと牡羊宮の水星&天王星と射手宮の土星のトライン・カイト(60/60/120/120)が形成されます。
ケレスと合(コンジャンクション=0度)の双子宮の火星は、牡羊宮の水星と交歓(ミューチュアル・リセプション)です。
魚宮の海王星を頂点に山羊宮の冥王星と牡牛宮の太陽が小三角(ミニ・トライン=60/60/120)を形成し、冥王星は水星&天王星また天秤宮の木星と矩(スクエア-90度)です。
金星は土星と矩(90度)です。
月は今週、魚宮24度〜天秤宮10度をトランシットします。

※今週の「ホロスコープ」は、「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」に掲載中です。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、牡羊宮全体的に申し上げますと、昨今の実力や見識や人徳によって、今週の運勢は両極端にわかれるときです。
とくには牡羊宮の後半に象意を持つ人にその傾向が強く、ベスト・ポジションでバリバリと個性や才能また実力を発揮できる人がいる一方で、人格的に未熟な人ほど、そこから急転直下すべり落ちてドロをなめるような人がいなくはありません。
逆に、牡羊宮の初盤、とくに最初のほうに象意を持つ人は、ご自身の魅力が高まる人が多く、異性関係はともかくとして、職場や社会活動において評価をうる人がでてくる今週です。

One-Point ◆ 昨今の運勢を活かすも殺すも結局のところは、「努力は必ず報われる」とかの牡羊宮生まれのメンバーが語ったように、これまで努力してきた内容によって報われることになります。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、意識するしないにかかわらず、自我意識が高まるときですが、牡牛宮のみをみた場合、自分自身よりも周囲の状況や環境に行く手をはばまれるなど課題が生じる今週です。
その点では、自我意識をどこまで発揮できるかや、目的を達成できるかといった具体的な運勢は、出生時間で変わるASC(上昇点、「上昇宮」に同じ)など、牡牛宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)によって異なる今週です。
ということで、左欄の「今週の傾向と星の動き」にも書きましたように、対立も協力(同盟)も運勢サイン(宮)次第で、いずれにも生じることになるときです。

One-Point ◆ あえて書きますと、昨今の運勢は生活環境など外からもたらされるばかりではなく、奥深い自分自身の内面の精神意識や心の持ち方によって左右されやすい時期でもあります。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、多少の課題があったとしても、というか課題のある昨今においても、今週や来週、また人によっては5月にはおいても、周囲の状況に果敢に対処していくことができるときになります。
今週はとくに、才気煥発な頭の回転や、豊富に蓄積された知識や、コミュニケーション能力などの双子宮らしい才能を存分に発揮していくことができますので、視野を広くもてば、できないことはないほどです。
また今週は、各分野のTOPや権威などの知恵をえることもできますので、そういった賢者のアドバイスをともなえば、いっそうのご活躍が可能なときです。

One-Point ◆ 例外となるのは、自分のみの力に頼りすぎたり、傲慢やワンマンになったときで、広い視野や謙虚さを失うと、たちまちにして四面楚歌に近い状態に陥ることが起こるケースです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、あえて象意ポイントによってわけて申し上げますと、後半に象意を持つ人ほど、自分らしい才能や個性を、対外的に顕現していける多忙な実力発揮のときになります。
また蟹宮の初盤、ときに最初のほうに象意を持つ人も、周囲の現実や相手をみて受けいれる姿勢や言動をとれる方ほど、一部のやっかむ人はともかく、上司や目上からの引き立てや愛顧を受けることができるときです。
あえてわけて書けばそういうことで、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって相応に、そういった運勢の今週になるといえます。

One-Point ◆ 気にしいでもあり、自分の感情でも動く蟹宮は、自他のどちらの影響を受けるかは相対的になりますが、あえて申し上げますと今週は、ご自分の感情をメインに動きやすいときです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)において「獅子宮」や「太陽」の象意が強い人ほど、今週は存分に自我意識を対外的に発揮して、組織や社会の中心にいられるときです。
ご自身が人徳や才能や個性や見識に優れていて、真のTOPやリーダーとしての資質や内容を備えた方ほど、今週また来週は、ご自分らしいチカラや個性を組織の中心に立って発揮していくことができます。
運勢的にそのようなときなので中心に立つことは可能ですが、もし横柄や傲慢になると、今の時代、だれも付いてこなくなりますので、念のためにご注意ください。

One-Point ◆ 獅子宮に象意を持つ人の大半がそうで、最初や最後のほうに象意を持つ人は相応に異なるとはいえ、それでも仕事や社会で実力や才能を発揮していける今週になっています。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、天と地ほどの違いというのはおおげさですが、かなり運勢が異なることになる今週また昨今になっています。
初盤や前半に象意を持つ人は、課題がある中にも、実力を発揮していくことができる今週なので、事実誤認にご注意されつつ、仕事や現実社会とのバランスをとっていくほど、緻密さや乙女宮らしさを発揮したご活躍ができる今週また昨今です
一方、乙女宮の後半というか終盤に象意を持つ人は、ご自分の内面性を深くとらえて、一からの自己確立を図っていくとよい今週また昨今になっています。

One-Point ◆ いずれにしましても、良し悪しはともかく、自分意識といった「自我」が高まる今週になっていますので、その発揮の仕方や使い方で、明暗がわかれる今週になっているといえます。



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