宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 1月28日アップ
全体傾向 ◆ 「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」にも少し書きましたが、火星の牡羊宮入宮は、トランプ大統領の本格始動を意味します。
今週の軍事衝突の可能性は低く、あるとすれば週末あたりから来週以降になります。
個人的には、ホロスコープ(出生天球図)次第ながら「恋愛衝動」が高まりやすいときです。
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星の動き ◆ 今週は2月4日に金星が牡羊宮に入宮します。
翌5日にはケレスが牡牛宮に入宮です。
その翌日6日には木星が天秤宮23度で逆行に転じ、さらに翌7日には水星が水瓶宮に入宮します。
山羊宮の冥王星を軸に、木星と牡羊宮の天王星の衝(オポジション=180度)とで、T矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
この衝(180度)に対して、射手宮の土星と水瓶宮の太陽が双方から調停(メディエーション=60/120/180)の座相を投げかけます。
水星はケレスと矩(スクエア=90度)で、水瓶宮入宮の直前まで木星とも矩(90度)です。
ケレスと土星は三分(トライン=120度)です。
魚宮の海王星は今週までドラゴン・テールと合(0度)で、当然、ドラゴン・ヘッドと衝(180度)です。
月は今週、水瓶宮29度〜乙女宮13度をトランシットします。
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※今週の「ホロスコープ」を掲載 = ブログ「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人は、全員とはなりませんが、今週が進むほどに異性への衝動や恋愛衝動が高まります。
牡羊宮にもいろんなタイプの牡羊宮がいて一部にクールな人はいるものの、今週は総じてホットになりやすく、果敢に異性にアプローチしたり、女性でもつい衝動的に大胆な言動にでる人がふえます。
基本、牡羊宮の前半に象意を持つ人ほど、今週はその傾向が出やすく、逆に後半に象意を持つ人ほどクールで醒めていたり、内心はホットでも、表向き硬派を装うなど“ツンデレ”傾向が強まるときです。
One-Point ◆ 昨今は12サイン(宮)中でも、TOPクラスに個性を発揮できる牡羊宮ですが、今週はさらに加速して、1位・2位をあらそうほどに、積極果敢に“自分らしさ”を発揮していけます。
牡牛宮に象意を持つ人は、大きな運勢の傾向は変わりませんが、それでも今週は、「仕事運」(職場運)が好調になっていくときです。
生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって、その出方やこまかな部分は異なってきますが、いくつか例を挙げておきますと、得意なスキルを発揮できる業務が多忙になったり、プライベートでも外出が増えたり、仕事上では出張だったり、また他人にモラルをもってに接したり、人徳的に対応しやすくなります。
週末が近づくほど、自分らしい技能や“スキル”を習得しようとしたり、また対外的に“スキル”を発揮していくことが増えるためです。
One-Point ◆ 牡牛宮をとりまく昨今の人生期は、牡牛宮のみをみれば、根本的に仕事など社会的なご活躍また活動期となる時期にありますので、あまり家にこもりすぎないほうがよいときです。
双子宮に象意を持つ人は、いろいろと課題があるなかにも、その大変革を図るべく、公私ともに前向きな自己実現に向かってすすんでいけるときです。
それが想いや計画だけにとどまらず、実際においても、周囲との調整をふくめて、方向転換を図っていける現実的なディレクションの時期にありますので、何もしないのは逆に問題で、たとえ失敗してでも変えていく、あるいは変わっていく意志や方向性をもつとよいでしょう。
長いこと人生の大変革のディレクションを受け続けているのですが、今週は、前向きなお気持ち次第で、解決への進展が期待できます。
One-Point ◆ 慎重さは必要ですが、慎重になりすぎると進むものも進まなくなるのは当然で、たとえ進んで失敗しても、そこから学んで逆に解決の道や妙案を見出していけるときになっています。
蟹宮に象意を持つ人は、たとえばのお話ですが、これまで怠けていたりして、たまっている家事や仕事など、課題を一気呵成に進めていくとよい今週です。
というか、それができる今週になっていますので、週末がくる前に、さっさと片付けておくほうがよく、とにもかくにも考えないで手を動かすか、考えるなら、いかに効率よく進めていくか段取りを考えて果敢にすすめていくときです。
単純な言い方をすれば、今週は「個性」や「才能」や「実力」を発揮できるチャンスのディレクションのときですし、また上司や他人からの「助け」も受けやすいときになっていますので、“今でしょ”と、自らを鼓舞していくとよいでしょう。
One-Point ◆ 次週も類似のディレクションが続く人がいなくはありませんが、今週末以降、来週はいくぶん精神的にナーバスになったりデリケートになる人がいますので、やはり“今”です。
獅子宮に象意を持つ人は、単純にいえば、これまでとは異なる自分へと転換を図っていくことになる今週です。
獅子宮の全員ではないものの、相応に課題や問題がなくはない昨今で、今週は、その解決は自分自身次第となり、ご自身の意志や、現実をみた実際的なご判断と対応によって、可能になっていきます。
一方、人によっては、社会的な立場の喪失もありえますが、逆にいえば、「とちがらも身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」というように、自分の“実”を捨てていく潔さが、現実的に道をひらいたり、次につうじることになります。
One-Point ◆ 逆に、自分に固執したり、社会的な立場や名誉にこだわっていくほど、運勢的に埋没していくことになりかねませんので、これまでの自分と“異なる”意識をもつことが必要です。
乙女宮に象意を持つ人は、上述いたしました「獅子宮」の運勢と少し似ているのですが、「自分」や「自我意識」を発揮されるほど、課題や問題は増えたり、深刻化していく今週にあります。
そういった点では、ご自分の“信念”や“認識”にこだわらない柔軟さが必要なときで、自分を取りまく周囲の環境や、状況や、現実を、客観視して、素直に受け入れて対応をしていくほど道がみえてきます。
早いお話が、今の人生期や昨今、また今週は、ご自分の意志や考えと、社会の動きや状況とが、もはや「運勢的」に異なるディレクションのもとにあることをハッキリとご自覚されていくときです。
One-Point ◆ ほかの運勢サイン(宮)はともかく、純粋に乙女宮のみをみた場合はそうで、今は後半に象意を持つ人が該当しますが、中盤に象意を持つ人も今後の予断は許しません。
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