宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 1月14日アップ
全体傾向 ◆ 先週は「恋愛幻想」の星まわりだったため芸能人の結婚が多く話題にのぼりました。
今週は一転して、相性次第では破局やトラブルが起きやすくなります。
またトランプの就任は、ややエキセントリックながら、いよいよ“戦闘開始”になるときです。
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星の動き ◆ 今週は、20日朝6時半頃に、太陽が水瓶宮に入宮します。
28日には、火星が牡羊宮に入宮です。
山羊宮の冥王星を軸に、牡羊宮で合(コンジャンクション=0度)の天王星&ケレス、天秤宮の木星の衝(オポジション=180度)がT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
この衝(180度)に対して、射手宮の土星が調停(メディエーション=60/120/180)の座相を投げかけます。
今週前半のみ太陽と木星が矩(スクエア=90度)で、土星は魚宮の金星&火星と、ほぼ矩(90度)です。
金星と火星は、今週後半のみ合(0度)です。
一方、乙女宮のドラゴン・ヘッドと魚宮の海王星も衝(180度)で、これには山羊宮の水星が調停(60/120/180)の座相を投げかけます。
今週、月は乙女宮6度〜水瓶宮29度をトランシットします。
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※詳しくはブログ「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」のホロスコープをgp参照ください。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人は、ディレクション・ポイントによって若干、運勢が異なる今週ですが、それでも週末が近づくほど、やる気や活力がアップします。
初盤に象意を持つ人ほど、その傾向は強く、衝動や短気には注意しなければなりませんが、同時に、知識や技能や才能をかわれて、仕事や対外的な社会活動の分野で得意の能力を発揮して評価を得る今週です。
中盤また終盤に象意を持つ人は、すでに立場や地位が向上した人は、ハイレベルな人物との出会いや関係を持ちやすく、傲慢にならなければ、リーダーシップを発揮できる人生期にあります。
One-Point ◆ まだ立場や地位が向上していないという方は、2つのケースがありますが、1つは実力不足の可能性で、でなければ今週また近い将来、昇進してもおかしくない「躍進」の時期です。
牡牛宮に象意を持つ人は、今週後半になるほど、気力が強まる傾向になりますが、そのぶん、強気に出すぎると、周囲と問題を起こしたり、トラブルまではいたらなくても、内面に不満を抱えやすくなりますのでご注意ください。
ふだんは忍耐強い人が多い牡牛宮なので、周囲の人々もそのような目で接していることが多く、そんな牡牛宮が怒りの感情を見せたり語気を強めると、相手によっては「イメージと違う」と距離をおく人がでてきます。
実際、社会全体の傾向としても、先週のラブラブ・モードからうってかわって、今週はシビアな関係になるカップルが増えるときでもあるためです。
One-Point ◆ 内面に自我意識が高まる人生期にありますので、目標や期待を高く設定しがちですが、課題があるため過度な期待を抱かずに、謙虚なほうがまだよい結果がでやすくなります。
双子宮に象意を持つ人は、長期の運勢サイクルはともかくとして、短期の運勢サイクルからみますと、今週あたりまでは課題がある中にも好調といえるときです。
それは、プライベートな家庭生活面ではなく、社会的な活動や仕事面の分野をみた場合にそういえるということで、生活面では、「自分自身」の今後の生き方を検討したり模索していくとよい今週になっています。
いずれにしましても、今年2017年は、その後の社会活動に向かう「現実転換」の1年として、かつてのプライベートな過去にこだわりすぎずに自分らしい未来への準備をしていくとよい時期に入っています。
One-Point ◆ 逆に申し上げますと、プライベートも大事ですが、そこにこだわりすぎるほど、今後の人生期は対外的に活動していく時期なので、流れに逆行して運気を下げることになりかねません。
蟹宮に象意を持つ人は、あえて断定して申し上げますと、長期、中期、短期、また今週の運勢期とも、自分自身をメインとして活動するよりも、相手や周囲をメインとして活動したほうがよいときになっています。
そういった運勢期でもありますので、あくまでもほかに生まれもつ運勢サイン(宮)のディレクションを除いて純粋に蟹宮のみをみた場合、自分に意識や関心をもちすぎるほど、基本、「運勢」に乗りにくくなります。
そういった点では、相手や周囲に意識や関心を向けるのがよく、その状況や要望に沿って活動していくほうが、成果があがる今週です。
One-Point ◆ ごく単純に申し上げますと、そのほうが蟹宮をとりまく昨今の運勢の流れにそうために、なにごともスムーズに進みやすく、また運勢に乗っていくことが可能になるという意味です。
獅子宮に象意を持つ人は、今週、「常に」というわけではありませんが、適時、否応なく自分自身を考えざるをえなかったり、その点では、自分らしい道を模索していかざるをえないときになります。
それは自分のみを考えればよいというのではなく、昨今は、相手や周囲があってこそ、ご自分の個性や立場が際立ったり、確立できる時期なので、使い古された言葉でいえば、周りのための自分にどうなるかということが必要なのを意味します。
今すぐではなくとも、今年後半から来年にかけて、その結果が活動に現われるときを迎えますので、そのための今週のディレクションだととらえてもかまいません。
One-Point ◆ 無意識でも、本質的に“自分”をご存じの獅子宮なので、自分をメインに生きる人生は相手や周りをメインに生きることだと会得している内実を実践していくときだともいえます。
乙女宮に象意を持つ人は、泣いても笑っても、良くも悪しくもとあえて申し上げますが、昨今また今週が転機の一つのポイントとなる時期です。
乙女宮のみの運勢をみた場合、課題や問題が山積しているといっても過言ではない昨今の人生期ですが、そういった中でも、今週はそこに道を見出したり、新たな方向性や計画を考えたり、対処していけますし、そうされるのによいときです。
ディレクションのピークをすでに超えた一部の人を除いては、「仕事」における「自分」の意識の変革や、新たな今後の社会活動や業務にへ向かう計画を、固めていくとよいときになっています。
One-Point ◆ 先回、この欄に書いた内容が現実化していく今週です。恋愛関係や異性に意識が向かうことも多いのですが、今週はしっかりとした自制心と見識もって対処することが必要です。
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