宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢1 牡羊宮〜乙女宮 | バックナンバー > No.491
●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 9月24日アップ
今週は27日に火星が山羊宮に入宮します。
10月7日には水星が天秤宮に入宮です。
相変わらず、乙女宮のドラゴン・ヘッドと、魚宮で合(コンジャンクション=0度)の海王星とドラゴン・テールは衝(180度)で、射手宮の土星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
この衝(180度)に対して、蠍宮から金星が、山羊宮から冥王星が調停(メディエーション=60/120/180)の座相を投げかけます。
火星は、牡牛宮のケレスと三分(トライン=120度)で、天秤宮で合(0度)の太陽と木星に矩(スクエア=90度)です。
今週中頃のみ、水星と牡羊宮の天王星が転(クインカンクス、インコンジャンクション=150度)をとります。
Point ◆ 現実問題が続くなか、「硬」「軟」とりまぜた解決の試みや調整がなされる今週です。
ですが、個人的には「ホンネ」と「タテマエ」の二面性や、組織的には「表」と「裏」のTOPどうしの対立があって、どちらかというと硬直状態が続きます。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人は、良くも悪くも、また良し悪しに関係なく、「毀誉褒貶」がはげしくなりがちな今週です。
たとえば、組織のトップに立ってリーダーシップを発揮したり、課題や問題の解決を図ったりと、実力を発揮できるのですが、社長や経営陣などからの評判は「良い」とはいえないことが起こりえるといった「感じ」です。
良いか悪いかは別にして、牡羊宮らしく最善を尽くしたり、才能を発揮しますが、評価されにくいことがありえる今週なので、自分らしくも必要ですが、相手や周囲の意向とのバランスを図ったり汲み取ることが重要です。
One-Point ◆ それが簡単にできれば苦労しないのですが、どちらかというと「猪突猛進」の傾向があるために、そういった言動が結果的に「毀誉褒貶」を生みやすい今週になっています。
牡牛宮に象意を持つ人は、自分自身というよりも、周囲や環境与件に課題や問題が多いときですが、それゆえご自身の安全や立場の安定を図って、バランスをとりながら行動することになる今週です。
そういった点では、牡牛宮らしさを発揮して、行動できる時期にありますが、必要かつやむをえないとしても過剰に「自己保身」の言動に走りすぎると、TOPや上司から逆に問題視されることがないとはいえません。
人によっては、身の安全や立場の安定を図るというよりも、自宅や自分の部屋にこもって、安楽で快適で優美な環境に浸ろうとするケースもあります。
One-Point ◆ それがストレス解消に必要だったりして悪いとはいえませんが、そういった自分の良い面と不適切な面とを自覚して、今後の社会活動に向けて意識転換を図るとよいときです。
双子宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかくとして、自分自身のことよりも、どちらかというと相手や周囲の状況に振り回されたり、意識や関心をもっていかざるをえない昨今です。
そういったなかで、自分自身の見直しだったり、新たな再出発を図ったり、徐々に前向きな気持ちが起きてきたり、あるいは投げやりだったり、または安易な気分になったりしていくディレクションを受けますが、度が過ぎなければそれもよいときです。
気にやみすぎるのは問題なので、それならイージーになってもいいのですが、なすべき大事なことだけは、ちゃんと責任をもって行なうべきです。
One-Point ◆ 家庭でも仕事でも、「責任者」として自分がなすべき現実的な務めや行動は果たすべきで、そうするほど運勢は今後、徐々にではあっても、上昇傾向になっていくことになります。
蟹宮に象意を持つ人は、単純にいえば自分の意識や考えと、相手や周囲の意図と考えにいくぶんのズレが生じがちな昨今なので、そこは蟹宮らしく、感性や感受性を発揮しながらバランスをとり調整をしていくとよい今週です。
ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)は別として、蟹宮のみのディレクションをみれば、今週は対外的に華々しく活躍するというよりも、企画や計画をはじめ内面性を充実させながら、今後の活動の基盤を築いていくとよいときにあります。
それは心構えをはじめとして、意識や行動パターンの転換をふくめて、仕事や社会活動に向かう「その後」にしていくためです。
One-Point ◆ 無気力や成り行きまかせにならずに、内面の充実と行動パターンの転換を今週また10月中にしていくほど、それ以降、仕事や社会での活躍が可能になっていくということです。
獅子宮に象意を持つ人は、今週の星の動きや配置をみるかぎり、骨休めというか、お昼寝中のライオンのように無気力だったり、やる気も半減したような成り行きまかせの今週だといえます。
もちろん、生まれもつホロスコープ(出生天球図)との兼ね合いによっては、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)の影響もあって、いちがいにはいえません。
ですが、そういった星の配置のときなので、無理やりそれを押して行動したとしても、一般的に申し上げますと、必ずしもご自分の意志どおりの結果や成果がでにくい今週なので、骨折り損ともなりがちな運勢とのバランスがむずかしいときです。
One-Point ◆ もちろん、全員がそうだというのではなく、なにごとにも例外はありますので、高い見識や判断力また実力をもたれた方であれば、ここしかないという手を打って打開が可能です。
乙女宮に象意を持つ人は、おおむねながら、これまでの生き方が通用しなくなる方も多いときなので、意識的には過去を捨てて再スタートをしていくような心構えが必要な時期です。
乙女宮に象意を持つ方の全員がそうだというのではなく、そういう時期にある方が大半となるという意味で、状況によっては、「やる気」を出すほど空回りをしたり、事態を悪化させかねないことが起こりえるときです。
重要ながらビミョーかつデリケートな昨今のディレクションなので、不特定多数に向けた当欄で断定はできませんが、むしろ古い自分を捨てなければならない時期です。
One-Point ◆ といっても、完璧主義者やスキルの高い乙女宮の方も多いので、ご自分で納得のいくようになされるしかなく、そのうえで必要であれば、上記をご参考いただくしかないでしょう。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2016 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.