宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 9月10日アップ
今週は21日に水星が乙女宮14度で順行に戻ります。
翌22日の夜中23時半頃、太陽が天秤宮に入宮します。
太陽は天秤宮の木星と合(コンジャンクション=0度)です。
24日には金星が蠍宮に入宮します。
金星は牡羊宮の天王星と衝(オポジション=180度)で、これに射手宮の火星が調停(メディエーション=60/120/180)の座相をとります。
火星は太陽と矩(スクエア=90度)で、今週後半は木星とも矩(90度)をとります。
乙女宮で合(0度)の水星とドラゴン・ヘッドは、魚宮で合(0度)の海王星とドラゴン・テールと衝(180度)です。
これに対して、射手宮の土星が軸になってT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成し、その一方で、山羊宮の冥王星が調停(60/120/180)の座相を投げかけます。
牡牛宮のケレスは、木星と転(クインカンクス、インコンジャンクション=150度)です。
Point ◆ 人それぞれに「理想」とし「目指す」ものは異なりますが、たとえば異性関係において、当事者間で新たな出会いや関係修復が試みられます。
ただ上司などの年輩者は懸念をもつこともありそうです。
一般的には、相変わらずのジレンマ状態で、動くに動けず、宣伝戦や情報戦の昨今です。
航空機や飛行物に注意が必要です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人は、今週も後半になるほど、人間関係をふくめて何かと動きが生じ、次第に多忙になる方も多くなるときです。
牡羊宮の前半に象意を持つ人は、ハイレベルな人物や社長などTOPクラスの人物との出会いやかかわりをもつ時期に入りますので、相応の礼節や態度をもつことも必要になりそうです。
牡羊宮の後半に象意を持つ人は、人マネではない独自の個性や才能を発揮していく人生期にありますが、今週はいっそう拍車がかかってアクティブになり、女性を意識した言動がふえそうです。
One-Point ◆ いずれも、上司や年輩者の目や立場に注意が必要な時期で、「こうあるべき」と思い込んだ言動は、正義心からであっても「問題視」されることが起こりえる今週になっています。
牡牛宮に象意を持つ人は、自分らしい新たな「スキル」や「技術」の習得に動くとよい今週です。
なかには、優れた特殊な知識や、ネットやリアルでもコミュニケーション能力を発揮したり、ヒラメキや洞察力を働かせていくことができる今週で、独自の新境地を開くことも可能です。
また、ラインなどもふくめて、新たな仲間ができたり、交友関係を広めていくことができますので、周囲の状況や現実をよく確かめながら、自分の考えや意見を発揮していくとよいでしょう。
One-Point ◆ 今週は、課題や問題が生じても、最終的には何とかできたり解決できますが、やはり事実誤認や勘違いに注意したほうが、よりスムーズに関係を築けることになっていきます。
双子宮に象意を持つ人は、相変わらず課題や問題は多いときですが、そんななかでも今週はアイデアやヒラメキをともなって、新たなスタートとなる新展開の動きを見出していくことができます。
同時に、一面の課題は継続する一方で、協同者または周囲の人物が調整や仲介に動いてくれることもあって、自分らしく動きやすい展開が生じるときです。
そんなこんな「出来事」が重なることもあって、また「星のディレクション」からみましても、徐々に前向きにとらえられたり、「なんとかなる」と明るい気分で過ごせるようになっていく今週なので、よい意味での転換のときです。
One-Point ◆ そういった面でも新展開の今週となりますので、課題はありつつも、それゆえにこそ思い違いから醒めて誤魔化すことなく、社会や現実に対応していく今後にするとよいでしょう。
蟹宮に象意を持つ人は、週単位(2週間、約半月ごと)の運勢サイクルで申し上げますと、今週はプライベートな面よりも、どちらかというと仕事や社会を意識しメインにして活動していくときです。
実際に、自分らしい趣味や独自の才能やスキルといった分野の仕事で、実力発揮ができる今週になっていますので、よく現実を見極めながら慎重かつ存分にご活躍されていくとよいときです。
また今週は、人間関係が活発になるなどコミュニケーションを広げたり、修復していくことができますので、洞察力とヒラメキや直観力を交えつつ試みるのもよいでしょう。
One-Point ◆ もともと受け身タイプで気にするほど周囲に気を回すタイプなので、レアケースですが、相手を自分の考えどおりに動かそうとするワンマン的な思いがないか注意が必要です。
獅子宮に象意を持つ人は、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)のディレクションはともかくとして、獅子宮のみをみれば、ご自分なりに「独立独歩」の考えで物事をすすめていく昨今になります。
良い悪いに関係なく、ご自身お独りでくだす判断なので、すべては自分自身の現状把握や価値観によって考え、言動していく今週になります。
そのため、どのように正しくものごとをとらえているのか、いわば獅子宮自身のレベルや見識や実行力が試されている時期になりますし、そのぶん、ご自身では気づかなくても、世間一般とは異なる自我が発揮されやすいときです。
One-Point ◆ よくいえば、「自分なり」に言動できる昨今で、自分の「内面」が現われるときです。それ以外の運勢的な面は、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)の影響のほうが強くなる今週です。
乙女宮に象意を持つ人は、ごく単純に申し上げますと、これまでの過去の生き方や行動パターンが通用しなくなるために、新たな方向での模索が求められているディレクションの時期にあります。
というのも今週は、乙女宮らしい知識やスキルを発揮して、バランスや調整をとっていくことが可能な時期ですし、また課題の中に自分の個性や理想を見出しやすいときでもあるためです。
そういった点では、アバウトにお気楽に生きてきた昨今から、意識を転換して、現実と真摯に向き合っていく時期に、ほぼ入ったといえるときです。
One-Point ◆ 乙女宮のみをみれば、社会での活躍期というよりも、自分自身の内面性を見つめたり、また現状を分析して新たな人生への展開に必要な心構えを見出すなど準備をするときです。
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