宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 7月30日アップ
今週は、3日に火星が射手宮に入宮し、6日に金星が乙女宮に入宮します。
13日には土星が射手宮9度で順行に戻ります。
土星は週末に火星と合(コンジャンクション=0度)で、火星は金星と矩(スクエア=90度)、金星は牡牛宮のケレスと三分(120度)です。
土星を軸に、乙女宮で合(0度)の水星とドラゴン・ヘッド、また魚宮で合(0度)の海王星とドラゴン・テールが、T矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
この衝(オポジション=160度)に対して、山羊宮の冥王星が調停(メディエーション=60/120/180)の座相をとります。
獅子宮の太陽は、牡羊宮の天王星と射手宮の土星にそれぞれ三分(120度)です。
乙女宮の木星は、ノーアスペクトですが、強いていえば、天王星と転(クインカンクス、インコンジャンクション=150度)です。
Point ◆ 今週は、未成熟な個人や組織や国家ほど勘違いが生じやすく、また自己主張をしますので、意思の疎通がむずかしく、衝突を生みがちです。
リーダーやTOPに立つ実力者が、うまく調整をするとよいでしょう。
あわせて男女関係、また恋愛関係でも、課題や問題が生じやすい今週です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人は、大きくは今週も変わらず、昨今、生じる問題に対してリーダーシップをとっていける時期です。
生まれもつ体力は人それぞれですが、基本、やる気やバタリティーといった気力や活力が充実する今週で、専門知識や技能、またスキルを発揮して仕事や社会での活躍が期待できます。
それはいいのですが、せっかちだったり、衝動的に言動する一面がある牡羊宮の人が多いので、冷静さや慎重な判断を心がけないと、やる気が空回りして、かえって問題を周囲にふりまくことになりかねない今週です。
One-Point ◆ とくに異性関係や恋愛関係は、細心の注意が必要な今週になっていますので、やる気パワーにまかせて行動すると、パワハラまがいの勘違いにならないともかぎりません。
牡牛宮に象意を持つ人は、実際にどこまでオモテに出すかはともかく、自分の立場や存在を、知識面や美容面などでアピールしやすい今週です。
その半面、今一つやる気がなかったり、行動に移せない人も多いときですし、また、無理に行動に移したとしても、どこか勘違いや事実誤認によって恥をかくような出来事を招きなねないときになっています。
とくに恋愛関係や異性問題において注意が必要な今週になっていますので、勘違いやうまくコミュニケーションがとれないことなどから、ケンカや破局をもたらさないように注意しておくとよいでしょう。
One-Point ◆ 先週お伝えしました「1回休み」の出目の時期は、徐々に解消されていくことになりますすが、もう少し時間を要する人もいますので、内面の充実をこころがけておくとよいでしょう。
双子宮に象意を持つ人は、これまで愛用していたものが壊れたり、過去の関係を失うようなことが起きても、まったくおかしくない今週また昨今です。
先週も書きましたように、それを「ピンチはチャンス」と前向きにとらえるのか、それとも「試練だ」とやる気を喪失していくのかで、その対応や再スタートのエンジンをかけるまでに相応の時間差が生じることになります。
できるできない、やるやらないは別にして、ひとつアドバイスを差し上げておきますと、思い切ってもはや過去にはこだわらずに、前向きに将来を見据えて意識や言動の転換をして対処していくとよい時期です。
One-Point ◆ もはや「気」のない異性を求め続けても仕方ありませんし、今週は宇宙の真実につうじる知識や精神意識(霊性)を学ぶなど、内面性を充実させていくとよいときになっています。
蟹宮に象意を持つ人は、基本、今週は自分自身の方向性や健康や身体、また考え方や知識など「自己メンテナンス」をはじめ、よって立つ基盤やポジションなどの「根本」をみつめなおしていくとよいときです。
そういうベースが確立されることによって、人間関係のあり方やスタンスはもちろん、仕事など社会活動の分野において、独自の才能の発揮の仕方や道がいっそう本格化しやすくなります。
ちなみに、あえていえば今週や昨今は、あまり計算や技巧に走りすぎないほうがよいときで、誠意で接するほうが、比較的ながら結果的にはケガが少ないときです。
One-Point ◆ 今週は、異性関係や恋愛関係で勘違いや事実誤認、また意思の疎通やすれ違いでうまくいかないなど、一般的には仲たがいや失恋、また破局などが起こりやすくなっています。
獅子宮に象意を持つ人は、運勢自体は悪くはなくよいといえる時期ですが、その一方で課題も生じやすいときなので、相応の見識や実力をもっていない場合は、進むも引くも窮することが起こるかもしれません。
見識や実力があれば、やる気パワーを出して行動しても空回りすることがなくなりますし、「おれ様主義」や「権威主義」にでることなく、絶妙のやり方やバランス感覚によって道を見出したり成果をあげることができます。
要は、自分のレベル次第によって運勢が左右され、出来事も変わっていく今週また昨今になっていえます。
One-Point ◆ 自分自身は、そういう自分次第の運勢のときですが、恋愛関係や異性問題においては、相手のあることなので、むずかしい面もあり、今週は仲たがいや破局に注意が必要です。
乙女宮に象意を持つ人は、星のパワーが集中する今週なので、混乱や状況錯誤をしないように、自分自身や現状をよくよく把握しながら、慎重な判断や意志決定をしなければならないときです。
ただ、それとは逆に、無理に判断や意志決定をせずに、楽天的に「果報は寝て待て」とばかりに、成り行きにまかせにしたり、またじっと頭を低くして「嵐」が過ぎさるのを待つという手もなくはないのですが、いずれも一長一短です。
自分が培ってきた専門知識やスキルなど個人的な「完璧性」を発揮しても、昨今はそんな個人を超えたディレクションなので、かえってむずかしい応対になります。
One-Point ◆ 要は、自分の範疇を超えた世界を意識し考えて受け入れる時期でもあり、そういう世界を謙虚に学んでいくことによって、新しい人生サイクルを出発していく時期にあるときです。
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