宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 7月16日アップ
今週は、22日夕方6時半頃、太陽が獅子宮に入宮します。
週末31日に水星が乙女宮に入宮です。
水星は牡羊宮の天王星と三分(トライン=120度)で、天王星と牡牛宮に入宮したばかりのケレスは、太陽と矩(スクエア=90度)です。
その太陽は、蠍宮の火星と射手宮の土星に三分(120度)で、土星は獅子宮の金星とも三分(120度)です。
一方、火星は今週後半のみ水星と矩(90度)です。
乙女宮でドラゴン・ヘッドと合(コンジャンクション=0度)の木星は、魚宮のドラゴン・テールと衝(オポジション=160度)で、ドラゴン・テールと合(0度)の魚宮の海王星はドラゴン・ヘッドと衝(160度)です。
これらに対して、山羊宮の冥王星が調停(メディエーション=60/120/180)の座相をとります。
海王星と土星の矩(90度)は、継続中です。
Point ◆ 相変わらず「万事塞翁が馬」状態で、ピンチもチャンスもめぐりくる小車状態が続いています。
なので、良いとか悪いというよりも、どんな状況でも、自分がどうとらえるか、それ次第で「運勢」が動くともいえる昨今です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人は、世間がピンチもチャンスもクルクルめぐる小車状態にあるなかで、大半の人が打開の道を見出すべく、「リーダーシップ」を発揮したり、「調整」を図っていけるときです。
ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)を除いて、「牡羊宮」のみをみればそういった対外的な活躍ができる今週、唯一のサイン(宮)です。
ただし、牡羊宮の終盤に象意を持つ人は、対外的に活躍するというよりも、今週あたりまでは、内面性をみつめながら新たな目標を見出していくときにありますので、まずは現状把握につとめるとよいでしょう。
One-Point ◆ いずれにしても、社会全体的には「万事塞翁が馬」状態の昨今なので、どちらに転んでも一喜一憂せずに、しっかりと奥の奥と、前をみつめて、希望を失わないことがベストです。
牡牛宮に象意を持つ人は、これまで何度かこの欄で書いてまいりましたが、大半の方が「自我意識」が強まる人生期にあります。
それはいいのですが、牡牛宮にかぎらず全体的に昨今は、「万事塞翁が馬」や「禍福はあざなえる縄のごとし」の運勢期にあるときなので、思いどおりにはいきにくい今週また今月になっています。
それが「悪い」といっているのではなく、自分の心次第でピンチはいずれチャンスに変わってくときでもありますので、焦らずに、長いスパンと大きな視野で物事をみていくほうがよいときです。
One-Point ◆ 要は「1回休み」の出目のときに、精神的に落胆してしまうのか、次のさいを振るために、冷静に周囲の状況や自他を把握しておくのがよいのか、そういう判断をするときです。
双子宮に象意を持つ人は、なかなか思うようにいかない今年前半期のディレクションのなかにあって、良し悪しはともかく「大奮起」をしたり、一発「大逆転」を図るような「変革」が可能な運勢期にあるといえます。
左欄の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、世間的にも「万事塞翁が馬」といったピンチはチャンス、チャンスはピンチに変わる星まわりのときなので、現状をどうとらえるかといった自分の内面が運勢を決するときです。
アドバイスといたしましては、こういう時期ほど「ああいえばこういう」状態の口八丁で誤魔化さずに、王道をもってどうどうと判断し、誠実に対処していくとよいときです。
One-Point ◆ でないと、その場はよくても、すぐにピンチに変わるのが昨今の星まわりです。結果、回り道や損をするようにみえても、正々堂々の道のほうが、最後はチャンスの扉を開きます。
蟹宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、世間一般的に「万事塞翁が馬」状態のときなので、周囲の影響を受けやすい蟹宮も、そのような両方の可能性をもつことになる今週です。
ピンチが訪れれば、そのウラには同時にチャンスが潜んでいて、逆にチャンスが訪れたとしても、そのウラにはいつでも落とし穴がないともいえない一喜一憂すべからざるときになっています。
基本、感受性が豊かだったり、気にしいの面が強い蟹宮なので、こういう時期ほどメンタル面の克服や自己コントロールが必要でしょう。
One-Point ◆ なぜなら、両方の可能性がある昨今なので、自分の心が折れればピンチは確定的ですが、希望を失わずに前向きな心をもっていければ、まだまだチャンスを見出せるときです。
獅子宮に象意を持つ人は、獅子宮のどこに象意を持つかで少なからず運勢が異なる今週で、社会全体的にはピンチもチャンスも表裏一体で訪れる自分次第の昨今だととらえておくとよいでしょう。
獅子宮の初盤や前半に象意を持つ人は、比較的ながらも自分の個性や才能を社会で発揮することが可能なときで、よく現実をみて、着実に前向きに進める人が多い今週になっています。
一方、終盤に象意を持つ人は、自分を見つめつつ情報収集をするなどして、今後の新たな方向性や生き方を模索すべき昨今になっています。
One-Point ◆ 良いとか悪いとかに関係なく、昨今はいつでもピンチはチャンスに、チャンスはピンチに変わる「万事塞翁が馬」状態の時期なので、獅子宮らしく前を向いて進めばよいだけです。
乙女宮に象意を持つ人は、終盤に象意を持つ人をのぞいて、これまでの過去の生き方や人生にこだわらずに、新たな未来を歩みはじめるために、方向性を模索したり、自分自身を見つめなおさなければならない今週また昨今になっています。
これまで「なんとかなる」と楽観的に考えていた方も多いと存じますが、この欄で書いてまいりましたように、足元が失われるような「砂上の楼閣」状態を自覚していくことも起こりやすい時期になっています。
こういう時期は、さっさと過去の夢から覚めて、周囲や足元の現実を直視しながら、周りの人々から素直に学んでいくのもひとつの手です。
One-Point ◆ 一方、乙女宮の終盤に象意を持つ人は、まだ前向きな気持ちで歩める人も多い昨今なので、なかには権威や権力を発揮できたり、ピンチをチャンスに転じていける人もいます。
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