宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 7月 2日アップ
今週は、12日に金星が獅子宮に入宮します。
翌々日の14日には、水星も獅子宮に入宮です。
週末の17日にケレスが牡牛宮に入宮します。
乙女宮で合(コンジャンクション=0度)の木星やドラゴン・ヘッドと、魚宮で合(0度)の海王星やドラゴン・テールが衝(オポジション=180度)で、加えて蟹宮の太陽と山羊宮の冥王星も合(0度)で、これらが神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120)を形成します。
射手宮の土星は、上述のドラゴン・ヘッドまたドラゴン・テールとT矩(Tスクエア=90/90/180)です。
太陽は水星と合(0度)で、今週前半は金星を交えて三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)を形成しす。
週末を除いて、これらの星は牡羊宮で合(0度)をとる天王星とケレスに矩(スクエア=90度)で、蠍宮の火星とは三分(トライン=120度)です。
今週前半の水星と冥王星は衝(180度)です。
Point ◆ 全員ではありませんが、今週は異性関係をふくめた恋愛気運が高まるときです。
昨今、騒がれている不倫絡みもそうで、何かと「緊張と調整」がピークを迎えるときになります。
ちょっとしたバランスの崩れが、大事をもたらしかねませんので、慎重さや四方八方への目配りを欠かせない今週です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、「緊張と調整」のときで、なにかとバランスをとることが必要な今週です。
初盤に象意を持つ人は、さほどではないのですが、後半に象意を持つ人は、「やり直し」や「出直し」など、自分自身を見つめることが必要で、でないと昨今の運勢の仕事や社会での職責や責任を果たすことに齟齬が生じかねません。
また、今週、恋愛気運や異性関係運が高まるのはよいのですが、倫ならぬ関係を安易に考えると、後日、すべての立場を一気に失い、社会のどん底に突き落とされる可能性さえあるときです。
One-Point ◆ こういう両極端の運勢期のときこそ、牡羊宮らしい潔さといった、たとえば武士道に通じるような、高い精神性が必要なので、その「あるなし」が勝負の分かれ目になるときです。
牡牛宮に象意を持つ人は、ごく単純に申し上げますと、恋愛気運が高まったり、異性関係やコミュニケーションに動きがでて、意識や行動パターンを変えていくことになる今週です。
それはいいとしても、昨今、マスコミをにぎわせている不倫絡みの動きがでやすい今週なので、ご自身が気づくか気づかないかはともかく、雰囲気や流れまかせにせず、しっかりと相手の素性をみてご判断しなければならないときです。
また、早ければ週末が近づくほど、遅くとも来週が進むほどに、結局は一からの出直しや、自分自身を見つめなおすことが必要になってくるためです。
One-Point ◆ 基本、控えめな人や内弁慶な人が多い牡牛宮ですが、昨今の人生期は、逆に自意識が強まるときでもありますので、そんな中で今週は、両者のバランスをとることが必要です。
双子宮に象意を持つ人は、昨今のような状況の中にあっても、今週はいくぶんながら、自分らしさを出せるときです。
今の人生期は、これまで自分が愛用してきたものが壊れたり、失くしていくことが起こりやすいときですが、必ずしもそれが悪いとはいえず、より将来を発展的に進んでいくために必要な出来事が多く起こりやすいときです。
そういったこともありまして、「過去」から現在の状況をみるのではなく、「将来」のビジョンから現状をみて前向きにとらえたり対処していくとよいときで、今週は、そういった双子宮らしさを発揮できるときです。
One-Point ◆ また、異性関係運や恋愛気運が高まりやすい今週で、それはよいとしても、倫ならぬ関係も起こりやすくなっているので、安易に行動すると、しっぺ返しが強烈な時期にあります。
蟹宮に象意を持つ人は、初盤に象意を持つ人は相応ながら、中盤または後半に象意を持つ人は、自分独自の才能や個性や知識を、仕事やビジネスとして果敢に展開できるときになっています。
自分自身はいつものように「ふつう」に行なっているつもりであっても、だいたいは、上述の運勢(星のディレクション)によって、自分が思う以上に独自性を発揮していたり、オリジナリティーのある才能や個性を発揮しているときにあります。
ただし、感覚的や安易でよいという時期ではなく、現実をみた慎重なご判断やバランス感覚が必要不可欠なときになっています。
One-Point ◆ 後半に象意を持つ人をはじめとして、ご自身の魅力や異性関係運が高まる昨今また今週で、それはよいとしても、人倫道徳を遵守しないと、どんでん返しが起こる今週です。
獅子宮に象意を持つ人は、昨今を含めてもいいのですが、これまで自分自身が行なってきたことの結果が、自分自身に現われていくときなので、今週の運勢は一人ひとり異なってくることになります。
生まれもつホロスコープ(出生天球図)の運勢とも無関係とはいえないのですが、それよりも、これまでの言動や自分自身が培ってきた内面のレベルが相応に現われていくことになりますので、人のせいにはできない今週です。
そういうときにありますので、よい運勢であればそれはそれでいいのですが、今週が課題をともなう運勢という場合は、状況を謙虚に受け入れて反省すべきは反省し、自分自身を見直したり、出直しを図るときになります。
One-Point ◆ いずれにしても地に足が着いた判断ができているかが重要なので、どうも現実認識が甘い、状況把握が主観的とお感じになる場合は、事実から学ぶ今週にされるとよいでしょう。
乙女宮に象意を持つ人は、単純にいえば、運勢は良いときなのか、それとも悪いときなのか、複雑かつ微妙に両方を受けているときなので、高度なご判断やバランス感覚が必要とされる今週また昨今です。
運勢はきていなくはないのですが、それは主観半分のものなので、「何とかなる」と楽天的に考えていると、現実を見誤り、たとえば「泥舟」に乗っていることに気づかないまま大海に乗り出すようなことにもなりかねません。
それでもしばらくは浮いていますので安心していると、沖にでてから底が抜けて厳然とした「事実」に直面することにもなりかねません。
One-Point ◆ それにお気づきになられている方もいらっしゃると思いますが、今からでも遅くはありませんので、自分の足元をしっかりとみて、今のうちに新たな人生の再構築を図るときです。
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