宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.477 / 2016.06.20 〜 07.03


●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 6月18日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、21日の朝7時半頃、太陽が蟹宮に入宮します。
29日には水星も蟹宮に入宮です。
翌30日には、火星が蠍宮23度で順行に戻ります。
今週中頃、火星を頂点に、牡羊宮の天王星とケレス、そして双子宮の水星を底辺としたYOD(ヨッド=60/150/150)が形成されます。
射手宮の土星を軸に、乙女宮で合(コンジャンクション=0度)の木星とドラゴン・ヘッド、そして魚宮で合(0度)の海王星とドラゴン・テールによるT矩(Tスクエア=90/90/180)が継続中です。
一方、山羊宮の冥王星と、今週後半以降、冥王星に衝(オポジション=180度)をとる蟹宮で合(0度)の太陽と金星、そして木星とドラゴン・ヘッド、さらに海王星とドラゴン・テールが、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120)を形成します。
Point ◆ 今週の特徴は、最先端科学技術の活性化です。
ネットなどIT関連もそうですが、国際的には中国によるサイバー攻撃や最先端科学技術の塊であるハイテク兵器による軍事行動など、まるで戦争前の情報収集が否応なく行なわれます。
そういったこともふくめて、個人や国内でも、「敵対と協調」また「合従連衡」が盛んな今週です。
そういう複雑さもあって、単純な判断は避けたほうが無難でしょう。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、後半に象意を持つ人をはじめとして、わかりやすくいえば「戦闘モード」となる今週です。
いろんなタイプの「戦闘モード」があるのですが、牡羊宮全体的にいえることは、単純な言い方をすれば、今週はテッペンに立つべく負けん気を発揮して、美意識の探求や最新知識の学習収得といった柔弱さがあらわれます。
いつものようにリーダーシップの発揮に絞れればいいのですが、そうではなく、今週は「協調路線」や「調和モード」のときでもありますので、いわゆる内憂外患に近い迷いさえ生じるときです。

One-Point ◆ 一般的には「戦闘モード」にも「調和モード」にも絞れず、両方が併存するときですが、とはいえ、そこは牡羊宮、やるときは、果敢、一気呵成に進めることが起こる今週です。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、後半に象意を持つ人をはじめとして、行動パターンを対外方向に変化転換させていくことになる今週です。
だいたいは、最先端のファッションやライフスタイルといった、持ち前の美意識や生活意識を刺激される「情報」を受けて、より社会的な発揮へと意識を転換をしていくことになるのが大半の昨今の牡牛宮でしょう。
一般にスロースターターといわれることがある牡牛宮なので、前々から計画していたり思ったりはしていても、そのうちにと先延ばししてきた内容を、今週、否応なくすすめて行動にうつすといった方も多いときです。

One-Point ◆ 生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって異なりますが、中には、若い異性や個性的で特殊技能をもった異性への思慕や、プレゼントでのアプローチといった人もいそうです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、昨今、人によっては思うようにいかなかったり、あれこれと思い悩んだり、若い方ほど俗にいう「試練」や「逆境」に陥りやすい時期ですが、今週は否応なく「アクション」を起こせるときです。
だいたいは、最先端技術や知識にかかわる分野で、または自分らしい才能や個性を発揮できる分野でのアクションや、スキルの発揮となっていくときで、事態に動きが生じる今週です。
それは必要なので、よい経験になるのですが、よくよく現実と照らし合わせて行なわないと、安易な願望だけでは、あてが外れることがないとはいえません。

One-Point ◆ 一部の報道にあったように習近平氏が15日の生まれであれば、彼自身が起こすか受けるかは、時間によって異なりますが、軍事行動や事件事故にかかわりやすい今週です。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、純粋に蟹宮のみをみれば、前半に象意を持つ人をはじめとして、穏やかな魅力が高まることになる今週で、後半に象意を持つ人をはじめとして、女性の方は異性とのかかわりが深まる今週です。
総じて、情感や情動また美的感性に恵まれ、情緒的に豊かさをもてる時期になることもあって、男女とも積極果敢な言動をとりやすくなっていて、それが異性関係にも動きをもたらすことになる方も多いときです。
組織や社会のTOPクラスの人物とかかわりを持ちやすい時期でもありますので、それが「結婚」に結びつくことがないともいえないときです。

One-Point ◆ あえて異性関係に的を絞って今週の運勢を述べれば、蟹宮の男性もまた女性の方も、セクシーな魅力が高まる時期になっていますので、そのぶん、自信も芽生えやすいときです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、穏やかで平和的なイメージが高まったり、おおよそながら豊かな情感を持つことになる今週です。
獅子宮の後半に象意を持つ人をはじめとして、内面性や精神意識面において新たなノウハウを身につけたり、時代的な学びをしていくときになっていますので、いずれにしても「ソフト路線」に転じる昨今の獅子宮だといえます。
要は、いつもの「自我主張」といったハードなイメージから、周囲や相手を思いやる「情緒」や「やさしさ」といった情感的な獅子宮になる時期なので、周囲の獅子宮に対するイメージが少なからず変わっていくことになる今週です。

One-Point ◆ そういう星のディレクションの時期にありますので、これを受けて今後も自分の持ち味の一つにしていくのか、一時的なものにするかはホロスコープにもよりますが自分次第です。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、ほぼすべての星のパワーを受けていくことになる今週で、「楽観」と「悲観」、「心配」と「希望」がないまぜになりながらも、新たな知識やチャンスをつかんでいくことができます。
単純にいえば、乙女宮らしい個性や才能またスキルを発揮して、良し悪しはともかくとして否応なく行動したり、または楽々とアクションを起こして、事態を切り開いていけるときになっています。
いわゆる、「新たな人生」のスタートをきれますし、きるべきときでもありますので、過去に拘泥せずに心機一転、「新たな道」を歩みはじめるとよいでしょう。

One-Point ◆ 新たな道がなんなのかは、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって異なりますので、不特定多数が読者のこの場では書けませんが、周りの「現実」の中に答えがあります。



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