宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 2月13日アップ
今週は、17日に金星が水瓶宮に入宮します。
19日の午後2時半頃に、太陽が魚宮に入宮です。
太陽は、今週中頃直前から魚宮の海王星とケレスに合(コンジャンクション=0度)をとりはじめ、逆に今週中頃過ぎまでは、蠍宮の火星と矩(スクエア=90度)です。
乙女宮の木星とドラゴン・ヘッドは合(0度)で、魚宮のドラゴン・テールと衝(オポジション=180度)、そこに火星と山羊宮の冥王星が、それぞれの位置から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をなげかけます。
冥王星は牡羊宮の天王星と矩(90度)で、天王星は射手宮の土星と三分(トライン=120度)で、土星は木星と矩(90度)です。
金星と水星は、水瓶宮で合(0度)をとります。
Point ◆ 今週はサイン(宮)ごとにおいても、また同じサイン(宮)でも、微妙な象意の位置の違いによって、運勢がかなり異なってきます。
それでも片寄ったり思い込まずに、広い意識をもっていれば、ほとんどの場合、何とかなっていくときです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人に対しては、ほとんどなにもいうことがありません。
……。
というくらい、リーダーシップや采配力を発揮できますし、大半の方が、比較的ながら冷静に周囲をみつめて、独自の個性を発揮できるときにあるためです。
たしかに、そういった「運勢」(ディレクションのとき)にあるわけですが、そこはやはり、多少は生まれもつホロスコープ(出生天球図)の運勢や、また実際の実力や見識、さらには自己抑制力をどれくらい適切に発揮できるかによる面はありますので、おもわぬ事実誤認には注意すべきときです
One-Point ◆ 確率的には低いとはいえ、状況によっては、上述した今週また昨今の「運勢」を一気に失うなど、ゼロにしてしまう可能性がなきにしもあらずの今週となる可能性もあるためです。
牡牛宮に象意を持つ人は、周囲がどうであれ、いわゆる「マイペース」で動いて人気が出ますし、また才気を発揮できるときです。
ともすれば、周りの人の言動をみて、弱気になりそうであったとしても、密かに対抗意識を燃やしたり、より自分らしい自我や個性の発揮にむけて、発奮しやすい人生期ともなっています。
それゆえに、今週また昨今は、自分の意識や行動パターンを変えて、仕事や社会的な活躍を目指していけますし、またそうされるのがよいときです。
One-Point ◆ 大きな人生期の流れから牡牛宮に象意を持つ人は、「個性」や「自分らしい生き方」を無意識のうちにめざしたり、また実際にも社会で発揮していこうとされるときになっています。
双子宮に象意を持つ人は、双子宮のどこに象意を持つかで微妙なのですが、ここでは前半と後半にわけてあらましを書いておきます。
前半に象意を持つ人は、夢やビジョンを描くのはよいのですが、事実誤認には注意をしなければならない人生期で、今週は「理想の自己像」を描くなり、自分らしさを発揮できるときです。
一方、双子宮の後半に象意を持つ人は、どちらかというとスピリチュアルを含めてもいいのですが、精神面など人生修養に意識が向いたり、またそうされるとよいときです。
One-Point ◆ いずれであっても、双子宮全体をみた場合、ご自分の想いの面と同時に、しっかりと現実を見据えながら、今後の社会での活動や活躍に向けた現実的転換をしていくときです。
蟹宮に象意を持つ人は、マクロでいえばどこまでお気づきかはともかく、仕事や現実社会において個性や自分らしい才能を発揮できる人生期にあります。
多くの場合、周囲を気にして受け身にまわることも多い蟹宮ですが、これまで、そのようにしてきて蓄えた知識やスキルを活かして、自分らしく対外的に生きていく時期にあるときです。
人によっては、心のどこかでTOP狙いに動きだしているケースもあって、それが漠然とした感覚にとどまり、明確には自覚していないとしてでもです。
One-Point ◆ もともとがワンマン・タイプのリーダーというよりも、むしろ「ナンバー・ワン」の補佐役タイプですし、人を活かしながら仕事を回していったり、みんなを動かしていくタイプです。
獅子宮に象意を持つ人は、ストレートにいって対外的に華々しく活躍するときではありません。
ですが、「運勢」がないときかというとそうではなく、むしろあるほうで、どう自分自身がとらえるかは別にして、名誉職的ではあってもTOPに立っていたり、自分らしく安定して生きていけるときです。
獅子宮らしくないといえばそれまでですが、現在は、自分よりも相手や周囲をベースに生きる時期なのでそうなりますが、そういった昨今の体験が後日、役立ってくることになります。
One-Point ◆ 人生は「ゆらぎ」です。まっすぐストレートに進めることはありません。ムリにまっすぐ目的に向かおうとすると、「折れる」ことが多いので、適度なゆらぎを楽しむとよいでしょう。
乙女宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、大半の方が自分の内面の気分や意識や想いと、実際の現状との間にギャップが大きいときです。
逆にいえば、大きな「外科手術」を受けているのですが、かなり「強力な麻酔」が効いているような状態なので、さほど痛みは感じず、漠然とではあっても「何とかなる」とお気楽にもなれるときにあります。
それが良いとか悪いとかは関係がなく、いずれであったとしても、そのようないわば「手術台の上」にいるような現実をもって、自己転換を企図していくとよい人生期また今月や今週になっています。
One-Point ◆ ただし、どちらでもよいのは、たとえば運勢の悪いときに運勢の悪い自分を完全に捨てれればいいのですが、ジタバタして悪化させることもあるために、判断は難しいからです。
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