宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.451 / 2015.12.21 〜 2016.01.03


●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年12月19日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、22日の午後2時頃に太陽が山羊宮に入宮します。
30日には金星が射手宮に入宮です。
年が明けた1月2日に水星が水瓶宮に入宮し、翌3日が終わる直前に火星が蠍宮に入宮します。
乙女宮の木星はドラゴン・ヘッドと合(コンジャンクション=0度)で、魚宮のドラゴン・テールとの衝(オポジション=180度)。
それに対して、金星と水星がそれぞれの位置から調停(メディエーション=60/120/180)の座相をとり、お互いに頂点となって2つの小三角(ミニ・トライン=60/60/120)を形成します。
水星と火星は矩(スクエア=90度)です。
牡羊宮の天王星は、水瓶宮のケレスと六分(セクスタイル=60度)で、山羊宮の冥王星と矩(90度)、また射手宮の土星と三分(トライン=120度)です。
土星は、魚宮の海王星と矩(90度)で、海王星と山羊宮の太陽は六分(セクスタイル=60度)です。
今週後半に太陽と冥王星が合(0度)をとりはじめます。
Point ◆ 年末あたりまでは、いろいろあっても、まだバランスが図られますが、お正月前後は、論戦をふくめた主導権争いが強まり、穏やかなお正月とはなりにくい状況が一部で生じます。
国際的には、テロを含めた中国の国内外の動きに注目が必要です。
ステディな恋愛カップルには、良し悪しはともかく進展が期待できる今週末です。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、大どんでん返しや論争に注意が必要ですが、地道にはぐくんできた愛情が実るお正月前後になりそうです。
ただし、テキトーに接してきた場合は、そのかぎりではなくハプニングをふくめた緊張関係が強いられることになりますので、日頃のまじめさが結果として現われることになる今週末ということになります。
そういった出来高次第の異性運ですが、仕事運は大半の方が、ワンマンや傲慢にならないかぎり、絶好調のうちに今年2015年を締めくくることができそうです。

One-Point ◆ だからといって、いずれにしても、つい衝動的に批判や非難をしたり、反抗的になった言動をとると、大きな火ダネになり、炎上騒ぎに発展しかねない今週なのでご注意ください。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、これまでの恋愛関係やパートナーとの関係が、一抹の不安定要素のなかにも、新たな展開を迎えて「実る」今週末、つまりはお正月前後になりそうです。
これまで真面目にお付き合いをしてきたり、アプローチをしてきた方ほど一時的であっても「夢」を見れる時期を迎えますが、安定と不安定さの両方を抱える時期になりやすいということです。
また、前半に象意を持つ人は、言動には注意が必要ですが、週末になるほど交際が活発になります。後半に象意を持つ方は、前向きに楽しいコミュニケーソンがとれる今週になります。

One-Point ◆ 小さな運勢サイクルながら、今週以降がひとつの潮の変わり目で、内に閉じこもらずに、対外的な活動や仕事の方向に意識や考えを転換していく今週にしていくとよいでしょう。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、結果的な良し悪しは別として、社会活動にかかわる方向転換の出来事やハプニングによって、楽しいおしゃべりやコミュニケーションのときを過ごせる今週になりそうです。
多くの場合、年の離れた年配の方や若い異性の方との交流や交際のときで、それが週末つまりはお正月前後の一つの結果となって現われやすいでしょう。
星をみたかぎりでは、不安定要因がなくはありませんが、「夢」をみることができそうですし、どこまで長続きするかはお二人の相性や今後の運勢によって変わってくることになります。

One-Point ◆ 「口は災いのもと」ではありませんが、楽しい交流の場を壊さないために、今週は、不用意な発言や反抗的な態度、また衝動的な言動には、念のために注意しておきましょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、これまで地道ではあっても、コツコツと努力したり、個性や才能を磨き上げてきた方ほど、それを活かした仕事の場で結果となって実るなど、評価を受けていくことになる今週また今後の時期です。
基本、恋愛や異性関係においても、それは例外ではなく、なんらかの結論や結実となって、良し悪しはともかく現われていくことになる今週やお正月前後となっていきそうです。
ただし、いいかげんに対応してきたり、現実を無視した夢や観念など妄想や幻想の世界にひたってきた方の場合は、このかぎりではなく、逆に思わぬハプニングにあうことがないとはいえません。

One-Point ◆ いずれにしても異性関係をふくめ、仕事の面においても、これまで行なってきたことの結果が、良し悪しはともかく、思わぬ評価をともなって現われていくことになる時期です。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、今週またお正月前後や今後の時期は、自我意識の高まりとともに強いマイパワーを持つことになりますので、その出し方には大胆かつ慎重にされるとよいでしょう。
常識的にも「パワー」があるあるほど、絶妙な扱いやコントロールが必要になるのは当然で、そのバランスや出し方が、今週や今後の獅子宮の運勢を決めていくことになるためです。
自己中心や自我意識のみの場合、当然、バランスを欠いて自己矛盾やトラブルを招きますが、充分に現実にそって客観的に発揮した場合は、どんな状況にも対処できるスーパー・ハイ・パワーを発揮できる獅子宮の今週また今後です。

One-Point ◆ そういった状況ゆえに、自分勝手な幻想を抱いたり、事実誤認にもっとも注意が必要で、大胆ではありつつも、「小鮮」をにるがごとしの大人(たいじん)の対応も必要な技です。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、とくに後半に象意を持つ人をはじめとして、前向きに個性発揮やコミュニケーションが図れる今週ではあります。
乙女宮全員とはなりませんが、相手や状況によっては、異性関係や情愛交流が活性化するときなので、結果は両極端になりそうですが、週末つまりはお正月前後には良し悪しはともかく、新たな状況や出来事に遭遇して、新たな局面を迎えていくことが起こることになりそうです。
運勢的には、過去のままで通用する状況や自分自身ではないときなので、いずれにしても心機一転、過去にこだわらずに前に歩み出していくのが、昨今の乙女宮の大半の方の運勢期になっています。

One-Point ◆ 「禍福はあざなえる縄のごとし」ではありませんが、基本、良し悪しには関係がなく、昨今の運勢期にどのように対処していくかが、今週また今後の出来事を左右していきます。



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