宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年11月21日アップ
今週は、23日に日付が変わった直後の0時14分頃に、太陽が射手宮に入宮します。
12月5日には、金星が蠍宮に入宮です。
今週中頃まで、金星は牡羊宮の天王星と衝(オポジション=180度)で、天秤宮の火星は、逆に今週中頃から天王星と衝(180度)です。
これに対して、山羊宮の冥王星がT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成し、その一方で太陽が調停(メディエーション=60/120/180)の座相を投げかけます。
太陽はまた、射手宮の土星や水星と合(コンジャンクション=0度)で、水星は天王星と三分(トライン=120度)です。
太陽と土星は、魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)で、水星も今週中頃まで海王星と矩(90度)です。
一方、水星は射手宮の木星とミューチュアル・リセプションで、木星は今週まで冥王星と三分(120度)です。
火星は冥王星と矩(90度)で、水瓶宮のケレスと三分(120度)です。
Point ◆ 今週から「対立」が激化していきます。
TOPクラスや知識人がかかわる飛行機の事故やテロといった攻撃にも要注意で、それは空爆の可能性や激化をも意味しています。
一般的には、宗教、スピ、占い、アイドルなど、不思議系への警戒が強まりそうな今週また昨今です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、基本、仕事や社会活動運の絶頂期で、ちゃんと見識や実力や人格を持つ人は、そこにおいて問題はない時期です。
ただし、同じ牡羊宮でも、見識や実力がまだ不十分で、人格的にも傲慢な方の場合は、足元をすくわれる出来事に遭遇するなど、逆に一発大逆転の要注意の人生期にもなりますので、調子がよい人ほど気をつけなければなりません。
どちらであっても、ちゃんと自分の社会的な責任や使命を、謙虚かつ誠実に果たす方向に意識を転換をしていくとよい今週また今月になっています。
One-Point ◆ すべての星が…といってもいいくらい「仕事運」や「社会運」にかかわっていますので、もし昨今がそういう状態ではない場合、実力不足かほかに持つ運勢サイン(宮)の影響です。
牡牛宮に象意を持つ人は、異性関係を含め、必ずしも悪いとはいえませんが、場合によっては「失恋」などの心痛やショックな出来事、またアクシデントが起こらないともいえないときです。
それが異性関係を伴うか伴わないかは別にして、精神的な痛手を受けつつも、何らかの覚醒もありえるときで、これまでとは異なった意識への転換や、信念をもつようなことも起こりやすいでしょう。
そういった出来事が、関係するかしないかはともかくとして、昨今、成り行き任せや手抜き気味だった仕事に、今週は思わぬ底力を発揮するチャンスが訪れてもおかしくないときです。
One-Point ◆ 早い人では、今週あたりから、今のままでいいのか? といったことを含めて、今後の自分自身のあり方など、生活全般を見直していくようなことが起こりやすくなっていくときです。
双子宮に象意を持つ人は、見方によっては、なかなかにシビアともいえる星まわりですが、「凶」とか「悪い」ということではなく、ある意味、自分自身の真価がとわれていくようなときです。
同じ双子宮でも、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)やこれまでの生き方によって、さまざまなタイプになりますが、口先三寸やハッタリだけで生きてきた方には、確かにシビアな状況が生じていきやすいときです。
しかし、逆にそういった機転を活かしつつも、着実かつ誠実に実力を身につけてこられた方の場合、今こそその発揮のときで、ここしかないというハリの穴をとおすようなアイデや方法で切り抜けていくことが可能になっています。
One-Point ◆ いずれにしても昨今は、過去の方法や環境与件のままでよいということにはなりませんので、起きた課題や問題を機に、将来を見据えた前進や準備をしていくとよいときです。
蟹宮に象意を持つ人は、周囲は周囲の事情で「勝手」に動くときなので、積極果敢に関与するのではなく、かといって無視するのでもなく、受けとめつつマイペースを保っていく今週にするとよいでしょう。
人のことや周囲を自分が気にしすぎても、相手は相手の気持ちや価値観で好きに動きますので、こちらは客観的に見つめながら、自分の考えやペースで対応していくほうが、相手や周囲のトラブルに巻き込まれないですみます。
100%の無視も、相手との関係や状況においては齟齬が生じますので、意をくみつつも、また情を察しつつも、ある意味ビジネスライクな距離感を保った対応が結果、功を奏するときです。
One-Point ◆ ニュアンスをつかみにくいかもしれませんが、深入りもせず、無関心にもならず、自分を保ったまま抑制的にクールな対応していくとよい今週ですといえば、かえって分かりにくい?
獅子宮に象意を持つ人は、周囲はとにもかくにも殺気立ったり、状況によってはトラブルまがいの関係性が生じそうですが、今週はクールに自分をつらぬくといったほうがよさそうです。
ある意味、自分自身もそういったトラブルまがいの関係性に直接、間接はとわずかかわらざるをえない状況になりますが、だからといって当事者になるよりも、冷静かつ客観的に判断した対応をとっていくほうがよく、実際、それができやすい今週なので、そのように振舞ったほうがよいということです。
逆に、もし自分勝手な思い込みや妄想をもってしまったり、我しらずとも事実誤認によって、軽々しい判断や対応をしてしまうと、自らドロ沼から抜けられなくなってしまう可能性さえあるときです。
One-Point ◆ ここはシビアに現実をみて、理想主義や観念論者にならずに、自分のオリジナリティーを出しつつもプラグマチックに知恵を活かして対処していくとよく、それができる今週です。
乙女宮に象意を持つ人は、乙女宮のどこに象意を持つかで、若干ながら今週また昨今の運勢に強弱は生じますが、大きな人生期の現状は、気づいていないだけでさほど変わってはいないといえる今週です。
とくに今週前後は、自我を強く出しすぎたり、安易に自己主張をしすぎるほど、これまでの見せかけの「好調」もなんのその、状況が大逆転したり、厳しい人生の現実に直面することが起こらないともいえません。
たとえていえば、家の中は暖かくても、その家が建つ土台が、もしかしたら流れる水に削り取られているかもしれないときなので、一度、足元の現実を確認したほうが安全だといえるでしょう。
One-Point ◆ こう書いても、わかる人しか実感はできませんし、主観的な心象と客観的な事実の間に相違が生じやすい現在なので、足元をご確認されほうが対処は早くなるということですが…。
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