宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年11月 7日アップ
今週は、9日に金星が天秤宮に入宮します。
13日には火星も天秤宮に入宮します。
18日には海王星が魚宮7度で順行に戻ります。
21日には水星が射手宮に入宮です。
その水星は、蠍宮の太陽と合(コンジャンクション=0度)で、射手宮に入宮後は、乙女宮の木星と交歓(ミューチュアル・リセプション)です。
また入宮後は、射手宮の土星とも合(0度)で、太陽を交えて三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)を形成します。
これらは、魚宮のドラゴン・テールと三分(トライン=120度)です。
一方、乙女宮のドラゴン・ヘッドは、火星と合(0度、ドラゴン・テールと衝=180度)で、週の中頃まで金星を交えて三重合(0/0/0度)を形成します。
これらは、水瓶宮のケレスと三分(120度)です。
木星は、山羊宮の冥王星と三分(120度)で、冥王星は金星と矩(スクエア=90度)、牡羊宮の天王星とも矩(スクエア=90度)で、週末近くに三者はT矩(Tスクエア=90/90/180)に移行します。
土星と海王星の矩(90度)は継続中です。
Point ◆ 先頃から今週前半あたりまで続いた異性関連の「恋愛機運」は、週末が近づくにつれて緊張を増し、破局が視野に入る方もいます。
今週は、現実をシビアに見つめて対処していくべきで、ワンマンや思い込んだ覇権主義は、周囲との対立を生みます。
冷静に自己分析と状況把握をした人が、自己実現できる今週になっています。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、仕事運や社会活動運がスムーズで周囲やメンバーを指導したり、リーダーシップをとってきた人ほど、自分の考えや対応を見直さなければならないときに入ります。
昨今の人生期は、マイペースに自分を貫いたり、オリジナリティーを発揮されていかれる牡羊宮が多いのですが、それは同時に、自分と異なる考えや立場の相手や周囲をも認めるということが必要になってくる今週以降です。
いずれにしましても、「理想の自己像」を正しく思い描いたり、これまでの「行動パターン」を仕事や社会での活動に向けて変えていく時期です。
One-Point ◆ つまり、社会的な「責任」や「使命」を自覚されていくとよいときで、自身の勉強や内面性を充実させてきた時期から、社会のために役立つ自分に意識を転換をしていくときです。
牡牛宮に象意を持つ人は、さほど意図しなくてもという書き方が正しいかどうかわかりませんが、成り行き任せであっても、仕事や社会で人気が出て恋愛機運が高まったり、実力を発揮して活躍できる今週です。
それはそれでいいのですが、先ごろまた今週前半当たりまで異性関係をはじめとした「恋愛モード」にひたってきた場合、週末が近づくにつれて、激しい葛藤や、状況によっては課題が起こりえる時期になります。
もし、そうでなかったとしても、週末が近づくにつれて「自分」を見直したり、考えていくことが必要な時期になりやすい今週です。
One-Point ◆ 上記以外の「今週の運勢」につきましては、牡牛宮のほかに生まれ持つ「運勢サイン(宮)」の影響が相対的ながら大きい時期にありますので、併せてそちらもご参照ください。
双子宮に象意を持つ人は、どちらかというと自分自身よりも、相手や周囲の事情や環境に意識や関心をもったり、動かされていく昨今の時期にあります。
そういった状況の中から、自分自身の強い内面性を交えて、今後の新たな方向性や生き方を探ったり、また見つけ出していくときで、それらは、週末が近づくほど漸次、意識転換や現状転換の事態へと変わっていくでしょう。
大きな視座から申し上げますと、これまで自分が(現実を無視して?)思い描いてきた「理想」や「ビジョン」を、現実に根づかせて方向修正をしたり、新たに描いていくときになりそうです。
One-Point ◆ 一言でいえば「夢」や「ビジョン」の訂正です。そういった時期に入りましたので、自分を取り巻く現実を冷静かつ客観的に分析されて対処すべきで、それができる時期になります。
蟹宮に象意を持つ人は、今週は、自分自身のことを考えるなら、自分を捨てて、周囲の状況や事情を受け入れて、できるだけ素直に対応していくなど、おおむね調和を図っていくとよいときになります。
状況は、相手や周囲との緊張もなくはありませんが、前向きにとらえて調和を図り、事情を受け入れて対処していけば、かなりの協力体制を組めたり、スムーズにことが進むことになりやすいときです。
最悪は、ナーバスになりすぎて、悲観的になったり、心配性になることで、逆に前向きにも楽観的にもなれば、うまく進んでいくことも起こりやすい今週です。
One-Point ◆ 早ければ今週末から、遅くとも今月中には、良し悪しはともかく、自分自身を深く見つめたり、または省みるなどして、仕切り直しを図るとよいディレクションが訪れることになります。
獅子宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく先週また今週は、自分の認識や考え、また場合によっては価値観を改めていくことになるときです。
多くの場合、それらは自分や社会の現実を、正しく認識していく方向に改まっていくことになりますので、それ以降、週末や来週以降になるほど、ご判断や打つ手に間違いがなくなっていく方向に進んでいきます。
例外としては、よほどの若い方で経験不足だったり、年配の方でも相当に見識や実力が乏しければ、ご自分の思い込みと現実のはざまで、紆余曲折を経たり、混乱が起こることがないとはいえない程度です。
One-Point ◆ なので大半の方が、それ以降、次第に本来の獅子宮らしさを発揮できるようになりますし、いずれでも週末以降は、しっかりと現実的に対処できるようになっていきやすいときです。
乙女宮に象意を持つ人は、基本的に昨今の人生期は、良いとか悪いとかは別にして、自分自身の内面性の精神意識やスピ系や霊性といった「精神面」にかかわったり、そういった活動を志向していかざるをえないときです。
多くの場合、それもふくめて最大限のパワーや自我意識を発揮せざるをえなかったり、またそれができる時期に昨今はありますので、運命的(宿命的)にのめりこまざるをえない方も多くなります。
その一方で、本当にそれでよいのか、自分の足元の生活や現実を見つめ直して、これからどうやっていくのがよいのか、根本からのやり直しを検討したりすべき人生期に入っています。
One-Point ◆ そういった状況なので、まずは混沌としたり、混乱してしまわないことが重要で、自分の「想い」と「現実」とを分けて、成り行き任せにせずに、個々に対処すべきが本当になります。
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