宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年10月10日アップ
今週は、24日未明2時半頃に太陽が蠍宮に入宮します。
その太陽は、牡羊宮の天王星と衝(オポジション=180度)で、山羊宮のケレスと矩(スクエア=90度)です。
その天王星は山羊宮の冥王星と矩(90度)で、冥王星は今週後半、天秤宮の水星とも矩(90度)をとります。
さらに冥王星は、乙女宮の太陽、金星、火星の三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)と三分(トライン=120度)です。
このうち、金星と魚宮の海王星との衝(180度)に冥王星が調停(60/120/180)の座相を投げかけます。
一方、この衝(180度)に射手宮の土星が軸となりT矩(Tスクエア=90/90/180)を今週中頃まで形成します。
土星はまた、魚宮のドラゴン・テールと三分(120度)で、乙女宮のドラゴン・ヘッドは、ケレスと三分(120度)です。
水星と金星は交歓(ミューチュアル・リセプション)を継続中です。
Point ◆ 異性:すでに芸能界の結婚ラッシュをみてもお分かりのように、今週は、恋愛幻想を含めて、異性に対する衝動や情動が最大限に高まるときになっています。
それは次第に、恋の駆け引きや憶測も含めたスクープ合戦ともなっていきそうです。
戦争:それだけにかぎらず、今週や来週は特殊で、考えや立場の違いによる対立が激化し、「一触即発」や「危機一髪」の状況も起こりえます。
それは週末が近づくにつれて、サイバー戦や宇宙偵察戦はもちろん、世論戦や謀略戦も、同時に展開されるようになっていきます。
経済:加えて、大きなお金が動く今週また来週で、何でも起こりえる状況に近いときです。
※付記:このような組織運営の変革は、「基盤整備」の重要性へとつながっていきます。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、課題がありつつも、今週また昨今は、「仕事運」や「社会運」がピークで多忙にもなるときです。
同時に、それは「恋愛運」や「結婚運」を含めて、異性に対する意識や関心が刺激され、男女関係の動きがピークとなる時期でもありますので、結果、立場や権力をかさにきた「パワハラ」や「セクハラ」などに注意が必要です。
俗にいう「運勢がよいとき」こそ、自分が未熟だったり、また見識をともなった自制心が充分でない場合、調子に乗りすぎたり、やりすぎて暴走して、ピンチを招くなど、逆効果を生みかねないときです。
One-Point ◆ 単純にいえば、恋愛をはじめ異性関係も、また仕事も、最高潮になれる運勢のときにありますので、最大限に実力を発揮したり、リーダーシップをとっていくことが可能な昨今です。
牡牛宮に象意を持つ人は、異性に対する想いをはじめとした自意識や自我意識が、かなりのレベルにも高まって、恋愛幻想を抱いたり、恋愛衝動を発揮しやすくなる今週また昨今です。
ただし、もともとが慎重なタイプだったり、どこか自分に自信をもてない人も比較的ながら多い牡牛宮なので、内心の想いはともかく、現実的には、実際の言動との間にギャップを感じるなど思い悩むケースも少なくないでしょう。
厳密に申し上げますと、どちらが強まるかは、内面の異性への想いのほうが強くなるとはいえ、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって、現実とのギャップは異なってこざるをえません。
One-Point ◆ 要は、自分の内面の異性への強い想いと、現実的な言動との間に、まだスレていない純粋な人や、恋愛慣れしていない人ほど、葛藤や矛盾となって多少なりとも出やすいときです。
双子宮に象意を持つ人は、「精神意識(霊性)面」のディレクションと、「現実の生活や社会面」のディレクションは、比較的ながらハッキリしている今週また昨今になっています。
スピリチュアルなどを含めた精神意識(霊性)面のディレクションに関していえば、対外的に華々しく活動するというよりも、むしろ逆に心の底から内面性の充実を図るべきときになっています。
一方、現実の生活や社会面のディレクションに関していえば、今後の将来を前向きに見つめて、仕事や社会活動にご自身の使命や責任を見出して、意識や方向の転換をしていく人生期がはじまっています。
One-Point ◆ 両者は矛盾しているのではなく、現実的な転換の人生期に今後はあるために、今週また昨今は、精神意識(霊性)面を充実させて、再スタートを図るべきときにあるということです。
蟹宮に象意を持つ人は、大きくいえば今週また昨今は、2つのタイプに分かれることになる運勢のときです。
一方は、高い人格や霊性、また実力や才能を持った人に該当しやすい運勢で、誰もがみとめる見識や権威でもって人々を正しく引っ張るなど、リーダーシップを発揮して、周囲を異のままに動かしていく今週また昨今になっていることです。
もう一方のタイプは、こちらが大半の方に該当しやすいのですが、相手の意向や思いを受け入れて、補佐していくバイ・プレイヤーとしての天性を発揮しつつ、名脇役かのように手を貸して実現していく今週また昨今になっていることです。
One-Point ◆ 両者は、単純に分けられるとはかぎらず、バイプレイヤーながらリーダーシップを発揮したり、逆に周囲を動かしながらも、自ら脇役として補佐するといったケースも起こりえます。
獅子宮に象意を持つ人は、もともと仕事運や社会運を生まれ持つ人をメインにしてという条件つきながら、「恋愛幻想」や「恋愛衝動」が、何らかの出来事として生じやすい今週また昨今になります。
どちらかというと、まだまだ本調子とはいえない人生期ながら、大半の方は、ひところの低迷期を抜け出して、新たな人生サイクルが動きだしているときなので、以前に比べれば相応に明るい兆しがみえるといえるでしょう。
ですが、獅子宮の運勢のみを大きくみますと、昨今の人生期は、内面性やスキルを充実させていく時期にあるときなので、対外的に華々しく活躍するというよりも、精神性を磨いていくとよいときです。
One-Point ◆ そういった中で、今週はプライベートな自意識に特化していく傾向にあるときで、上述以外の運勢は、獅子宮以外に生まれ持つ「運勢サイン(宮)」の影響のほうが強いときです。
乙女宮に象意を持つ人は、たとえていえば「お盆と正月がいっしょに来た」ようなときでもあり、また戯れ歌にあるように「正月は冥土の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし」といったような両方の運勢の時期にあります。
そういった中で、今週また昨今において、特徴的な運勢を抽出して申し上げますと、恋愛幻想を含めて、異性に対する想いや情動が最大限にも高まるときで、結婚願望またはそれに類する想いが、衝動ともなって意識にのぼってきやすいときです。
年齢や生まれ持つホロスコープ(出生天球図)次第では、結婚するしないはともかく、それらが実際の出来事となって動きだすなど、新たな現実状況のもとで人生を一からスタートしていくケースも充分にありえるときです。
One-Point ◆ ほかにも、気分はチョー明るく前向きになったり、かと思うと、自分の「現実」をシビアに感じたりと複雑で、それゆえ、条件を緩めて「結婚」などの願望に走りやすいともいえます。
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