宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 9月12日アップ
今週は、14日にケレスが山羊宮25度で順行に戻ります。
17日には水星が天秤宮15度で逆行に転じます。
翌18日に土星が射手宮に入宮します。
23日の夕方17時半頃、太陽が天秤宮に入宮です。
翌24日は、冥王星が山羊宮12度で順行に戻り、さらに翌25日は、火星が乙女宮に入宮します。
今週は、牡羊宮の天王星と天秤宮の水星の衝(オポジション=180度)に対して、獅子宮の金星が調停(メディエーション=60/120/180)の座相をとります。
その天王星には山羊宮のケレスが、一方の水星には山羊宮の冥王星が、それぞれ矩(スクエア=90度)をとります。
また、乙女宮の木星と魚宮の海王星も衝(180度)で、これに対しては、冥王星が調停(60/120/180)の座相をとります。
さらには、天秤宮のドラゴン・ヘッドと合(0度)の太陽と、牡羊宮のドラゴン・テールも衝(180度)で、こちらに対しては、ケレスと射手宮の土星が、それぞれ調停(60/120/180)の座相をとります。
土星と火星は矩(90度)です。
Point ◆ 星の配置をそのまま単純にみれば、今週は「協調」と「対立」と「調停」のオンパレードです。
立場を超えて手打ちを図ろうとする動きがみられ、そのぶん、変化も起こりやすくなります。
しかし、調停を妨げようとする「理屈屋」や「実務屋」、また隠れ思想的「挑発者」や安保反対を叫ぶ「エセ平和主義者」がいますので、予断は許さず、本当の民主主義者のみが、真の平和と調停(調和)をもたらしていくときです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮の初盤に象意を持つ人と、牡羊宮の中盤や終盤に象意を持つ人とでは、多少、今週の運勢に違いはありますが、おしなべて仕事や社会でのリーダーシップを発揮していける時期に、一部の人を除いてあることに変わりはありません。
ですが同時に、そのための意識や考え方をチェンジしていく必要が生じるときで、常に迫りくる課題やトラブルに対処できる人格や見識や実力があるかなど、スキルが問われていくことになります。
初盤に象意を持つ人は、冷静に現実をみていけば、それができるのですが、ともすれば、それを自分自身の短慮や、無意識の「こうあるべき!」といった思い込みが邪魔をしていく可能性の高い今週です。
One-Point ◆ 一方、中盤や終盤に象意を持つ人は、まだ自分らしい理想をもってパワーを発揮していけるときですが、それでもやはり実際の現実とのバランスを考慮しなければなりません。
牡牛宮に象意を持つ人は、何はともあれ昨今は、「自分」や「拡大欲求」といった自我意識が高まる人生期にあります。
その反面、それを外に向かって仕事や何らかの社会活動によって、具現化しようとするのではなく、むしろ自宅にこもったり、内面の精神意識面で、自分自身の「心」を見直していくといった今週また昨今になっています。
それが悪いというのではなく、どちらかというと即物的な現実生活に偏りすぎることもある牡牛宮にとって、今後の時代に必要な「民度」をさらにパワーアップさせて、運勢をつかむコツを得ていく有意義な時期になっています。
One-Point ◆ もしそうでなければ、逆に家庭内や仲間内での「わがまま」や「自我の発揮」といった強がりがパワーアップしていく昨今になっていますので、俗にいう「内弁慶」に終わるときです。
双子宮に象意を持つ人は、ごく単純に言いまして、ご自身の「心」や「精神意識」といった霊性面での真価が問われる人生期がはじまっています。
「霊性」についてのご説明は省略いたしますが、要は、自分の考えや想いが、自分なりの単なる「観念論」や「理想主義」ではなく、理屈を超えた宇宙の真実に沿ったものかということが重要なポイントで、逆にいえば、それに気づいていくことが可能な人生期がはじまったともいえます。
今週また今後は、とくに、これまで自分が愛用してきたものが壊れたり、これまでの環境とは変わっていくことが起こりやすくなるのですが、それをどう前向きにとらえるかもポイントになっていきます。
One-Point ◆ 左欄の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、今週は星の動きに変化が多いときです。早いお話が、そのぶん双子宮にかぎらず状況変化が起きやすくなっています。
蟹宮に象意を持つ人は、今週また昨今は、自分に運勢があるのかないのか、またあっても活かせるのか活かせないのか、さらにはなくても助けはあるのかないのか、相応に複雑なときになっています。
要は、デリケートな感受性を持ち、周囲の影響を受け止めやすい一般的な蟹宮にとって、複雑な感情を持ちやすいときだということで、結局は、そういった自身の感情のコントロールや判断が重要な時期になります。
仮に「自分の想いや感情また考えがすべてを決定する」という考えに立った場合、不安定な感情や、揺れ動きすぎる想いは、将来もまた不確定になるというロジックが成り立ちます。
One-Point ◆ それが正しいかどうかは、どちらでもいいことで、蟹宮の場合、「受けて返す」といった心のしなやかさを持った臨機応変の応対が、いちばん蟹宮らしい「強かさ」だからです。
獅子宮に象意を持つ人は、初盤、中盤、終盤と、どこにメインとなる象意を持つかによって、今週また昨今の運勢は、かなり異なってくるときです。
初盤に象意を持つ人は、今週は、ご自身のホロスコープ(出生天球図)に象わされた運勢や獅子宮以外に生まれ持たれる運勢サイン(宮)の影響のほうがより強く出たり、働くことになるときです。
獅子宮の中盤に象意を持つ人は、自分なりでも温和さや人の和を意識しやすくなるために、人気運が高まるなど、自分らしい美意識を発揮してオリジナリティーのある個性を演出できる今週です。
One-Point ◆ その一方で、獅子宮の終盤とくに最後のほうに象意を持つ人は、ご自身を取り巻く現状に対して怒らず忍耐をし、何よりも現実を受け入れた無私の判断が身を助けていきます。
乙女宮に象意を持つ人は、断定的にあえて大きく分けますと、前半に象意を持つ人と後半に象意を持つ人とでは、かなり運勢が異なってきます。
前半に象意を持つ人は、多少の問題があっても気分的に「なんとかなる」と前向きにとらえやすい時期で、その中では、とくに最初のほうに象意を持つ方は、気分だけに流れずに、誤魔化すことなく現実を見つめて、自分自身の出直しを図る人生期がはじまっています。
一方、中盤に象意を持つ人は、最大限にも自我意識が拡大していく人生期にありますので、人は人、自分は自分、ご自身のホロスコープ(出生天球図)にそって、良し悪しはともかくマイペースに進みやすいときになっています。
One-Point ◆ 終盤に象意を持つ人は、どこか自己矛盾を感じやすく、自分の考えや能力を出せなかったり、出してもトラブル絡みのときですが、イザとなれば抜群のポテンシャルを発揮できます。
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