宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 8月 1日アップ
今週は、逆行中のケレスが3日に山羊宮に戻ります。
8日には水星が乙女宮に入宮し、翌9日には火星が獅子宮に入宮です。
11日には木星が乙女宮に入宮します。
その木星と水星と金星は、三重合(トリプル・コンジャンクション=0度)含みの連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)を形成し、週中頃以降は太陽が加わり、週末には水星が抜けます。
これらに対して、蠍宮の土星が矩(スクエア=90度)をとります。
また週中頃以降、水星は魚宮の海王星と衝(オポジション=180度)です。
土星は獅子宮入りする火星と牡羊宮のドラゴン・テールと大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成し、火星と衝(180度)のケレスを交えてトライン・カイト(120/120/60/60)を形成します。
ケレスは天秤宮のドラゴン・ヘッドと三分(120度)です。
太陽と牡羊宮の天王星は、週末近くまで三分(120度)です。
土星と山羊宮の冥王星は、ミューチュアル・リセプション(交歓)を継続中です。
Point ◆ 今週は、二極化した対立や論争が続きます。
どちらがどちらかはともかく「改革派」対「守旧派」といってよく、当面、収まりそうもありません。
またTOPや社長クラスの改革に対して、スキャンダルを含め、元TOPや重役クラスなどの対立ともいえる「頂上決戦」の様相が垣間みえる今週です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、牡羊宮のどこに象意を持つかで、今週の運勢は少なからず変わってくることになります。
アバウトに、前半に象意を持つ人と後半に象意を持つ人とに分けた場合、前半に象意を持つ人は、課題が発生している現実がよく見えてきますので、牡羊宮らしく闘争心やファイトを燃やして、果敢に対応していくことになる今週です。
一方、後半に象意を持つ人は、過去や現状にとらわれずに、どちらかといえば未来志向で、ゴーイング・マイ・ウェイとなる自我発揮の今週です。
One-Point ◆ その中でも牡羊宮の最後のほうに象意を持つ人は、前半と後半に象意を持つ人の両方の運勢を併せ持つような状態で、前にも後ろにも進めない停滞状態になりやすい時期です。
牡牛宮に象意を持つ人は、混乱し対立する現状を前に、自分の巣穴にこもって「自己防衛」というか「高みの見物」というか「マイペース」に対処する今週です。
その内実は、牡牛宮のどこに象意を持つかで、かなり千差万別に分かれ、最初のほうに象意を持つ人は、動けばトラブルに巻き込まれることになる今週ですし、実際にもイージーには動けないときです。
中盤に象意を持つ人は、自分を出したくても出せないといった意味で動けず、もどかしさのある今週になりそうです。
One-Point ◆ 一方、終盤に象意を持つ人は、「火の粉」を最も受けることになって、どうこうできずに、「じっと我慢の子であった」というように動けず、再出発を模索していくことになる今週です。
双子宮に象意を持つ人は、なんやかんやと身の回りに騒々しさを増す今週になりやすく、安易に言動するとトラブルに巻き込まれやすくなりそうです。
とくに、双子宮の最初のほうに象意を持つ人は注意が必要で、下手をすると、いわゆる「派閥争い」ともいえるお互いの「主張」や「論争」の中に身をおいて、動きづらくなっていく今週です。
そういった意味も含めまして、双子宮の初盤や中盤に象意を持つ人は、「不確か」な言動や「事実誤認」には注意が必要で、何かと自分を出しにくく動きづらいことになる今週となっていきそうです。
One-Point ◆ 双子宮の終盤に象意を持つ人のみ、比較的ながらも周囲の喧騒をよそに、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)次第や、他に持つ運勢サイン(宮)次第になっていく今週です。
蟹宮に象意を持つ人は、複雑多岐な今週の運勢の中でも、比較的ながら自分らしくマイペースで、個々に才能を発揮していける今週になっています。
それでもやはり、多少は蟹宮のどこに象意を持つかで微妙に運勢は異なりやすく、おしなべて初盤と終盤に象意を持つ人は、課題の多い昨今の現実を前に、少ながらず実力ややる気を発揮していけます。
一方、中盤に象意を持つ人は、そういった昨今の現実の中で、独自の才能や個性を発揮して、人知れずリーダーシップをとっていこうとする気持ちが、どこかにある今週また昨今の人生期になっています。
One-Point ◆ 現在自体が、「二大派閥」に分かれて主導権争いをするようなときなので、大半の人々が無関係とはなりにくい昨今ですが、その中でも比較自分らしく進める今週の蟹宮です。
獅子宮に象意を持つ人は、基本的には、自分らしい個性や才能を発揮してリーダーシップをとっていくことが可能なときですが、それでも獅子宮のどこに象意を持つかで、若干なりとも複雑微妙に今週の運勢は異なってきます。
獅子宮の初盤や中盤に象意を持つ人は、おしなべてやる気パワーや自分の信念を発揮して、果敢かつ大胆に歩めますが、初盤に象意を持つ人は、そこに良し悪しはともかく対立や課題が生じていくことになります。
一方、後半に象意を持つ人は、一概に悪いとはいえないのですが、自分なりにイージーに考えたり、とらえてしまうことが、結果的に現実との乖離(かいり)を生み、自ら出直しを迫られる昨今になります。
One-Point ◆ それはそれで自分を見つめ直して、認識を正しつつ、周囲の現実から学んで自分の立場を見据え直していきながら、人生の再出発を図っていけばよく、それがむしろベストです。
乙女宮に象意を持つ人は、初盤に象意を持つ人は最も「波乱万丈」ともいえる運勢を体験していくことになる今週です。
必ずしも「波乱万丈」が悪いとはいえないのですが、どうしても安易に物事をとらえたり、また軽い気持ちで発言してしまうことが、勘違いや見込み違いを生むことになって、もう一度、一から自分を取り巻く現実を見つめ直していかざるをえない状況を生むことにつながっていく昨今です。
「自らまいたタネ」といえばそれもそうですし、「運勢」といえば運勢なので、いずれに転んでも、よほどの絶妙な見識や実力を持たないと、我知らずにそうなることは避けがたい今週また今後です。
One-Point ◆ 一方、乙女宮の中盤や終盤に象意を持つ人は、類似の傾向は避けられないにしても、まだ現実を避けられない初盤に象意を持つ人に比べれば、軽く暗示程度ですむ今週です。
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