宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 7月18日アップ
今週は、乙女宮に入宮したばかりの金星が25日に0度で逆行に転じ、8月1日には獅子宮に戻ります。
23日のお昼12時半頃、太陽が獅子宮に入宮し、同日、水星も獅子宮に入宮します。
両星は合(コンジャンクション=0度)で、これに8月2日に蠍宮28度で順行に戻る土星が三分(トライン=120度)をとります。
その土星は、金星と獅子宮の木星に矩(スクエア=90度)です。
また土星は、山羊宮の冥王星とミューチュアル・リセプションで、牡羊宮のドラゴン・テールと三分(120度)です。
太陽と水星は水瓶宮のケレスと衝(オポジション=180度)で、これに先の土星と天秤宮のドラゴン・ヘッドが双方から調停(60/120/180度)の座相を投げかけます。
今週前半まで、木星は牡羊宮の天王星と三分(120度)です。
天王星は、蟹宮の火星と矩(90度)です。
Point ◆ 相変わらず、自己主張や対立は続きますが、その一方で落としどころを探る動きが出てきます。
また盛んだった異性関係は、収束に向かうというべきか、いずれにしても現実的な対応が必要になってきます。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、どこにディレクション・ポイントを持つかで、若干のタイムラグが生じますが、今週あたりまでは運勢はあっても、今一つ乗り気になれないことが続きます。
それでも、徐々に回復傾向にあることは間違いなく、良し悪しはともかくとして、仕事や社会活動上の課題や障害も多少なりとも軽減されていくことになります。
そういったこともありまして、今週の中頃か後半には、ご自分の個性や知識や才能をフルに発揮していくことが求められるシーンが生じるでしょう。
One-Point ◆ 「現実」をよく見すえた対応が必要なときで、昨今は異性への関心が強まり、持たざるをえないとしても、そこにうつつを抜かすほど、課題が増えていくことに一応はご留意ください。
牡牛宮に象意を持つ人は、状況によって多少の変化はありますが、相変わらずといってよいほど「中休み」の状態が続く今週です。
「中休み」というと、人それぞれに解釈がなされそうですが、対外的な仕事などの社会活動よりも、自分自身のプライベートな内面生活に意識や関心をもって、自分を見つめ直していくといった意味で今回は使っています。
そういった内面性の充実期となるディレクションが昨今は続いていますので、即物的な結果を焦らずに、まずは自分自身が今後どうあるべきか、いろいろと心の整理をしつつ、新たな意識や考えを身につけるなど、模索していくとよいでしょう。
One-Point ◆ このような時期は、どうしても異性関係やそのための自分磨きに意識や関心を持つことも多く、また新たな関係性を求めることも起こりますが、今週は注意警報の星まわりです。
双子宮に象意を持つ人は、生まれ持つディレクション・ポイントによって、若干の違いが出てきますが、基本的には自分らしい才覚や機転をきかせて、個性の発揮ができる今週です。
とくに今週中頃から後半にかけての一時期、最大限に直感や能力を問われて、否応なくプレゼンテーションなど自己表現をしていかざるをえないことが起こる人も多いときなので、そこでの成果が、良くも悪くも今後の評価や結果につながっていきます。
全員がそうなるとはいえませんが、双子宮をメインとされる方は、そういった傾向が出てきますので、心身をクリアにして、霊性や直感力を高めておくとよいでしょう。
One-Point ◆ 要はご自身の「実力」が結果的に否応なく現われるときです。それが現実的な「評価」として定まっていくときでもありますので、誤魔化さずに進むほうが結果的にはベストです。
蟹宮に象意を持つ人は、ここのところずっと、昨今の人生期で職業に選択した自分らしい仕事の分野で、人気や成果が出やすいときにあります。
そういった運勢期にあるものの、もちろん、それがどれくらいの実績や結果につながるかは、運勢だけではなく、ご自分が身につけられた「実力」や「見識」や「誠意」次第となるときなので、人によっては、運勢だけがあって、実力が伴わず、それが課題や問題となって現われるケースがないとはいえません。
そのような課題や問題が「悪い」とまでは言えないのですが、それでもやはりクリアしていく努力が必要なときになっていくということです。
One-Point ◆ 蟹宮の後半に象意を持つ方は、今週後半になるほど、そういった課題や問題に対して、粘り強くバリバリと取り組んでいくことを可能とする星のディレクションが働きはじめます。
獅子宮に象意を持つ人は、交友関係が活発になったり、取り巻きが増える今週で、そういった知人からのインフォメーションも手伝って、現実をみすえた着実な言動ができやすいときです。
獅子宮の初盤や中盤に象意を持つ人ほど、そうなりやすく、逆に、獅子宮の後半に象意を持つ人の中には、倫ならぬ関係を含めた異性関係に意欲や関心を持つあまり、人生の再出発が必要となる方も出てくるでしょう。
それはそれで前向きにとらえる方が多いときなので、「イージー」なのか「何とかなる」のかはともかく、課題や問題の解決や対処に向かうことは、充分に可能なときだとはいえるときです。
One-Point ◆ そにような「色恋」を抜きにすれば、今週中頃から後半の一時期に否応なく個性や本領発揮が必要とされますので、そこで真価を発揮できるよう、準備万端にしておきましょう。
乙女宮に象意を持つ人は、初盤に象意を持つ人と、それ以外の中盤や終盤に象意を持つ人とでは、かなり運勢が異なってくることになる今週です。
初盤に象意を持つ人は、イージーになりすぎると、自分の置かれている現実や足元が見えなくなりますし、また足元ばかりを見ていても、シビアな現実にとらわれすぎて、自分を見失うことが起こります。
どちらかに偏ることなく、また両者の狭間で混乱することがないように、ここはご自分らしい知識やスキルを発揮されて、一つひとつ小分けして、回答や対処の仕方を見出していくとよいときです。
One-Point ◆ 中盤や終盤に象意を持たれる方は、今週は星のディレクションよりも、ご自身のホロスコープ(出生天球図)や乙女宮以外に持たれる運勢サイン(宮)による運勢のときになります。
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