宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 6月 6日アップ
今週は、11日に、水星が双子宮5度で順行に戻ります。
翌12日には、海王星が魚宮9度で逆行に転じます。
15日になると、逆行中の土星が蠍宮に戻り、山羊宮の冥王星との間に、再びミューチュアル・リセプションが成立します。
この土星は、水星と衝(オポジション=180度)で、牡羊宮のドラゴン・テールと三分(トライン=120度)です。
ドラゴン・テールは、獅子宮の金星とも三分(120度)で、金星はケレスと衝(180度)です。
水星は、天秤宮のドラゴン・ヘッド、水瓶宮のケレスと、大三角(120度×3)を形成します。
ややこしいのですが、結局、金星やドラゴン・テールを尻尾とするトライン・カイト(60/60/120/120)が形成され、土星もこれに準じます。
要は、大六角(グランド・セクスタイル=60度×6)の1角が欠けたかたちです。
牡羊宮の天王星は、獅子宮の木星と三分(120度)で、冥王星との矩(スクエア=90度)です。
天王星と木星に対し、双子宮で合(コンジャンクション=0度)をとる太陽と火星が、小三角(ミニトライン=60/60/120)を形成します。
Point ◆ 多くのことが進展したり、逆に進みすぎるなど、事が起こりやすくなる今週です。
そういった中で、古い権力体質側と、改革や自由また保守の対立や論戦、またサイバー・テロを含めた「ネット戦」が継続される今週です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、ごく単純な分け方をしますと、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、多少なりとも今週の運勢は異なります。
前半に象意を持つ人は、「盾」と「矛」の両方を持つような今週ですので、「防御」も「攻撃」も可能ですが、使い方を間違えたり、判断がまだ未熟だと、混乱や矛盾に陥りかねません。
後半に象意を持つ人は、全員とはなりませんが、運勢的には、組織の頂点に立って、自分らしいオリジナルな個性発揮が可能となるきです。
One-Point ◆ 全体的に、かなり運勢に恵まれた今週また昨今の人生期を過ごしていますので、自分の「実力」だと過信せずに、穏やかに行くほど最大限の魅力や実力発揮が可能になります。
牡牛宮に象意を持つ人は、純粋に牡牛宮のみをみればという条件つきですが、今週は、周囲の喧騒(けんそう)をよそに、どちらかというと「お休みモード」です。
お得意の「出不精モード」といってもいいときなので、家やご自分の部屋で、家族と仲良く過ごすか、もしくは自分の好きなことをして、楽しく過ごすことになりやすい今週になります。
牡牛宮的には、そういった今週ですので、それ以外のことは、ほかに生まれ持つ運勢サイン(宮)によって左右されますので、そちらをご参照ください。
One-Point ◆ 楽チンで、快適で、愉しければ、それでもいい今週ですが、同時に、内面の自分らしさを追求して、自分磨きのための学びや、精神的なスピリチュアル・ヒーリングなどもよいでしょう。
双子宮に象意を持つ人は、ごく単純に分けますと、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、今週の運勢がやや異なります。
前半に象意を持つ人は、人間関係やコミュニケーションが活発になり、自分らしい機転の利いたお話やおしゃべりができますが、ファンタジーが過ぎた場合、もっと現実的に着地させていくことを考えざるをえないでしょう。
一方、後半に象意を持つ人は、良し悪しはともかくとして、今週はやる気パワー全開のときで、実力発揮や、リーダシップをとることが可能なときになります。
One-Point ◆ ただし前半に象意を持つ人と、同じような傾向も出ますので、前半後半いずれの場合も、自らの言葉には責任をもって誠実さを失わないことを目標にすべき今週になっています。
蟹宮に象意を持つ人は、もともと昨今が、対外的に波乱や変化が起こりやすい人生期にあって、今週は内面的にも、これからの自分を見据えて考え直していかざるをえないときになりそうです。
単純にいえば、内外ともに課題の多い今週になっていますので、夢やビジョンを含めて、今後の「理想の自己像」を見出すなど、新たな自分づくりに進んでいくキッカケにするとよいでしょう。
考えることもそうですが、周囲から受ける刺激も増えがちな今週なので、そのぶん意識するしないにかかわらず、「気にする」ことも増えそうな今週です。
One-Point ◆ ミューチュアル・リセプションの復活は、蟹宮にとって現実の自分を見つめ直す変革のときともなります。地に足をつけた自己発揮や自己変革を考えてみるのもよいでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって出方は若干、異なりますが、男女ともに魅力にあふれていく今週なので、モテ期と感じる人がいたり、思わぬ臨時収入があったり、動きや変化が起こるときです。
その一方で、それが作用しないわけではありませんが、地に足を着けた自分自身として、人生を再出発していくことを考え直してみることは重要です。
全員がそうだとはかぎりませんが、物事を前向きにとらえていける人生期にありますので、魅力アップの今週とともに、自分らしい出直しを前向きに考えてみられるのもよいということです。
One-Point ◆ いろいろと世間的にも動きが起こりやすい今週にあって、獅子宮に象意を持つ人は、主観的にも客観的にも、そのリーダーシップをとっていくなど、存在感が高まるときです。
乙女宮に象意を持つ人は、若干の課題を抱えながらも、相変わらず自分の才能や能力や実力を、バリバリと発揮していける今週です。
乙女宮的立場からみて、「わけの分からない」動きをする人がいないわけではありませんが、それもまた現実を教えてくれますので、考えやスキルを磨く「反面教師」としていくとよいでしょう。
当たり前のことですが、「我のみ尊し」といった自己絶対視の度が過ぎると、今度は逆に厳しい立場に陥りかねませんので、相手の自由を認めていく度量をもった対処が、結果的には良い成果につながっていきます。
One-Point ◆ 昨今は、人との壁が少なく信じやすい人生期にあって、そのこと自体は悪くはないのですが、やはり仕事や社会の「現実」とのバランスをとってうまく調整していくことは必要です。
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