宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 5月23日アップ
今週は、6月6日に金星が獅子宮に入宮します。
今週中頃まで、金星は牡羊宮の天王星と矩(スクエア=90度)をとり、中頃以降は、射手宮の土星と三分(120度)をとります。
一方、天王星は山羊宮の冥王星と矩(90度)で、獅子宮の木星とは三分(120度)です。
双子宮の水星と太陽と火星は、三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、これに対して魚宮の海王星が、週末の火星を除いて矩(90度)をとります。
この三重合(0/0/0度)は、今週後半の火星を除いて、天秤宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のケレスを交えた大三角(グランド・トライン=120×3)を形成します。
今週は、火星ないし太陽と木星とを底辺として、冥王星を頂点とするYOD(ヨッド=60/150/150)が形成されます。
Point ◆ 今週は、いわゆる「覇権争い」またTOP争いが否応なく起こります。
それは国際情勢や特定の組織や会社でも同様で、くしくもAKB選抜総選挙が行なわれるのも、その一環で、例年にないセンター争いになりそうです。
そういったことに関連して、勘違いも含めた誹謗中傷や、国際的にもプロパガンダが展開される星回りなので、軽々に思い込んだり、妄想はともかく、口車にのって軽挙妄動しないようにしておくほうが無難です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、自分らしいオリジナルな個性発揮ができる人生期で、最初と最後に象意を持つ人は微妙だとしても、TOPに立てる可能性が高い今週です。
そのわりには勘違いをしたり、悲観的というかマイナス・イメージをもつなど、空回りしやすいときなので、ある意味、他力本願といった他人頼みで、やる気と無気力の両方が複雑に出そうです。
いずれにしましても、今週は「前向き」なのはいいのですが、つい反抗心を高めて戦闘モードになったり、相手や周囲への非難や傲慢不遜な態度をとると、運勢は逆転し、ときに最悪の結果を迎えることもあります。
One-Point ◆ 運と不運は、そういった自分の言動次第で表裏一体に動きやすいときなので、謙虚になって運勢を手に入れるか、横暴になって運から見放されか、どちらかに分かれかねません。
牡牛宮に象意を持つ人は、良くも悪くも今週の重要なキー・パーソンの一人といえるほど、今週もたらされる成果や結果を作用する「底力」を発揮したり、裏方の「演出者」にもなっていくときです。
それは牡牛宮自身が、社会の常識にとらわれない改革力を良し悪しはともかく持つと同時に、過去の秩序を維持させようとする守旧力といった両方のディレクションを受ける今週にあるからです。
また、周囲の言動に惑わされて、つい勘違いや事実誤認の行動をとってしまうこともありえますし、逆に、優れた直観力を働かせて、本質をつくなど、これまた両方の可能性を持つ今週となっています。
One-Point ◆ それが自分だけにとどまることが多い通常だとしても、今週は、否応なく情動をともなって、発揮されやすく、それが社会的な影響力となって、現実化しやすいときだということです。
双子宮に象意を持つ人は、ご自分の才能や個性といったいわゆる「自分力」を発揮して、やる気パワー満開といってもよい昨今ですし、また今週です。
先回も書きましたが、とくに否応なく組織のトップやリーダーまた社会の権威者にかかわったり、自らがそういった立場を否応なく目指すときでもありますし、良し悪しや方向性はともかく、いわゆる「ビッグバン」に類する変革の今週です。
現実的にも、また、勘違いも含めてそういうことで、だいたいの場合は、やや危なげな関係性も含めてとはいえ、いずれにしても対人関係の基盤を築いていけるときともなりそうです。
One-Point ◆ 公私ともに、発展や充実また安定化が望める昨今で、仕事や社会活動で夢やビジョンが広がりますので、思い込みを避けて、地に足がついた現実を志向していくとよいでしょう。
蟹宮に象意を持つ人は、初盤、中盤、終盤、また前半、後半など、生まれ持つ象意の位置で、今週は少なからず運勢やディレクションが微妙に異なりますので、当てはまらない方も出てくることになります。
後半や終盤に象意を持つ人をメインに、今週は、自身独自の才能や個性を仕事など社会活動の場で発揮できるときで、相応に評価を得ますし、実績を積み重ねていくことが可能なときです。
蟹宮の中頃に象意を持つ人をメインとしては、今週は否応なく権力者や社会的な地位がある人、またTOP層との関わりや交流を持ちやすいときで、また自分自身が良し悪しはともかく「エライ」言動をとることがないとはいえないときです。
One-Point ◆ 前半に象意を持つ人をメインとしていえば、今週はとくに思い違いや事実誤認をしやすくもなっているときなので、自分の中だけでならともかく、外に出される際にはご注意ください。
獅子宮に象意を持つ人は、生まれ持つ象意の位置によって出し方が多少は異なりますが、それでも組織や社会において、リーダーシップをとったり、そういったTOPに立つべきスキルや能力を否応なく発揮せざるをえないときになります。
そのこと自体に問題はないのですが、前向きなのはともかく、イージーにもまた安易にも、敵対心や傲慢不遜な思いで、手段を選ばない権勢欲や権力主義に走ると、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によっては、一時的に成果を挙げたとしても、結果的には大失敗を招きます。
それは、人々との友愛関係を大事に自由を認める立場で接するか、逆に自分の頑なな信念や思いだけで接するかによっても結果は異なってきます。
One-Point ◆ 結局のところ、リーダーに立つべき自分の見識や力量とともに、自らの精神性といった人格面や人間性も含めて、トータルなスキルや人間としての在り方が問われていくときです。
乙女宮に象意を持つ人は、仕事や社会で自分の個性やスキルなど、実力や潜在能力を最大限にも発揮して、多忙になりやすい昨今また今週を迎えています。
それだけに「自己顕現願望」ともいえる自我意識が、否応なく高まることにもなって、TOPや頂点に立って個性や実力発揮をしたり、また目指していこうとする想いも生じてきます。
そういった乙女宮に象意を持つ人がいる中で、乙女宮の初盤に象意を持つ人の大半は、併せて、あるべき自分の理想像を描いたり、また求めていくなど、今後の人生を根本から考え直したり、仕事と自分の内面のプライベートとのバランスをとっていく必要が生じています。
One-Point ◆ いずれも、多様な仕事と、自分またプライベートな精神面といった内外両面に「課題」といえば課題、「テーマ」といえばテーマをもって、レベルアップを図るべきときになっています。
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