宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢1 牡羊宮〜乙女宮 | バックナンバー > No.411
●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 3月14日アップ
今週は、17日深夜に金星が牡牛宮に入宮します。
21日の朝8時頃、太陽が牡羊宮に入宮し「春分の日」を迎えます。
その太陽は、射手宮の土星と三分(トライン=120度)です。
土星は、魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)をとります。
山羊宮の冥王星は、今週後半以降、牡牛宮の金星と三分(120度)で、牡羊宮の天王星とドラゴンテールに矩(90度)なので、当然、天秤宮のドラゴンヘッドを交えて、T矩(Tスクエア=90/90/180)を継続しています。
天王星とドラゴンテールは、獅子宮の木星と三分(120度)です。
去る6日、NASAの探査衛星ドーンが周回軌道に入った山羊宮のケレスは、牡羊宮の火星と矩(90度)です。
Point ◆ 長かった冥王星と天王星の矩(90度)がピークを超えて、まだまだ予断は許しませんが、それでも徐々に新たな方向性で動きが芽生えはじめていく今週です。
微妙なので気づきにくいかもしれませんが、課題の中にあっても、打開や転換を図るにはよい今週になっています。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、星のパワーが集中する今週なので、それを活かすも殺すも「自分次第」となっていきます。
着実に結果を出して、「安定政権」を築いていくこともできますし、同時に、華々しく「活発」に開拓していくこともできますし、いずれも自分らしい「個性」や「才能」に基づいて発動させていくことができます。
もっとも、逆に申し上げますと、「自分」の何たるかを見出せない人や、どちらの方向に動いてよいのか、ご判断できない人の場合は、星のパワーに負けて、右往左往することも起こりえます。
One-Point ◆ 昨今の人生期で、部署や組織の頂点に立たれた方も少なからずいらっしゃると思いますが、星のパワーが集中する今週、最も避けるべきは、「権力慣れ」して傲慢になることです。
牡牛宮に象意を持つ人は、自分らしく、女性の方なら「愛くるしい」魅力が高まり、男性の方なら「上司やTOP」の覚えがめでたくなる今週です。
一例を具体的に挙げるとそういうことで、「衣食住」など物にこだわる牡牛宮の優れた五感や感覚が、自分らしく最大限にも発揮されやすくなるのはよいのですが、もし、それが度を越すると、今度は逆に周囲とのトラブルになりかねません。
今週は、ご自身の「嗜好」や「個性」が極度に強まる可能性があるために、ふだんは温厚で控えめな牡牛宮だとしても、信念や感覚を曲げない頑固さが、対立を招くこともあるということです。
One-Point ◆ そういったご自分を上手にコントロールできる方の場合は、自分らしい感覚や個性を十二分に果敢に発揮されて、「自己アピール」できると同時に「結果」を残せる今週になります。
双子宮に象意を持つ人は、課題がないわけではありませんが、今週また昨今は、ご自分の実力や才能をフルに発揮できるときになっています。
そのこと自体に問題はなく、仕事や社会活動に「夢」や「ビジョン」をもってご自分らしく進まれればよいのですが、今は「現実」のことも視野に入れてコミュニケーションをとらないと、ご自分に悪気はないものの口八丁で誠意のない人間と、誤解されることも起こりえるときです。
それをクリアして有言実行した場合、信頼に基づいた堅い人間関係の絆を発展的に築いたり、培っていける昨今の人生期にありますので、今後の運勢展開においても、案外と重要なポイントになっていきます。
One-Point ◆ 少し「運命」的なことを申し上げますと、今は「大逆転」の人生期にありますので、良し悪しはともかくとして、これまでと今後とでは、大きく変わっていくことも起こりえるときです。
蟹宮に象意を持つ人は、単純に「良し悪し」で表現すれば、良いともいえず、悪いともいえず、良いことも起こりますし、悪いことも起こるといった、いわゆる綱渡りのような「毀誉褒貶」のある昨今だといえます。
それ自体、自分自身がどうこうできるものではないし、そういったディレクションを受ける昨今だということですが、要は、入れ替わり訪れる、「ピンチとチャンス」「チャンスとピンチ」をどう料理していくかが課題になります。
たとえば、チャンスに甘んじているとピンチに陥りますし、ピンチに対処していくとチャンスに変えることができますので、その主体的対応が問われてくるときです。
One-Point ◆ もし、何を言われているのか分からないという方は、蟹宮よりも他の運勢サイン(宮)のディレクションを強く受けておられますので、今週は、そちらのサイン(宮)をご参照ください。
獅子宮に象意を持つ人は、今週は、どう考えて決断すべきか、否応なく前向きな対応を求められることが起こる可能性があるときです。
「可能性がある」と表現したのは、獅子宮全員が必ずそうなるというわけではないものの大半の人がそうなりやすいという意味で、その場合、過去の状態ではなく、新展開を目指して「画期的」な判断や対応が必要になります。
先頃の「苦節」を経た今日、運勢は徐々に回復傾向にあり、今週は、社会的な見識や実力を備えた方ほど評価を受けたり、結果を残していくことが可能ですし、漸次、自分らしい実力発揮ができる時期に向かっています。
One-Point ◆ もっとも、獅子宮の後半に象意を持つ方にいえる注意すべきことは、先回も書いたように、楽観的やイージーになり過ぎて「現実」を見失うと、まだまだ予断は許さない昨今です。
乙女宮に象意を持つ人は、大きくは自分自身というよりも、相手や周囲の環境によって自分の運命が決まっていくような昨今にあります。
良いか悪いかは別にして、一部のパートナーや取引相手にかまいすぎて、自分の課題や現実を見失うと、余計に課題や問題を抱え込むことになりかねませんし、最悪の場合は裏切られることにもなりかねませんので、そのへんは自他のバランスを上手にとって対処していかなければなりません。
ただし、それがいずれの方向や結果に動いたとしても、そこから学べる「意識の持ち方」や「物事のとらえ方」があるという点においては、充分に充実できるいわば「結果オーライ」の昨今にあります。
One-Point ◆ 乙女宮の前半に象意を持つ方は、とにもかくにも「自分」を捨てて、謙虚に今後どうすべきか相手や周囲から学んでいくことで、「再建計画」の糸口にしていくことができるます。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2015 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.