宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.409 / 2015.03.02 〜 03.15


●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 2月28日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、13日に水星が魚宮に入宮します。
翌14日には、土星が射手宮4度で逆行に転じます。
その土星は、魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)です。
山羊宮の冥王星は、牡羊宮の金星、火星、天王星、ドラゴンテールの四重合(マルチフル・コンジャンクション=0度)と、天秤宮のドラゴンヘッドを交えて、T矩(Tスクエア=90/90/180)を継続中です。
ちなみに、この金星は山羊宮のケレスとの矩(90度)は継続するものの、週末にはT矩(90/90/180)から抜けていきます。
同様に今週後半の金星を除き、四重合(0度)の星たちは、獅子宮の木星と三分(トライン=120度)です。
また、今週の一時期、木星を頂点に冥王星と魚宮の太陽を底辺とするYOD(ヨッド=60/150/150)が形成されます。
Point ◆ TOPクラスの人々を含め、それぞれの立場からの「自己主張」は、今週、ピークを極めそうです。
それはまた、色恋のさや当てを含めて、良し悪しはともかく、男女関係が活発化しやすいことを今週の星の配置は象わしています。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、リーダーシップなどの実力を最大限に発揮できるし、また発揮せざるをえない今週です。
実力や見識を持つ大半の牡羊宮の人々にそういえますが、未熟な一部の人を含めて、人格がともなわずに、横柄にも傲慢にも振舞うリーダーの場合は、結果的に足元をすくわれて、社会のどん底に落とされる可能性があります。
悪気なくご自分が想ったことを正直に口にすること自体が悪いとはいえませんが、そこはやはり相手をみて、相手の「情」を思いやるなど、一応の配慮や人格的言動が「一般社会」では必要になってきます。

One-Point ◆ 左欄の「今週の星の動きと傾向」に書いたように、今週はとくに四重合をはじめアスペクトが牡羊宮に集中しますので、自分の言動が、自他ともに事態を左右しやすくなります。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、良くも悪くも、これまで自分が行なってきたことの結果や責任を、何らかのカタチで受けとっていくことになる今週です。
その内容は人によって異なり、またどんなカタチで受けたとしても、共通していえることは夫や上司やTOPクラスの人からによって、自分自身の精神意識面(霊性面)など、内面性を見つめ直さざるをえなくなることです。
それにご自身がご納得されようとされまいと、案外と昨今の自分にとって重要な示唆を含むものになりますので、頭から否定せずに、いったんまずは謙虚になって受け止めてみられるとよいでしょう。

One-Point ◆ そのうえで、「やはり自分が正しい」と考えられてもいいのですが、そこに今後の人生を発展させていくために、必要なヒントが案外と隠されていることが星の配置から読みとれます。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、良いとか悪いとかに関係なく、また正しくても間違った勘違いであっても、今週は、最大限に自分自身の考えや個性を発揮できる「流れ」がくるときです。
双子宮のみをみた場合、昨今は、研究や内面性に意識を向けたり課題とする時期ではなく、おおむねながらも対人関係をはじめとして、社会活動や仕事に意識や関心をもって旺盛に取り組む人生期になっていますので、今週はとくにそういえるということになります。
ご自身の「見解」が正しければ、社会を動かしてリーダーシップもとれますが、そうでない場合は、TOPクラスからの「はげまし」を受けることになるでしょう。

One-Point ◆ 先回同様に、職場やサークルでの異性をはじめ人間関係も悪くないときですが、権威や権力者から目をつけられやすいので、うまく対処するなり、対応を誤らないことが必要です。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、基本、恋愛感情をはじめ異性機運が高まりやすく、また仕事での実力発揮や、周囲から人気を得ることが可能な「流れ」の中にあります。
因果関係が不明な俗にいう「運」という観点から、それを申し上げますと、今週は思わず責任者やTOPに推戴されるなど、頂点や代表者に立つことも起こりやすい運勢のときになっています。
もちろんのこと、いずれも無条件でそうなるのではなく、昨今の人生期は、やはり何でも自分の思いどおりに進めようとするのではなく、謙虚さを保ちつつ広く友愛精神で接しているかで、その「運」を受けるかは異なってきます。

One-Point ◆ でなければ、「運」にいくら恵まれたとしても、それを結果的に活かすことができず、最悪の場合は、「逆運」になっていきますので、TOPになるほど謙虚さや人格面は必要です。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、残された課題はまだ少なくはないといえる昨今の人生期ですが、前向きに獅子宮らしくリーダーシップを発揮せざるをえない今週になっていきます。
ご自身の世界観や社会観をはじめとして、「リーダー」としてどうあるべきかなどの考えや王道のスキルを課題としていかざるをえない昨今の人生期ですが、それでもリーダーシップを発揮せざるをえないのが、人によっては苦しいところです。
いずれであっても、今週は自分らしい実力や個性を前向きに、充分、発揮できるときになりますので、何らかの行動をし、進んでいかざるをえないでしょう。

One-Point ◆ 注意すべきは、課題があっても、気分がよく「何とかなる」と楽観的にとらえるのはよいとしても、それゆえに怠慢になったり、イージーになって、逆に、何にもしないことになります。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、ご自身がこれまで生きてきた過去の結果を、良し悪しはともかく、受け取っていく今週また昨今です。
その中でも、とくに乙女宮の初盤に象意を持つ人は、人生の出直しを図らざるをえないときです。
だいたいは、夫や上司またTOPからの指摘や関与をはじめ、自分自身の気づきによっても、これまでの人生を総括したり、場合によっては何らかの「結論」を出していかざるをえないでしょう。
その内容は、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によってそれぞれですが、いずれにしても、本物の精神意識(霊性)や感性を高めていくことにフォーカスしておくとよい昨今です。

One-Point ◆ 逆に申し上げますと、もともと高い精神意識や霊性、また本物のスピリチュアルなど、奥深い能力を正しく持たれる方の場合は、その正しさに応じて、本領発揮のときになります。



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