宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 1月 3日アップ
今週は、5日に水星が水瓶宮に入宮します。
12日の夜には火星が魚宮に入宮です。
火星と海王星は、合(コンジャンクション=0度)。
水瓶宮の水星と金星も合(0度)で、こちらは射手宮の土星と矩(スクエア=90度)です。
ほかに、山羊宮の冥王星と太陽も合(0度)で、こちらは牡羊宮の天王星とドラゴンテールに矩(90度)、また天秤宮のドラゴンヘッドを交えてT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
火星は、魚宮に入宮する今週前半まで天王星とミューチュアル・リセプションです。
珍しく獅子宮の木星はノーアスペクトです。
Point ◆ 今週は、お正月早々、それぞれの立場から自己主張が強まるなど、どちらかというと「対立」含みや、動きづらい今週になりそうです。
主張が現実認識に基づいたものであれば問題ないのですが、過った「カン」や「事実誤認」に基づいたものになりやすい今週といった側面がありますので、その場合は自爆やブーメランにご注意ください。
また、いままでどおりの考えややり方が通用しない人も出てくる今週です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、どんなに調子が良くリーダーシップを発揮できたとしても、今週は、調子に乗らないほうがよいでしょう。
自分に悪気はなかったとしても、つい勢いにまかせて、衝動的に空気を読まない発言をしたり、事実誤認や勘違いの行動をしがちになりやすいときなので、せっかくの「調子」が狂うばかりではなく、底が知られてしまいます。
中には、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)次第によってはですが、逆に現実を見据えながら慎重な判断や対応ができる方もいますので、自制心や見識のある方の場合は、このかぎりではなく、逆に実力の発揮が可能です。
One-Point ◆ 戦いやリーダーには「勢い」が重要なのは事実ですが、その一方で、全体の状況をウラ側まで幅広く見た「冷静」さも重要なので、その両方を適宜、発揮できてこそリーダーです。
牡牛宮に象意を持つ人は、生まれ持つ表向き謙虚な性格や、ご自身が身につけた性格の良し悪しによって多少は異なってきますが、周囲にモテモテだったり、話題の中心にもなるお正月また今月です。
ただ昨今は、目的のためには手段を選ばず強欲になる人がいたり、深い情動を自分の中に抱えて精神意識世界を見つめていく人がいたりと、同じ牡牛宮でも両極端に分かれやすくなっています。
ふだんは、一般的にそこまで極端に出ることは少ないのですが、今週また今月は、そういった自分の地や個性が出やすくなっていますし、とくに家庭など心を許した人の前では、素のままの自分をさらけだしやすいときです。
One-Point ◆ さらにいえば、もし自分の我欲のままに法や道理を無視して行動してきた場合、それが結果として、周囲との「争い」や「誤算」を生むことにつながっていく今週以降になっています。
双子宮に象意を持つ人は、勘違いや事実誤認、また「カン」や「勢い」だけでことを進めることに注意をしなければなりませんが、徐々に実力発揮が可能な今月1月後半や来月になっていきます。
頭の回転もいっそう早くなり、双子宮らしいウィットやおしゃれな会話を楽しめるなど、個性発揮が可能な今週また今月となっていきますので、おおむねパーソナルな面でのご活躍の時期になっています。
その一方で、運勢的に申し上げますと、「新旧交代」の人生期ともなっていますので、これまでの人生傾向や生活にこだわりすぎることなく、新たに仕事や社会活動に向けた意識や活動展開をしていくとよいでしょう。
One-Point ◆ 場合によっては、これまで愛用していたものが壊れたり、なくなることが起こりますので、そのさいには、未来を見越した意識をもって、バージョン・アップさせていくとよい時期です。
蟹宮に象意を持つ人は、自分自身もそうですが、それ以上に、相手や周囲の事情や状況にあわせて動かなければならない人生期また昨今で、そこにかかわる課題を抱えざるをえないときです。
かといって、本質的にいえば、むしろ、そういった事情や状況を前にして、デリケートさやビビリの一面があるハートを、どれだけ客観的に課題をとらえていけるようにしたり、クールに対処していけるようにしていくときでもあります。
そのように周囲の状況から、自分自身を客観的にみつめて、自分らしい才能や個性を含めて実力発揮をしていくことが可能な今週です。
One-Point ◆ 今週前半、つまりは1月上旬中に、今後、自分の才能や個性をどのように発揮していくとよいか、「一年の計は元旦にあり」といわれるように、確かな目標を立てておくべきです。
獅子宮に象意を持つ人は、ごく一部の人を除いて、獅子宮らしい明るさや前向きさや、積極性が戻っていくことになる今週です。
もっとも、早い人では、それ以前からすでに復活の兆しが訪れている人もいますので、意志や行動の「チェンジ」を図りつつ、仕事に希望を見出したり、社会活動に意識を向けるなど、活躍していくことが可能になってきつつあります。
今後は、今年2015年の一時期、ごく一部の人を除いて、ということですが、徐々にというよりも、むしろ一気呵成に「復活」して獅子宮らしい活動をしていけるようにもなりますので、やりすぎに気をつけつつ、そういった「気分」の流れに乗って挽回を図っていくとよいでしょう。
One-Point ◆ クヨクヨしすぎるのも獅子宮らしくありませんので、虚勢を張ったり、「爪楊枝」をくわえてやせ我慢をしたり、何とかなると思っているうちに、本当に「お正月」がきた感じになりそうです。
乙女宮に象意を持つ人は、自分らしい個性発揮につながるスキルを習得したり、また才能を磨いていく今週前半までですが、今週はそこに「勘違い」や「事実誤認」が発覚したり、「関係変化」が起こりやすいときになっています。
もちろん、「相手」の人柄やレベルによって異なりますし、また人を見抜く「自分」の見識のレベルによっても異なりますが、思っていた人と違ったり、場合によっては期待はずれや、最悪、裏切られるようなことさえ起こりそうな今週です。
昨今は、たとえば自我意識や、やる気パワーが高まっていても、今はそのように何らかの見込み違いが起こりやすく、今後は、見直しや出直しを余儀なくされる人も多い今週や人生期になっていきます。
One-Point ◆ たとえば2年に一度、また30年に一度の意識や行動の「チェンジ」が求められるときに今月あたりから入っていきますので、いずれにしても、過去は過去のこととすべきです。
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