宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年11月22日アップ
今週は、28日に水星が射手宮に入宮します。
12月5日には、火星が水瓶宮に入宮です。
今週は、水星をはじめ蠍宮の土星、射手宮の太陽、金星、参考のケレスと、5つの星が連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)をとります。
このうち水星は、今週、木星との矩(スクエア=90度)から、魚宮の海王星との三分(=120度)に移行し、土星は、獅子宮の木星と矩(90度)です。
太陽は、牡羊宮の天王星と三分(トライン=120度)で、海王星と矩(90度)です。
金星は、天王星と三分(120度)で、週の中頃以降、木星とも三分(120度)をとります。
山羊宮の冥王星は、天王星とドラゴンヘッドに矩(90度)、つまりドラゴンテールを交えてT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、ほぼ今年いっぱいまで続きます。
Point ◆ 今週は、人によって運勢にバラつきが生じます。
一つだけのサイン(宮)で判断すると間違いやすくなりますので、いくつかの運勢が働くサイン(宮)をみて、ご判断されてください。
「2015年の運勢と再建計画」に書いたように、首相官邸(安倍首相)と中央官庁(財務省)を巡る「衆議院解散」など、いよいよ官公庁を巡る新旧対決ともいえる運営体制の変革が動き出し、約2年間にわたる「再建計画」のディレクションが始まりました。
パーソナル面では、週末が近づくほど、新たな「出会い」や「恋愛関係」が活性化する人が出てきます。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、「人気」「実力」「運勢」ともにアップしていく今週になっています。
運勢的に自分の魅力や存在感が、今週は最大限にも高まって、学校や職場や世の中で、充分にスポットライトを浴びていける、絶好のときだといえます。
もともと活動的、また活発なタイプが多い牡羊宮なので、あまり心配はないと思いますが、今週は家に閉じこもることなく、人との接触を多くすると、うまくいけば、週末あたりに異性との良い出会いがあるなど、恋愛運にも恵まれやすいときです。
One-Point ◆ 心配なのは、感情を隠せない純粋さや、悪気のなさといえば聞こえはいいのですが、単純で直情的であるために、運勢が良いときほど調子に乗らず、謙虚であるべきことです。
牡牛宮に象意を持つ人は、ほかに生まれ持つ運勢サイン(宮)にもよりますが、運勢は上昇傾向に入っていく今週です。
とくに、これまで自分らしい個性を磨いたり、また発揮してこられた方の場合、その行為や努力が実るなど、報われていくことになり、何らかの成果や結果として現われていくことになる今週です。
女性の方の場合は、次第に週末が近づくにつれて異性運がアップすることが多く、想いも高まっていくことになりますし、男女ともに、次第に、仕事において実力発揮が可能になっていきます。
One-Point ◆ ポイントは、やはり自分の内面の精神状態を高めて、何事にも前向きに、おおらかにとらえるなど、充実を図ることで、人に対して寛容に個性や立場を認めていくと、そうなります。
双子宮に象意を持つ人は、対人関係が活発になっていく今週で、良し悪しはともかくとして、悲喜こもごもの出来事が生じやすいときです。
端的にいえば、「パートナー運」が最大限にも活性化していくときなので、そこにはさまざまなタイプの人との交流や広がり、また出会いが生じやすく、それゆえ、中には双子宮を利用して悪意のあるなしにかかわらず、結果的にはダマされるようなことが起こらないともいえません。
今週は、いずれにも「動き」が出やすいときで、必然的に経費を含めた交際費や、贅沢心などによる思わぬ出費があるときです。
One-Point ◆ もともと自分が「楽しい」ことが好きなタイプが多いので、人に楽しみを与えたり、軽妙な会話によって、今週はシナジー効果が生まれ、その点では「転換期」ともなっていく今週です。
蟹宮に象意を持つ人は、ほかに生まれ持つ運勢サイン(宮)にもよりますが、今週は、人によって運勢のバラつきが多いときなので、一概にこうだとは書けない部分があるときです。
大半の方が昨今また近々に、自分の個性や才能や趣味に応じた新たな職業選択をしたり、実際に仕事をはじめていくなどする人生期に今はありますが、あえていえば、そこにかかわって今週の運勢は分かれてきます。
たとえば、充分に才能や実力があり、また社会や現状に対応できる見識で見抜く方は、今週は大きく個性を発揮していくことができますが、そうではない方の場合は、少なからず課題や試練を受けやすいでしょう。
One-Point ◆ いずれにしても、方針や活動方向の転換を検討してみる価値があるときです。まだ従来のままで展開している方は、自分らしい個性を発揮すべく方向転換をするとよいでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、とくに前半に象意をもたれる方の場合、出直しを図る先ごろの「困難期」や「低迷期」の時期を抜けつつあり、今週は自分らしい自己再発見が可能になっていきます。
そのため、自分の可能性を見出していくつもりで、過去にこだわらず、周囲の人のアドバイスも受け入れつつ、さまざまなことにチャレンジしていく姿勢を失わないでいくとよい今週です。
一方、獅子宮の終盤に象意を持つ人は、「試練」ともいえかねない一からの人生のやり直しのディレクションと同時に、「前向き」に自分の理想像を描いていける両方の運勢を受けているときです。
One-Point ◆ 良い悪いではなく、今のディレクションをどうとらえて、どう対処していくかといった、自分の気持ちや言動のほうが重要で、「楽しく」「やせ我慢」をするのも、獅子宮の持ち味です。
乙女宮に象意を持つ人は、前半や中盤、とくに最初のほうに象意を持つ人ほど、今週は予断を許さない対応が求められてます。
「予断を許さない」という意味は、これまでや、過去の人生で培ってきた現実的なノウハウが、昨今の人生に通用しなくなっていくという意味で、ご自身の想いと周囲の環境との間にギャップが生じやすくなります。
乙女宮のみをみた場合、そういうことで、ほかに生まれ持つ運勢サイン(宮)によっては、程度に増減が出てきますが、そうでなくても今週は、運勢低下ともいうべきいくらかのパワーダウンはやむをえないところです。
One-Point ◆ 対外面をみた場合はそうなのですが、心理面、あえて申し上げれば「精神修養」といった面においては、成長できる今週なので、むしろ内面を見るべき昨今や今週だといえます。
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