宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢1 牡羊宮〜乙女宮 | バックナンバー > No.383
●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年 8月30日アップ
今週は、9月2日に水星が天秤宮に入宮します。
6日には、金星が乙女宮に入宮です。
14日には、火星が射手宮に入宮します。
その火星は、今週前半は金星と矩(スクエア=90度)ですが、後半はノーアスペクトです。
金星と魚宮の海王星は衝(オポジション=180度)。
今週後半は、水星が牡羊宮の天王星と衝(180度)をとり、山羊宮の冥王星を軸としたTスクエア(90/90/180)を形成します。
天王星は、獅子宮の木星と三分(トライン=120度)で、木星は蠍宮の土星と矩(90度)です。
冥王星は、乙女宮の太陽と三分(120度)で、土星とのミューチュアル・リセプションは継続中です。
Point ◆ 今週は、独裁やワンマンなど強権的TOPと、自由や独立を志向する勢力との対立や立場の違いが明確になるときです。
これまでしばし続いてきた異性関係の課題は、今週後半から週末になるにしたがって弱まりますが、一方では片思いなど恋愛機運は強まりそうです。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、自分らしいオリジナルな個性を発揮したり、自由な行動や活動への機運が高まるときで、その分、情報交流や知的探究心を活性化していくことになるでしょう。
少し一例を挙げますと、仕事や社会活動の面でチームのTOPに立つなど、組織的な権威やリーダーシップを発揮していける今週ですが、それだけに「知識」や「情報力」や「見識」が必要となり求められていくといったことです。
上述のディレクションに伴って、立ち回れる見識が必要なっていきますが、そこに不足分が生じる方ほど、「意識」や「考え」を今後の仕事や社会活動に向けて方向を転換していくべき今週になります。
One-Point ◆ 自分の個性や才能やスキルを発揮して活躍していけるときになりますが、自分勝手なルールや思い込みを持ち過ぎた場合は、現実から離れて、成果を失うことが起こる今週です。
牡牛宮に象意を持つ人は、自我意識や信念など、自身の思いやプライドが強まり、自分の意志を発揮して、個性を顕現していこうとする今週になります。
それ自体は良いことなので問題ではないのですが、自分の内面性や無意識の精神意識の持ち方次第によっては、スムーズにいかず、いくぶんの葛藤や課題を生じることになっていくことが起こりやすいでしょう。
生まれ持つホロスコープ(出生天球図)にもよりますが、昨今は、華々しく活躍するというよりも、むしろ社会的な「見識」や内面的な「精神意識」を広くもって、充実させていくべき人生期にあるためです。
One-Point ◆ そういった点では、現実生活をみても、また内面の精神面をみても、どこか様変わりというか、新たな方向性を見出したり、充実させていくことをベースにすべきときになっています。
双子宮に象意を持つ人は、新たな人間関係の交流や、取引先など組織関係が拡大していくときで、それに伴って活動分野や行動範囲が広まっていくことになる今週また昨今です。
ただ、その分、現実に通用するスキル面の充実や、これまでにない「自己変革」といった意識変革が必要になり、課題ともなっていく今週です。
結局のところ、自身の個性や知識や能力を最大級に発揮して、対処していくことになりやすいのですが、同時に、自分を超えた要求をなされることもありますので、そこはやはり「見識」や「実力」が課題となっていきます。
One-Point ◆ 念のために書き添えておきますと、仮に苦しい場面に遭遇したとしても、誠心誠意をもって対処すべきで、注意すべきは、口先だけで誤魔化すほど厳しい局面に立たされることです。
蟹宮に象意を持つ人は、自身の個性や才能に基づいた新しい仕事を展開していける人生期にあるのですが、成すべき課題も多く、大きくみれば基本的には、そのための見識やノウハウを含めて、自分自身の内面性を整えるなど、基盤を充実させていく人生期にあります。
そんな中で、昨今は、もともと能力やスキルに優れた運勢を持つ人はもちろん、自分らしい才能ややり方を固定観念にとらわれずに見出していくとよい時期にあります。
加えて、新しい仕事を充実させていくためにも、もう一度、情報を収集し直して一から学んでみるなど、知識的にも技術的にも再構築を図っていくとよい今週また今月になっています。
One-Point ◆ 今週は、組織や仲間内でリーダーシップを発揮していくことが可能ですが、権力による指示や傲慢な命令ではなく、謙虚さを忘れずに、蟹宮らしく情愛をもって行なうとよいでしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、出直しが求められる人生期の最中ですが、今週また今週以降を起死回生の「ジャンピング・ボード」にしていくとよいでしょう。
先週を含めてもいいのですが、まず今週以降は、前向きにも楽天的にもなって、新しい自分自身を見出したり、個性発揮をしやすいディレクションを受けていくために、人生の再出発や出直しをしやすいときになります。
また、先週から今週にかけては、獅子宮らしい権威やリーダシップを仕事や対外的な社会活動として発揮していけるときになっていますので、内面に精神的な課題を抱えつつも、表向きイメージ回復を図れるときです。
One-Point ◆ 傲慢や無謀にもワンマンに出すぎると、対立や批判が強まり、元の木阿弥ということになりますが、私心を無くした高潔な判断や現実に基づく高い見識によれば、評価は得られます。
乙女宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかくとして、人気運が高まる今週また今月で、自分への意識つまりは「自我意識」が高まることにもなります。
分かりやすく単純に申し上げますと、「自己主張」をしやすくなりますし、またその分、ボス的にもなったり、オーソリティー(権威者)としてリーダーシップをとれる昨今の人生期のディレクションが、際立っていく今週にもなります。
しかし、このディレクションは、多くの場合「紙一重」ですので、もう一つのディレクションである、新たに精神意識面を広めたり、友愛精神を発揮していくなど、内面性を忘れないようにしないと、どんでん返しも起こりえる人生期です。
One-Point ◆ 内面性の充実はおいおい行なうとしても、最低でも、独り善がりになったり、傲慢な言動に出ないようにして、謙虚さを忘れずに自我実現を図っていく今週にされるとよいでしょう。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2014 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.