宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年 7月 5日アップ
今週は、逆行から戻った水星が、13日に再び蟹宮に入宮します。
16日には、木星が獅子宮に入宮し、18日には、金星が蟹宮に入宮します。
週末の20日には、土星が蠍宮16度で順行に戻ります。
土星は、蟹宮の太陽と三分(トライン=120度)です。
水星は、蟹宮入宮直後に魚宮の海王星と三分(120度)をとり、水星のあとを追う金星は、天秤宮の火星・ケレス・ドラゴンヘッドの三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)と三分(120度)です。
火星の三重合(0/0/0度)は、太陽・木星の合(コンジャンクション=0度)と、複合矩(マルチプル・スクエア=90度)になります。
今週中頃まで、牡羊宮の天王星を軸として、太陽と山羊宮の冥王星とでT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成しますが、後半には太陽が抜けます。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは継続中です。
Point ◆ 太陽・木星と、火星の矩(90度)は、今後3〜4週間ほど続きますので、予断は許しませんが、国際情勢は徐々に安定化に向かい、今週前後が、一つの流れの変わり目になりそうです。
木星の獅子宮入宮は、中国の「国体」を鷹揚にというか、キバを抜くような働きをしはじめるでしょう。
一般的には、今週は、週が進み週末が近づくほど、「恋愛関係」や「交遊関係」が活発になり、「恋のさや当て」に火花が散ることもありがちです。
また、良し悪しはともかく、「ビッグカップル」が話題になる可能性もなくはありません。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、「運勢」は来ているものの、今一つそれが活きてこない時期にあって、昨今は、出直しや、試行錯誤を強いられそうなときです。
今一度、自分自身を根底から見直すなり、現在、またこれからの時代をどう生きるか、考え方や生きる方向性を含めて、「再スタート」を図るなり、精神的基盤を構築していくことが必要なときです。
一方、異性運や恋愛運自体は、今週は悪くはないので、その気ありですが、それもまた、今の気分や状態では、積極果敢にハンティングというわけにはいかず、どこかに障害を感じそうです。
One-Point ◆ 今年2014年の前半は、後半の活性化に向けて転換期で、今週また今月は、自分の意識の深層を見つめて、生まれ変わっていく最後のヤマ場(谷底)を、いよいよ越えるときです。
牡牛宮に象意を持つ人は、抽象的な表現でお伝えするしかないので申し訳ありませんが、見えない精神意識(霊性)といった部分に、たとえ気づかなくても大きな変化を受けている人生期にあります。
それは、多くの場合、恋愛や結婚を含めた異性関係によってもたらされ、とくに今週は、「恋愛関係」や「交遊関係」に恵まれますので、恋人や配偶者を含めた異性との交遊が起こりやすいときです。
そういった異性関係を含めて、また生まれ持つ仕事運次第によっては、自分らしい実力発揮が可能な今週なので、組織からの信頼も高まるでしょう。
One-Point ◆ 今週の運勢が「良い」か「悪い」かは、自分が生まれ持つホロスコープ(出生天球図)にそって、現実化されるかたちで現われやすいので、成長度合いが測れるときでもあります。
双子宮に象意を持つ人は、多くの人にとっては「男女関係」や「交遊関係」が活発になりやすい今週また昨今にあり、そういったスキルのある人ほど、仕事にも役立てて活かすことができる今週です。
人間関係もさることながら、今週は、だいたいにおいて「知性」を含めた「イマジネーション」や「直観力」が冴えるときなので、創作活動や企画構想、またグランドデザインの構築にもよいでしょう。
念のために申し上げておきますと、社会の現実を見誤り、「勘違い」や「夢」に流れやすい人生期にありますので、注意は必要ですが、今年までは、まだシビアな現実補足が、できなくはないときです。
One-Point ◆ ビジネスよりも芸術活動やスピ系の活動にふさわしい人生期ですが、今週はビジネスにおいても双子宮らしい企画やアイデアを発揮し、提案また現実化しやすいときになります。
蟹宮に象意を持つ人は、楽天的というか能天気というか、フワフワした気分の昨今から、早い人はすでに抜けて、多くの人が現実に目覚めていきやすい時期に入っています。
昨今は、今一つ「やる気」や「本気モード」になれず、動こうにも動けない時期が続いていたのですが、それも今後は、次第に抜けていき、今週とはかぎりませんが、徐々にアクティブに行動できるようになっていきます。
早い人では、今週あたりから、アイデアやヒラメキに恵まれる人もいて、自分なりの美意識をもった自己発揮が可能になりますので、「冬ごもり」から抜け出すかのように動きが出はじめるときです。
One-Point ◆ 上述のディレクションは、人によって若干のタイムラグがあります。方向としては、今後の意識転換を経てのち、次第に現実を見据えた活動期に入っていく傾向になります。
獅子宮に象意を持つ人は、多くの人が、今は、世俗一般的にいえば「不運期」、実際的にいえば、自分の生活や仕事を見つめ直して、学び直しつつ、人生を一から「再スタート」していく人生期を過ごしています。
それもここにきて、人によっては半年から1年近いタイムラグがありますので、全員とはいえませんが、早い人では「慣れた」というか「ふっきれた」ように前向きにとらえていけるディレクションを受けはじめました。
それは、良くも悪くも「イージー」にとらえるために、気分的には幾分なりとも楽になることが多いとしても、大半の方にとって「再スタート」のディレクションはもう少し続きますので、それも心に留めておくべきです。
One-Point ◆ 獅子宮の後半に象意を持つ人をはじめ、今週は、「恋愛運」や「異性関係運」が、そういった運勢や要素を最初から生まれ持つ人ほど、活発になり、交遊を広めていけるときです。
乙女宮に象意を持つ人は、一部に例外は出てきますが、今週は気づかずとも自分の対外的な魅力や美意識が高まっていることもあって、「恋愛運」や「交流関係運」に恵まれるときになります。
ただし、ある程度は、人の意見を聞いたり、妥協していくことも必要なときで、頑なに自分の情念を押しとおしたり、ワンマン的な言動に出ると、対立含みで、逆効果にも出かねませんのでご注意ください。
自分自身の信念や価値観までも変える必要はないのですが、柔軟に、自分とは異なった相手の個性や考えを受け入れることで、上述のディレクションが有効に作用していくことになります。
One-Point ◆ いずれにしても、自分の美意識やビジョン、また直観が高まったり冴えわたりやすい今週なので、それに基づいて行動してよく、謙虚ささえ失わなければ運勢を活かせるときです。
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