宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年 5月10日アップ
今週は、21日のちょうどお昼12時頃に太陽が双子宮に入宮します。
19日に、火星が天秤宮9度で順行に戻ります。
1か月間ほど続いた火星、山羊宮の冥王星、牡羊宮の天王星、蟹宮の木星の大十字(グランド・クロス-90度×4)は、火星と木星の矩(スクエア=90度)がなくなっただけで、今週からは、天秤宮のケレスによる同大十字(90度×4)が形成されます。
ケレスには双子宮の水星が三分(120度)で、木星と蠍宮の土星も三分(120度)です。
牡羊宮の金星は天王星と合(コンジャンクション=0度)で大十字(90度×4)に加わります。
冥王星と土星のミューチュアル・リセプションは継続中です。
Point ◆ ということで、火星による大十字(90度×4)崩れと、ケレスによる大十字(90度×4)の形成によって、さらに続くことになります。
ただ、今週からは、いわば「マイナスの大十字(90度×4)」がメインなので、これまでの旧い体制や主張が失われる大逆転のときにもなってまいります。
今回の一連の大十字(90度×4)のメイン・イベントにもなり、過去にこだわらずに、新しい(宝瓶宮時代の)精神意識や考えをもって、再スタートしていく時代がはじまります。
ちなみに「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座の意義と価値も、ここにあります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、左欄外の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、今週から「マイナスの大十字(90度×4)」がはじまりましたので、旧い精神意識を捨てて、新しく、オリジナルな自分の「個性」を発揮していくときです。
精神意識をうまく、宝瓶宮時代に通じるクオリアルなものに切り替えられている人のみが、昨今のディレクションである組織や社会のTOPに立ってリーダーシップを発揮していく人生期へと進んでいくことができます。
もちろん、どのようにとらえたり、お考えを持たれようと、それはご自由なので、「信じる・信じない」ではなく、ご自身の昨今の状況や感性を研ぎ澄まされて、本当かどうかご判断されてください。
One-Point ◆ 今週が、名実ともに、これからの時代にふさわしい自分自身になって出発していく大転換期やスタートのときになります。内容は、人それぞれですが、方向性はそうなっています。
牡牛宮に象意を持つ人は、今週中頃を前後して、パートナーを含め、ご自身の生活や考えを、今一度、現実に沿うように、大転換をしていかなければならない出来事が起こりやすくなります。
良いとか悪いという意味ではなく、「自分」という器に古いものが入ったままだったり、古い環境の中にいたままでは、今後の新しい時代に、発展も成長もできないために、社会(現実)に目を向け、変わらなければならないためです。
たとえ今週、自分が愛用してきたものや、愛着のある環境を離れなければならないようなことがあっても、そうしなければ、次の「幸せ」に向かえないために起こるものなので、前向きにとらえていくべきですし、そうできる現在です。
One-Point ◆ 左欄外の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、今週から「マイナスの大十字(90度×4)」がはじまりましたので、宝瓶宮時代のクオリアルな意識をもって進むとよいでしょう。
双子宮に象意を持つ人は、どこにディレクション・ポイントを持つかで、多少の強弱は生じますが、今週は「社会の現実」に自分自身を落とし込んで、言葉ではなく、「リアル」なスキルを見出していくとよいときです。
左欄外の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、今週から「マイナスの大十字(90度×4)」がはじまりましたので、いったん自分をなくして、宝瓶宮時代のクオリアルな世界に身を置いて、「自己転換」を図るべきときになります。
ごく単純に申し上げますと、自分らしい意識が高まるときですが、自我意識を発揮すればするほど、逆に大十字(90度×4)の渦中に身を置き、トラブルや問題が生じやすい時期にあるのが痛し痒しです。
One-Point ◆ 「マイナスの大十字(90度×4)」は、課題に輪をかけることもありますが、逆に、自意識は持ちつつも、自分をなくして、現実からとらえてみることで、発見できるものがあったりします。
蟹宮に象意を持つ人は、左欄外の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、今週から「マイナスの大十字(90度×4)」がはじまりましたので、もはや、流れに身を任せざるをえない今週になりそうです。
一概に、それは悪い意味ではなく、むしろ、逆に、自分を取り巻く周囲の現実に身を委ねつつも、そこから「何か」を学んで悟ったり、新たな方向性を見出していくことができるときになってまいります。
それが、宝瓶宮時代に通じるクオリアルな精神意識に基づく方向性であれば、なおベストで、ご自身の趣味や個性や自己理想に基づく「ビジネス」や「社会活動」を広げていく展開が可能になっていくのです。
One-Point ◆ そういったこともあって、昨今、新たにはじめた仕事やビジネスを、ご自身の自我意識をはじめ、現実の人生や生活に否応なく落とし込んで、実体化していくとよい今週になります。
獅子宮に象意を持つ人は、左欄外の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、今週から「マイナスの大十字(90度×4)」がはじまりましたので、前向きな意識転換をして、人生を再スタートさせていくチャンスのときです。
とくに今週は、週の中頃を相前後して、自分らしい理想の自己像や、組織や現実社会に根付いた考えをもって、一から自分の人生や奥深い精神意識を前向きに見直していくことができるときになっています。
それが、宝瓶宮時代のクオリアルな精神意識や現実に沿うものであればあるほど、将来は明るく確実なものになっていきますが、それは、ご自身の自由な意志でもって選択されるべき問題なのも事実です。
One-Point ◆ 獅子宮のみをみても、人生の再スタートを図るときで、他に持つ運勢サイン(宮)によっては、さらに、昨今の大十字(90度×4)のディレクションも受けることになる人生期にあります。
乙女宮に象意を持つ人は、星の配置から単純にいえば、昨今の大十字(90度×4)とは関係ないのですが、今週は、そうともいかず、むしろ複雑に渦中に身を置くことにもなっていきます。
左欄外の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、今週から「マイナスの大十字(90度×4)」がはじまったことが大きな要因で、自分の見識や実力をはるかに上回って社会の現実が動いたり、否応なく変化していくことにも起因しそうです。
もっとも、「星のディレクション」は星のディレクションで、自分自身が生まれ持つホロスコープ(出生天球図)や、社会的な見識や実力のレベルによっては、星のディレクションを超えて、活かすことが不可能とまではいえません。
One-Point ◆ これからの時代は、宝瓶宮時代に通じるクオリアルな精神意識や現実認識を身に付けていくほど、そうなっていきますので、そこに意識を合わせることは次第に重要になります。
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