宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年 3月 1日アップ
今週は、6日に木星が蟹宮10度で順行に戻ります。
同日、金星が水瓶宮に入宮します。
その金星は、今週中頃まで天秤宮の火星と矩(スクエア=90度)で、その頃、火星は、水瓶宮の水星と三分(トライン=120度)に入ります。
一方、水星は、蠍宮の土星と矩(90度)で、土星は、魚宮の太陽と三分(120度)です。
木星は、魚宮の海王星と三分(120度)です。
牡羊宮の天王星を軸にした、木星と山羊宮の冥王星とのT矩(Tスクエア=90/90/180)は継続中です。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、ほぼ今年いっぱい続きます。
Point ◆ 長いこと10度〜13度の狭い範囲でT矩(90/90/180)が続いていますので、1日の中で4つの基本点(ASC、IC、DES、MC)を交えて40分ほどずつ、1日4回の大十字(グランド・クロス=90×4)が形成されています。
精神的に民度が高く、友好的な方は問題ないのですが、精神レベルが低く、敵対的な想いを持つ人の場合は、大十字(90度×4)がマイナス方向に働く可能性が出ますので、月の配置次第では、事件や事故や問題を起こしやすくなってしまいます。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、左の欄外の「今週の星の動きと傾向」に書いた大十字(90度×4)の影響を直接的に受けるサイン(宮)の一つになります。
当該大十字(90度×4)は、4月が近づくにつれて本格化していき、「大凶座相」とはかぎりませんが、いずれにしても本物かどうかが試されているときになってまいります。
牡羊宮の場合、自分でも気づかずに「こうあるべき」という正義心から自分なりの「思い込み」を持ちやすいタイプなので、猪突猛進的にそれが強く出過ぎると、トラブルを起こしやすい時期に入っています。
One-Point ◆ 正義心やルールは必要ですが、人それぞれに「価値観」や「想い」があり「感情」を持っていますので、そういった相手を理解できる見識や心があれば、上述のかぎりではありません。
牡牛宮に象意を持つ人は、今週は自分の魅力が高まり、職場や社会で人気運を発揮できるときですが、異性関係や恋愛運は今週前半までは、念のため、まだ注意が必要なときになります。
後半以降からは、自分らしさが輝きを増すときになりますので、仕事も恋愛も、ここぞというチャンスがあれば、積極的に活かしていくとよいでしょう。
そういうコミュニケーションを活発にとれるイケイケ半分のときですが、その一方で、生来の内弁慶が強く出た場合、二の足を踏んだり、疑い半分のときになりますので、結局、チャンスはまさに相手次第で決まりやすいでしょう。
One-Point ◆ 全サイン(宮)的にみれば、昨今の大十字(90度×4)の影響圏内にあって、牡牛宮は比較的その影響を受けにくいほうですが、それでも現実転換は必要な人生期にあるときです。
双子宮に象意を持つ人は、前半、中盤、後半のどこに象意を持つかで、少なからず今週の運勢は変わってきます。
ただし、その線引きが微妙な今週なので、どんなディレクションを受けるか、まとめて書いておきますと、楽観的になる人、悲観的になる人、夢や理想を求める人、逆に現実を重視して着実な人、加えて両方を受ける人がいます。
こういうディレクションのときは、自分自身でご判断されたほうが正確なので、今週は起きる出来事を一緒くたにしないで、一つずつ上のどれに当たるかを分けて考えて、個別に対処していくほうが、混乱やミスを避けやすくなります。
One-Point ◆ シビアな現実的な対処が必要なのに、夢や理想論で対処すると間違います。逆に、高く目標を掲げて進むべきなのに、悲観的に現実を考えすぎると、進めなくなるといったことです。
蟹宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、左の欄外の「今週の星の動きと傾向」に書いた大十字(90度×4)の影響を直接的に受けるサイン(宮)の一つになっています。
その大十字(90度×4)は、4月が近づくにつれて本格化していきますが、必ずしも、「大凶座相」だったり、「不幸」な出来事が訪れるとはかぎりません。
そういったなかで、今週また昨今は、人によっては今一つパワーが出にくく、行動に移しづらかったり、案外と危機的状況なのに深刻にとらえられずに、安易に流れに任せてしまうような人も多いときです。
One-Point ◆ それが必ずしも悪いわけではありませんが、状況によっては、放っておくと今後、ますます事態は悪化しかねないケースもありますので、本物かどうかが試されるときになります。
獅子宮に象意を持つ人は、そろそろ気づかなければならないのですが、過去これまで当たり前にしてきた自分の考えや認識や美意識を、変えるべき昨今の現状になっていないかかどうかを、見極めなければならないときです。
というのも今週また今月は、自分の過去の認識や考え、また行動パターンを変えていく最後のチャンスのときで、実際、社会に広く目や意識を向け、周囲の意見を聞いて方向転換をしていかなければならないときだからです。
「いや、自分らしくいく」という頑なになるディレクションが働いていなくはないのですが、逆に広く社会に目を向けて、思いきった転換もできるときです。
One-Point ◆ どのようにされようと、それは自由なのですが、結局のところ、本物の自分自身か、トップに立てる自分なのか、究極的な選択や一から出直しができるかどうかが問われています。
乙女宮に象意を持つ人は、自分自身というよりも、仕事や対人関係に最大限に本領を発揮していくべき今週また今月になりそうです。
両方の可能性がありますので、具体的には何とも言えないのですが、対人関係に期待しすぎても、現実は思うようにいかないことも起こる時期ですし、逆にシビアに現実的に対処していくことで、前向きな期待を見出せる時期にもなっています。
ポイントとなるのは、やはり乙女宮らしい実務能力やスキルといった本物の実力を持っていることで、今週はそれを発揮しやすいときにありますので、有利ですが、技術に偏らず大局的な見地から交渉や対処をしていくとよいでしょう。
One-Point ◆ 昨今の星回り自体がそうなので、ことは乙女宮のみにかぎらないのですが、自分自身が四方八方をみて対処していける見識を持った本物かどうかが、問われていくときになります。
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