宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年 2月15日アップ
今週は、19日の午前3時頃、太陽が魚宮に入宮します。
27日に水星が、水瓶宮18度で順行に戻ります。
翌々日の3月1日に、火星が天秤宮27度で逆行に入ります。
翌2日には土星も、蠍宮23度で逆行に転じます。
その土星と水星は矩(スクエア=90度)です。
火星も、山羊宮の金星と矩(90度)で、水瓶宮から魚宮入りする太陽とは、三分(トライン=120度)をとります。
その太陽と合(コンジャンクション=0度)の魚宮の海王星は、蟹宮の木星と三分(120度)です。
牡羊宮の天王星を軸にした、木星と山羊宮の冥王星とのT矩(Tスクエア=90/90/180)は継続中です。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションも継続中です。
Point ◆ 火星が逆行に入ったことで、いよいよ大十字(グランド・クロス=90×4)に向けたカウントダウンがはじまりました。
そういった点では、転換点となる今週です。
今週は、善意や正義心からだとしても、自分でも気づかないうちに批判的にも敵対的にも出やすいときです。
衝動的にならずに、事実かどうかを調べたり、よく状況を把握して動いたほうがよいときです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、後先考えず、何かと衝動的に行動に出たり、思い込みに走り過ぎて、軽率な言動をしないように注意が必要な今週になります。
とはいえ、理性では止めにくいゆえ「衝動」なので、ふだんから事実関係を確認してウラをとっておくなど、表層的な判断をしないように、裏の裏も含めた知識や見識を深めておくことが大切になってきます。
昨今また今月は、仕事運もあり、自分の魅力を発揮できる運勢のときなので、そういったせっかくのチャンスを潰さないように、自分から衝動的に軽率な言動に出ないように気をつけておくとよいということです。
One-Point ◆ 良いか悪いかはともかく、どちらかというと、自分でも意識しないままに感覚的にも、またイージーにもとらえやすいときなので、いつもより余計に衝動的に出やすい今週になります。
牡牛宮に象意を持つ人は、一言でいうと恋愛運や人間関係運は活発なのですが、さほど思いどおりには進展しにくかったり、少なからず障害や困難を伴いやすいときになりそうです。
逆に見れば、異性も含めた人間関係は一見、慎重ではあるのですが、その一方で、自分でも知らないうちにちょっとしたことをイージーにとらえたり、希望的観測を抱いてしまうなど期待してしまうゆえに生じる反動だといえなくもありません。
ただ、課題が生じたとしても基本、運勢が悪いというわけではありませんので、過度な期待を抱かずに、現実をみて慎重に接すれば道はあるときです。
One-Point ◆ 牡牛宮にかぎらず今週は、「思い込み」による対立が起きやすいときなので、牡牛宮らしくちゃんと現実をみて、慎重であれば、逆に冷静な判断によって成果を期待できるときです。
双子宮に象意を持つ人は、自分が持つ実力や見識のレベルによって、今週の運勢や出来事は、各々ピンキリにも異なってくるときになります。
実力や見識がない場合、今週はイージーな思い込みによって、「こうだ!」と信じてしまったり、逆に「策士、策に溺れる」ような浅薄な判断をしたり、衝動的に勘違いした言動をとってしまう可能性が高まるときです。
逆に、実力や見識がある人であれば、冷静に現実の裏の裏を見抜いて、社会の公正なルールにのっとり、実現可能な目標を描いて、デメリットも考えつつ、表層的にならずに誤魔化さず着実な手を打っていくことになるでしょう。
One-Point ◆ 悪意はないとしても、また正しい事実認識に基づいた善意の気持ちからだとしても、感情や衝動で行動したり、ただ意見を述べるだけで、それがうまくいくとはかぎらないときです。
蟹宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、自分でも気づかないうちに、楽観的に思い込んで行動しやすいときで、我知らず、気分や気ままになって心境が大きくブレていく今週になりです。
もっとも、自分の「心」や「気持ち」や「想い」を、冷静にかつ客観的に把握したり、判断できているなら、そういったことは起こらないので、自分の揺れ動く感情の高低や変化の大きさに気づかないことが多いでしょう。
そのため、今週は妙に楽観的になったり、かと思えば、逆に悲観的になったり、自分はいいとしても、周囲に対しては、ほどほどにしておくことが必要になるかもしれません。
One-Point ◆ 感情が悪いわけではありませんが、多分に個人的なものなので、人や社会の中で接するには、全体的なバランスや暗黙のルール(秩序)を守るほうが有効に活かしていけます。
獅子宮に象意を持つ人は、ごく大雑把に単純化していえば、昨今は「試練期」(本当は「転換期」)の中にある幾分、憂鬱さも感じざるをえない人生期にありますが、今週に関しては、その例外となるときになります。
アクティブに、行動や活動範囲を広げていける今週で、獅子宮らしく理想とするビジョンを描いて、前向きにも、楽観的にも自己アピールをしていける今週になるでしょう。
それは楽しまれればよいことですが、現実は、自身の「理想」や「ビジョン」とは異なることも多々あるときなので、少なからず自分の考え方や意識を変えていく必要性が生じざるをえない昨今です。
One-Point ◆ 仮に、そういった現実を無視して、自分の「理想」のみを自己主張した場合、事態は一転、昨今の運勢どおり厳しい局面を迎えていくこともありますので、「耳」も必要なときです。
乙女宮に象意を持つ人は、今週は対人関係が活発になるときで、良いか悪いかはともかく、厳しさの中にも、前向きな希望(的観測)をもって、VIPクラスや不思議な人とかかわりが起こりやすいときです。
そういった人々との出会いや交流によって、自分の見聞を世界的に広げたり、また不思議系の神秘的な世界にまで、意識や関心を広げたりできますが、それは決して悪いことではありません。
ただし、いずれの場合も、相手の言い分を100%信じてしまうよりも、自分なりにでもいいのですが、いったんは周囲の現実に落とし込んでみて、自らに合わせて検証していくことも重要になります。
One-Point ◆ あえていえば、対人関係が良いことと自分の運勢が良いことは、必ずしも同じではないので、対人関係の現実やその示唆を、自分のスキルアップにつなげていくとよい今週です。
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